「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

アポロと徒桜V10

2月から3月上旬にかけて、とにかく雨が多かった。
まともな岩を触れない日々が続く。

このままじゃいかんと思い、BDアポロ購入。

自分が動きやすい日に岩に行ってたんじゃ駄目だと思い、晴れたら仕事前や仕事終わりに岩に行こう作戦。

来たる3月18日、いざ決行。
事前に手に入れたアポロ、かなり明るい。最高!

快適な環境をものにしたわけだが、肝心の岩は何故か濡れていた。
雨降りすぎだ……。
目当てのラインには取り付けず。

仕方なく、随分昔登った徒花のsds projectをやる。
眠くてきつくてイマイチ集中できずにいると、まさかの雨が…

おい!!!
お陰で見事に気持ちスイッチが入り、バタバタmove組み立て。岩が濡れきる前には登ることが出来た。

ジャムだのフックだのランジだの、スタイルの切り替えが面倒くさいが、その面倒くささがむしろ面白い一本だった。
徒桜 V10とする。

その後、周囲の岩が真っ黒くなるまでprojectを触り撤収。


体力を削りつつ無理やりいった数回のナイト。
…周知の通り、3月後半からは晴れの日が続いた。

15分の岩登り

4/16 mon

午前中、用事を済ませ午後から先に書いたよう小国に移動。
わずかに時間があったので少々遠回りをして獅子岩へ。

17:00到着。

17:30には出ないと間に合わない。
ということで速攻準備をしていざ取り付く。

目的は放置projectとなっていたレグルスV9のダイレクト。

核心となるランジパート、色々試していたら可能性の見込める飛び出し方を発見。
というか2年前やった時も結局これにたどり着いたような?

キャッチし損ねた時の振られがでかすぎて、横の岩に突っ込むのを回避するのがかなりシビア。

ふと、ダブルダイノじゃなくとも出来るんじゃないかとやってみる。すると好感触。

次の便のランジで、
中指一本、とびだし前のカチに残った。
更紗V13(玖珠川乙女岩公開エリア)をやった時、中指を鍛えておいて良かった。

そして岩の上へ。

暑苦しく登り終えた先に見えた小さな花、
岩登りをしているって実感を得た。

今回は明瞭なスタートホールドからはじめたわけではないので課題ではない。
あくまで岩を登っただけだ。

所要時間わずか15分の出来事。
バタバタ片付け、仕事場へと向かう。

濡れたカンテ

それなりに酒を飲んだ翌朝、雨はまだ降っていなかった。
岩へ出向く。
着くと地面は濡れており岩も湿気ていた。

とはいえ触れない程ではないので、前回適当に掃除していた岩をやる。

リップ付近、持ちどころがイマイチはっきりせずさらに組み合わせも難解でシーケンスがわかるまでかなり時間がかかった。
上部がわかったところで下をやるが、悪い!とりあえず本気で悪い!!
v9程度のつもりでやりはじめたがこの湿気で勝負になる岩ではなかった。

コンディションものだとはわかっていたが、どうにかなると思い取り付いた。
どうにもならず。
最近岩の上に立ってなかったので登りたかったが…。

雨も降り出し撤退。登り足りなかったので登れる岩を探す。
いくつか登れたものの濡れた岩に思いっきり指皮消耗、
今年はイマイチコンディションが合わない。

DrogoPlasma V10

2/1
パラつく雪。とりあえず岩に出向くと吹雪になる。
道中徐々に景色が雪国へと変わっていく。
目的のエリアには明らかにたどり着けない。ということで予定変更。

河原のエリアなら陽が当たれば登れるかもと行ってみたものの…。

湿度が高すぎ待つだけ無駄な事がわかった。
ということで結局いつものフエコドーム。

前回登った辻ノ長歌の右抜け、
カワセミV6からHuecoPlasma V8/9に抜けるラインを。


アップで適当にバラす。

核心のカンテどめが苦しい。春夏秋冬や辻ノ詩v12はこのカンテどめが6手目にくるが、カワセミスタートだとどれだけ手数を省いても9手目にくるのでプレッシャーが増す。

一便目、ダメージを受けながらもとりあえず核心のカンテどめまで到達したので、適当に一手出すとなんととまってしまった。後半まったく覚えてなかったのでかなりアタフタしてしまったが、無事に成功。

成功してみると、思ったよりゲーム性の高い課題であることに気づいた。
Drago plasma V10

その後仲間と合流。
と、その前に駐車位置の変更を書いておきたい。

前回の記事か紙面で新たにできた公園の前の駐車を勧めたが、そこはどうもコミュニティバスの周回場になったようで、丁度散歩に来ていた方に聞いたが、今は前までのように横付けした方が良いようだ。
また、周回スペースではなくその端(要は奥)は大丈夫な模様。配慮してもらえたらと思う。
またこのエリア、雨でも登れるということはチョークが全く落ちない。ということでティックマークの利用は最小限に、また出来る限りのブラッシングをお願いしたい。

仲間と合流してからは特に登るでもなくダラダラして過ごした。

百年の夜明けと三隈川の今

昨年夏に登った百年の夜明け。

今はまた三隈川に沈んでいる。
詳しい情報はRockClimbing誌006号に書かせてもらったので、もし機会があれば読んでもらえたらと

昨年11月初めに下流にあるゲートの調整室も復旧し、三隈川の水量も人の管理下に戻った。
当時、数人しか触られないまま沈んだその岩を少しだけ名残惜しくも思った。

先日、いつも通り岩場帰りの夕方三隈川脇を通ったところ、見慣れた光景が目に入る。

災害前、当たり前のように見ていた学生らボート部の練習。
夕陽の美しさも相俟ってその光景が胸打った。

岩登りなどどこでも出来る。
変わらぬ日々に感謝するとともに、二度と夜明岩が出てくる事のないよう願った。

ちなみに三隈川は九州屈指の練習場所で、そこで練習するボート部は全国的に見てもかなり優秀らしい。