「はじまりの森 ー公開調整中」カテゴリーアーカイブ

主要な開拓はほぼ終わり、諸事情により公開を見送ったエリア。
現在最終調整中。今暫しお待ちを。

finity infinity(ホールド欠損後) V12

finity infinity 2017.3.9

3月9日(木)
前回形を作っておいたfinity infity(ホールド欠損)をやる。
夜雨が降ったのでどうかと思ったが、こちらはさらに悪く朝まで降っていたようだ。辺りは水気で黒く染まっている。

ルーフの中は辛うじて濡れていないが、湿度は高く酷い状態だ。

それでも登れる気がしたのでアップを兼ねてmoveを確認。
やはり余裕を持って熟す事が出来る。登ったのは2009とか2010だったと思うので、約8年分の進化を感じた。

核心部入口、気持ち悪いトゥをせずに真っ向勝負で出来るようになり、解除の際横の岩に当たるという後ろめたさは無くなった。
最大の核心、後半パート…余裕はあるものの安定しない。
フック解除でどうしても足ブラになる。過去はこんな足ブラmoveなかった気がする。
少しだけ時間を費やし探ったが解決策は見いだせず。めんどくさくなり繋げることに。

1便目、シビアなフックの効きが浅く距離だしの際に外れて落ちる。
2便目、フックもうまく決まり、ほぼ完璧に最終局面に入れた。前回はラスト一手で二回も落ちている。今回も例外なく指が開いてきたがアドリブでセミアーケからオープンに変更、すると保持感が増した。よく考えたら更紗のトレーニングでオープン強化したんだった。
11手目、核心ラストムーブもこなせ残り2mを駆け上がり岩の上へ。

finity infity V12(欠損後改定)

2便で登れたものの、この手の長ものは短期勝負必須であったので集中できて良かった。

正面を登るわけではないので見栄えのする課題ではないが、ゆくゆく琥珀ついでに実力者に再登してもらえればと思う。
どちらにせよ、このエリアにおいては登り以外でまだやらないといけないことは沢山あるので、ぼちぼちやろう。

思いの外よれていたので、エリア移動はやめ、既存のV10のバリエーションをやった。

暫くして登れたものの面白くはなかったので、無かった事にした。
昼過ぎ、少し早いが身体にダメージがたまってきたのでクールダウンで数本登り終了。

掃除と案内と彩

3.6 mon
知人より丁度良い課題を教えて欲しいとリクエスト。
整備を手伝ってくれることを条件に承諾した。

朝一より作業、
水量増す度に埋もれ、
夏を越える度に苔が広がる。

整備がすんだところで登る。
課題は予想通り丁度良かったようでこちらも満足。
通うならばと、ついでに再整備をお願いした。

私も少しだけ登る。
彩V10のリピート、毎回moveを忘れるので新鮮。

夕方より一人projectへ。
先客がいた。

どうやら住み着いているらしい。
くるな〜くるな〜
と、必死に抵抗していたので仕方なく断念。

日暮れ寸前であったが、登り足りないので移動。
Finty Infnty V13へ。
去年ホールドが欠け、難易度が変わっていたのでとりあえずやってみた。
heavenlydaysを登った後、かなり通いつめて登った課題なのだが、1箇所岩の隙間にトゥをかけるシーケンにて、どうもヒールが隣の岩を擦っており気持ち悪かったのでずっと気になっていた。
流石にもう8年前に登った課題ともあり、今回かなり易しく感じた。問題のトゥを使用せずとも当初描いた真っ向勝負シーケンスでポコポコ成功させれる。
ただ、流石に13手ある課題ともあり、繋げる難しさは健在で今回は敗退。
暇な時に登ろう。

anybody’s game low v12/13と荒野

3/22
先日完全敗退したanybodys gameのlowをやるために、珍しく早起き。
早朝より取り付く。

しかしどうも登れる気がしない。
フック解除のふられがどう考えても耐えれる気がしない。

とりあえずアップで他のパートのおさらい。
今回は心身ともにフレッシュであったため感触は良い。
とりあえず繋げて見る。

1便目、案の定ふられで指先に思い切り負荷がかかり、耐えれずふっとぶ。
やり過ぎると段差下までふっとびそうで怖いし、強度が高すぎて到底耐えれる気がしなかった。
anybodoy’sgameのオリジナルムーブに戻すために確認。手数が大幅に増えるが負荷は減る。
ただ確率の悪いmoveが二連発することもあり、ストレスがかかる。

少し考え、フック解除のふられを、足中継で殺せないか試みる。
ヒールに本気で力を込めたら成功した。
さて、繋げた時どんな負荷になるものか。

繋げ1便目、気楽に取り付く。
前半も軸がぶれたなぁなんて思いながら、落ちることはなかったので核心に突入。
リップデットも止まったので本気でヒールフック。足中継に成功。
あまり感触は良くなかったが突っ込むことにした。

上部前の最後の核心、
インターバルが短すぎかなりパンプしてしまったが、気合いで一手出し止まった。

あとは余計なハイボールパートをこなし、無事トップアウト。

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かなり疲れたが登れてよかった。
グレードは…、anybodys gameは同系統のhevenlyより確実にワンランクは悪いが何故かv12。
それよりは明らかに難しい。
とはいえ、同系統のv13はもっと難しい。v12の範疇ではないだろうか。
ここは公開予定なので、いずれやって貰おう。
とりあえずv12/13ということで。

早く来すぎたため、大幅に時間が余る。
ある意味予定通りであったのだが、大移動し、こないだやり損ねたハングをやりに行く。

…すると、何故か濡れていた。
乾きが悪すぎる……。

諦めきれず無理やり取り付く。
かろうじて二つのラインのmoveがばれたが、繋げると指がフニャフニャになってmoveが起こせず。
潔くなく、2時間打ち続けたが出来ない……、イライラしながら敗退を決める。
不本意だ……。
いつ乾くんだこの岩は、、濡れた岩に強くなりたい。

あまりにも気分が悪く、高原で登り直し。

野焼きした直後の丘は、想像を遥かに越えた美しさで、
全ての出来事が吹っ飛んだ。

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通えば、いつか乾くだろう。
また来よう。

…これだから遠くに宿題を残したくないのだ。

ag lowproject.

3.18
1日のセットを無事終えた。
日中の晴天、週末の雨予報、行くしかないと思いナイトへ。

普段10:00過ぎにしか起きないのにこの日は早起き、しかもセットというハードワーク…少し無理してる気はしたが、速攻projectを終わらせてすぐ帰ればいいと考えていた。

狙うはag v12のロースタートproject.
前回ざっくりmoveをバラしていたのですぐに繋がるという見込み。
agのパートも良いmoveを発見済み。

気合を入れて挑む。
そして2時間の打ち込み、結果は敗退。

ルーフということもあり、繋げると強度が高かった。さらには今回は気温20度近く、バラした際のコンディションと大幅に違い、ギャップに少し感覚が狂った。

あとは4move減らせるシーケンス発見が遅すぎた。
総合力的に、今回は完全敗退。
さて、シーズン間に合うだろうか。

はじまりの記憶と琥珀v12

たるいカチから右のエグいカチにランジするprojectがあった。
正直私はカチが嫌いだ、そして苦手だ。
moveが面白そうなだけに残念な気持ちを持ちつつ放置していた。

2014年3月、それは二日間の濃厚な時間の末、室井登喜男氏により解決。
はじまりの記憶v10という課題となる。
短い期間の中で初登まで持っていく氏の姿をそばで見て、感動した。

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その次の秋に私も登った。
ただ、その時はその完全体であるシットスタートprojectなんて全くイメージ出来るものではなかった。
何せ核心部のランジはひたすら飛んで成功させたのだから、下部でダメージを受けてからなど…。
…さらに核心後に落ちる可能性の増すダイレクトアップなんてトライする気すら起きなかった。

2015年、放置しているprojectにカチの絡む課題が増えてきた事に危機感を抱きはじめる。
そこで今期はカチのメニューを入れる事にした。

冬、数値も増し、無事に幾つかのprojectを終えた。

2016年春前、メインのprojectの止まらなくなったスローパーを眺め、今期断念することを決めた。
上りゆく気温を言い訳に。。。

では、次に何をするか考えて…
真っ先に出てきたのが、はじまりの記憶の完全体であった。

3月9日 トライ前日、一応カチの数値をとってみることに。
見事に下がっていた…岩に行きすぎてサボっていたせいであろう。
とはいえ、2014年よりは遥かにましだ。

3月10日 不安を持ちつつトライすることに。
アップでランジ体制を確認、思いの外感触は良い。
たまたま寒気が味方してくれたのが良かった。

数便でランジはとまった、ただ予想外に核心後の右トラバースが悪く、まさかの落下。
リピートトライで舐めてただけかと思ったが、隣のラインから確認。やはり悪い。手順をちゃんと固める。
翌便、無事repeat。

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核心の精度が今日は非常に良い。
完全体を狙うことにした、隣のラインから上部のホールドチェック。
ガバの位置を覚えた。

ダイレクトの上部は、過去地ジャンスタートで登っている。
そのパートの核心はランジで、v6程度。
数度地ジャンでトライしたが失敗。指皮の消耗が激しい。
感触はつかめたのでそこでやめ、lowの部分を確認。ここは完璧。

しっかり休み、繋げる。
するとやはりはじまりの記憶の核心、カチランジで落ちる。
何度やってもとまらない。

下から来るとわずかに足順が変わる。
大した違いだと思ってなかったが、よくよく考えたら重心が下がる。
無理やり調整し、足順をスタンド時に合わせることにした。

次の便で、カチランジ成功。
ダイレクトアップを目指す。
手順を合わせるための右手5mmのミニデットがかなり怖い、が無事成功。
手順を入れ替え上部突入。

手順合わせに成功したら足が残せることはわかっていたので無事突破。

短いが長く感じるクライミングを終えた。

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琥珀 v12 とする。

はじまりの記憶
はじまりの森と名付けたこのエリア、
そのエピソードを室井さんに話したことでこの課題名になったと解釈している。

?
狙う氏の姿、
この岩の前の張り詰めた空間に佇むその情景が、今でも鮮明に思い出される。
それこそが私とこのラインの、はじまりの記憶。
終焉したこの先も、この課題と想いを閉じ込めて残れせれば…
そんな意味を込め、名を琥珀とした。