「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

ABP、その後縁他

1月6日
朝、ABP(あした初登)を登る。

予定通り時間に余裕が出来たので、今季最も苦戦するであろうRedNoahPをやりに移動。果たして勝負になるのか。

1時間近くかけて移動したのにどうも川の水量が多い。

一番近いアプローチは通行不能。仕方なく対岸にアクセスできそうなポイントを何箇所かまわるがどこも厳しい。

結局、岩まで辿り着けず。実は今季一度も対峙できていない。何となく、やりたい時にやれると思っていたけどどうも違ったようだ。
気温が上がりトライ出来なくなるまで残り3ヶ月。時間がない。焦る…
(この日より川の水量をチェックするようになったが未だトライできていない。)

仕方なくエリア移動。
どうするか迷ったが、やや遠い「縁」に行く。2014年に登った岩だがどうもランディングが変化しているようで。


2020年現在


2014年時

下の邪魔な岩がなくなり、すっきりとしたスタートが可能になっていた。

リップへのダイナミックな一手が非常に面白いライン。当時はランディングが狭くトライ中何度か川に落ちたが、今はしっかりと下地もありトライしやすい。


縁(エニシ)
2手下のアンダーからすっきりとスタートし登ったわけだが、グレードはどちらも変わらないだろう。ならばこの方が良い。グレードはv9くらいだと思う。

2014年はかなり多くの初登をしていて一本一本の記憶が薄い年だが、「繊月の如く」然り改めて辿るとかなり良い岩を登っている。
縁も、このグレードをやる人にはかなり良いと思う(それなりに高さはあるので振られ落ち慣れか、力量的に余裕がないとやややばいが。)というよりv9では間違いなく”紹介できる良い岩トップ5“に入る。このあたりに良い岩はこれしかないが、気になる人がいれば案内したいと思う。

微妙な時間だったので周辺で少し登り、雨が降り出したところで撤収。

岩の上のパイナップルみたいな木が特徴的。
パイナップル v2

2020初詣初登

2020年1月1日

実家速見で朝を迎える。
昼過ぎ、裏山へ上がる。

城山 石鎚神社

かなりの山奥にあるがいつも綺麗だ。
お参りをし、有り難く御神酒をいただく。

そのまま車を置き、森に入る。

去年の今日と同じように、Projectをやる。
全く出来なかった。

それでもその一時一時が味わい深く感じれた。時折、下の神社に参拝に来たであろう子どもの声が響き、丁度良い気分転換になった。
結局日没寸前まで過ごす。

何も登れず何も出来なかった1日…来たことに意味があったかと言われたとしたら即答で
「清々しい初登りができた」
と答えれるような1日を終えた。

久留米に帰る。

雨上がりの散歩

12月23日

酷く雨の降った翌日、ネットで川の水位を見る。するとほぼ平常時まで低下。ということでRedNoahprojectを見にいくことに。

近くまで行き気付く。岩は乾いていそうだが川は増水、アクセスできないことがわかった。


(これは違う岩)

仕方なくエリア移動。かなり前に登ったJetのロースタートの可能性を確かめることに。

Jetはさっくり出来た。v9程度だと思う。
ローは…

可能性は感じたものの、まだ勝負にならない気がした。もう暫く寝かそう。

その後竜体山に移動し、小野寺さんが見た可能性を見に行くことに。

生憎岩はビシャビシャ。登り足りなかったのでやっては見たものの、中央より上は保持できないほど濡れていたので断念。

可能性を聞いたカンテラインはかなりやばいラインが出来そうだ。
カンテではなくハング正面のホールドとカンテ際のホールドを組み合わせて登れば良い感じに仕上がりそうな気がした。

コンディションが良い時にやろうと、一旦引く。


陽はまだ沈まない。トレーニングすべくフエコドームへ。

左から順に登り、暗くなったところで撤収。


赤き麗 v10

種火と熾火とトポ

9月12日

少し早起きをしてやや遠くの岩へ。その岩は山間部にあり、一度濡れたら乾きも悪い。晴れ予報が続いたので行けると踏んだが山はどうやら降っていたようで、岩はグズグズ。

少しだけやり敗退を決める。

さてどうするか、時間はまだまだある。現在地からすればかなり離れた位置で登っている栗崎と合流することにした。
場所は合楽川桜滝上流。

岩は乾いていた。ただ夏に整備したらしい下地は、見事に流されていた。
再整備。

1時間ほどかけトライできるまでに仕上がった。ちょっとの雨は持ちこたえてくれるだろう。

早速取り掛かる。とはいえ全く登れる気がしない。栗崎は右カンテを。私はハング左を。栗崎のラインは、強度それなりに
ランディングがかなりやばい。ホールドやムーヴも分かりにくい。どうなるのだろう。。?

私のやりはじめたラインは正直強度以外の魅力は皆無に等しい。とにかく悪い。予定していたsdsでは離陸すら不能、これはv15(五段)をはるかにオーバーしている。

よって上のカチからはじめるも離陸すらままならない。
これは…気合いしかない。

指かわが裂けるのを覚悟して離陸、その2トライ目、まさかの初手とりに成功。正味この一手でこの課題が決まるといっても過言ではない。

絶好のチャンスだったが、私は2手目で落ちてしまった。上半身に力がこもり過ぎ足がキレてしまったのだ。

やってしまった。その後初手はとまらず。
1時間ほどして栗崎、意を決したトライで右カンテを登った。

種火 v6(1級) ランディングが悪く落ちれない1本。

その後も私は初手がとまらず。帰る時間になった。栗崎を待たせる形になったが、有難くも周辺整備をしながら過ごしてくれた。
終わりの時間はとうに過ぎた。裂けそうな人差し指の指かわをかばい、ランジ体制を正体から側体に変える。

初手がとまった。あれから、2手目以降は再三練習した。落ちる要素は一切なく完登。
熾火 v11(三/四段)

この一登は今年一番気合いが入ったといえる。が、余韻に浸る暇はない。店番の時間迫る。
ということでバタバタ撤収。。。

日田市天ヶ瀬南部に位置するこの岩。周辺には2005年あたりに登られたいくつかの課題があるが、それらはまたおいおい紹介するとして、今回登ったものを。
7月に再公開した湯釣の帰りにでもいかがだろうか。ランディングはしばらくあると思う…もしかしたら台風で流されているかもしれない。

天ヶ瀬から合楽川脇の道を南下。その後桜滝を横目に通過し(正確には滝は見えない)、最初のT字路を直進。すぐに右に水場があり後はトポ参照。

動画up

2018/2019動画

2018年9月から2019年3月の山で登った岩の動画、
過去アップしていなかったものをまとめています。

●キティズハウス v9(二段) 2018年10月 black/shadow
Blog

●lemons v11(三/四段) 2018年9月 boost,v3/shadow
Blog

●国津神 v11(三/四段) 2019年2月 SuperBlack/shadow
Blog

●勿忘 v12(四段) 2019年3月 react,boost,black/shadow
Blog

動画