放浪カモメ

Jun.19
最近はトレーニング時期と割り切っていた。
そんなフラストレーションの溜まる中、嬉しい誘いを頂いた。

というわけでLightfootwork枝村さんと糸島へ。

まずは糸島代表格のビーチ付近、雨上がりで湿気がある。このエリアでは珍しいとのこと。
糸島一乾きの良いエリアでこれなら、唐泊はもっと際どいだろう…。

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まずはこれ。絶妙な左手のスローパーとランディングが相俟っていい感じ。

そしてこのエリアのシンボル。

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2005年5月、枝村さん初登 放浪カモメsds

小さいポッケの中の水晶の保持、
抑え込む力(もしくは背筋)、
そして一番はスリッピーなフットホールドの処理。

2パターンのシーケンスを見出し、最後の最後まで悩んだが、1時間打ち込みの上選択したのはmove強度の微かに低いが足運びの多い方。

12時に移動を決め、ギリギリで成功した。

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登った後見返した指先には血が滲んでいた。
強度、内容、ロケーションの兼ね備わった課題、
多少エッジが鋭いことを差し引いても有り余るクオリティだと思う。
こいつを9年前に完成させていることが凄い…。

放浪カモメ 第2登 体感v10

ぎりぎりまで付き合ってもらった後は探索探索で、
夕方辿り着いた先は、振り出しに戻り先ほど滞在した海を見下ろせる山の上。

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そして二人で見出したラインは…斜面の中にある綺麗なフェイス。
アプローチの藪をねじ伏せるが相当悪い、このメンバーで苦戦するとは。

さらに到着してからも一筋縄ではいかず。
斜面に見えていたが、藪を払ってみると垂直の段差、下手すると相当転がる。
一大事にはならないとしても痛いはず。

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少しやって意見が一致し撤収。
こりゃやりすぎた……。

この時点でもうお腹一杯であったがさらに魅力的な岩を発見。
こうなったらやるでしょうという意気込みで。

そこそこ打てば登れるだろうという見込みも甘く、
これは気持ちの良い敗退!

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確実にテクニカルないい課題になる予感、
シーズンにまた。

クールダウンとも思ったがワークアウトぎみなので撤収。
枝村さんありがとうございました。

〜その後mywayへ。
しゅうじが相変わらずえらいたくましく、2段まで6本残し本当に終了。

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