「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

山口ラボと室津ボルダー

今年の夏はあまりに暑い。

「岩は流石にダメだ」ということで、
みんなでジムに行くことに。

どうせ行くならガッツリトレに、ということで思い切って山口ラボへ


7月31日

昼過ぎに集合。
せっかくなので少し寄り道。

「室津ボルダー」

この地には私選ベストセレクトの一本、「フルアスターン」がある。

赤い岩盤の上を歩く。果てには青い空と海の境。
少し怖い崖を下ると海が近づき、磯をまわればその谷に巨石がゴロンとひとつ。

相変わらず良い岩だ。けど暑すぎる。
そもそもなんでこんな暑い日に岩登りをしているんだろう。

私も一つの目的が。

「アウトアンカー 三段」

実はこのライン、project時にローカルとセッションさせてもらっていた。ズタボロながら楽しい時間だったのを覚えている。

1時間の予定が結局2時間弱の滞在。
ラストトライでなんとか登ることができたのだけど、何度ラストトライがあっただろうか?


18時前、目的地に到着。着いたころには(一人除き)みんなヘロヘロ。。。
お土産にお茶をもらい撤収。今度はフレッシュで。最高に楽しかった。

NormaJean

梅雨明けの周遊で出逢った狭間の壁。
まだこんな出逢いが残っていたのかと。完全に一目惚れだった。

 

毎年、梅雨の終わりに来る酷い豪雨。
河川沿い偵察は数日に渡る。

偵察の終わり頃、
ふと降りた渓谷で凄いハング壁を見つけた。

久々の一目惚れ。

雨は降っていたがたまらず車まで戻り準備をし、慌てて壁まで引き返した。

本降りになるまでに何とか…。
そう願うも見た目通りの威圧感にやられ、モタモタしていたら大粒の水玉が落ちはじめた。
流石にここは水位が増すとやばい、撤収を決めた。

7/27

晴れ続きにも関わらずハング面は濡れていた。陽の当たる昼過ぎまで待ったが、むしろ状態は悪くなる。

「これは結露か」

雨が降っていた前回よりも悪い。

「今日はダメだ」

秋まで待つことにし、しばらく佇んでみたが待つことこそダメだった。
一目惚れしたその中央に在る一本のライン。そんなものにトライできないもどかしさこそダメだ。


一番湿気ている下部は雑巾で拭い、恐怖の上部は着地できる範囲で勝負をしようと決めた。

指先から湿気を感じるクラックを我慢して保持しリップに手を伸ばす。案の定湿気ており突っ込みきれず降りる。

葛藤を繰り返すも勇気がでない。
勇気よりも先に足から落ちれるシーケンスを見出す。

リップを捉えたそのトライで上部に突入。
あとは意外とコンディションが良く爽快に駆け抜けることができた。

Norma Jean

状況確認の周遊でまさかこんな宝ものに出逢えるとは。
存在感抜群の壁の中央に在る一本のライン。
岩もラインもロケーションも、シーケンスまで最上級。

 

良い夏のはじまり。

 

 

 

 

 

 

一級河川に浮かぶバルジ

なんで雨量多いこの時期にやりたくなるのだろう…
久留米近郊の岩。

2023/6

一級河川に浮かぶバルジ。
水量少ないときはうっすらと陸に上がる。
今はもちろん…。

へばりつくもホールドはボコボコと吹っ飛び一向に登れるラインは増えない。

大昔登った気がする端っこをやり川に落ちる。
なんか前も同じようにモジモジして落ちた気がする。

思い切ってリップにランジ。
思えば昔も同じようにランジした気がする。

🔸浮羽ジャンプ

取り付いている最中に雨が酷くなり水嵩も増し終了。

DreamEater

休日の昼間、降り続いた雨が止んだ。
雲は厚く岩も濡れているだろう。
それでも気づけば岩に向かっていた。

6月の終わり

夕方、久々に澄み渡る赤い空を見た。
闇夜に備え準備をする。

大昔放置したチョックストーンが登れた。

DREAM EATER v10

テクニカルなポジショニングに耐性がついた、というよりシューズのフック性能が上がっただけのような気もする。

さらにもう一本。

調子に乗りすぎたか全然できない。
10年近く前やっていたムーブは全くできそうにない、どころか姿勢すらつくれない。

どういうこと???

こんな顕著に出来なくなることもそうそうないような気もするけど。。。
少しだけ悔しいが新たなシーケンスを発見したところで撤収を決めた。
後味が悪い。

山都「三太郎岩」

楽しそうに登るみんなの傍で過ごしたヒスイ公開イベント。
その翌日。

5月15日 山都ボルダー

トポの表紙にもなっているシンボリックな橋を渡ると、遠くに見える里の中に岩が見えた。

「あれだ」

イベント疲れもあり、昼過ぎに到着。するとすでに車が一台停まっていた。岩はきっと近い、早く岩が見たくて車を降りたその身のまま歩く。

50歩ほどでずっと見たかった大石が現れた。

ー三太郎岩ー

写真で見た通りの岩がそこに在った。

どれをやろうか見定めていると一台の車が入ってくるのを感じた。昨日ちらっと行くことを話した友人かもしれないと車まで戻るとやはり。遠方から駆けつけてくれた。

再び二人で岩を見上げる。

まずは全課題の上部パートとなる左抜けをやったが見た目より悪くもたついてしまった。最後まで緊張感が続く。

次に

翔 二段

最適解を見つけようとし迷走、出力を温存しようというマインドがダサかった。
グレード関係なくちゃんと力を込めてホールドをとらえる、という基本。

 

翔 sds project

投稿を見て気になっていたライン。
下部のシーケンスも難解。どれを選んでもフルパワー。続く数手もずっと悪く、それぞれのパートで落とされた。

会話の合間にゆっくりとトライ。

本来なら夕方まで待てば良かったのだろうけど、白昼の一瞬、雲がかかったタイミングに兆しを感じ勝負を仕掛けた。

下部をうまく突破。マットが投げ込まれるのを背で感じ安心して上部を駆け抜けた。

翔 sds 三段 初登

守りではなく攻めた登りをすることができた。
「サポートありがとう」

夕方、触っていない岩を見に散歩。
すると先客に出逢う。聞くと開拓に週2〜4で通っているとのこと。

開拓中の岩には開拓者がいるという当たり前のことを再度実感、やっぱり発展途上のエリアは良い。

その後も日暮れまで登りお腹一杯に。
最高な1日だった。

充填。
さて、開拓に戻ろう。