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星の契り

Sep.18
晴れの休日、秋の風が気持ち良い。

まずはスコーピオン、弟子も見事に瞬殺。
アップも終わったところでクララのルーフへ。

とりあえず下地整備。結構時間がかかったがとりあえずクララv13のスタートから始め、核心ど真ん中で龍の閃きv10に合流するラインに取り掛かる。クララ自体は抜けが天翔るv7なのでオリジナルよりも悪くなることを期待しワクワクしながらトライ開始。

まずは手順の合わない合流パートをどうこなすか…

とりあえず龍の閃きのスタートと逆手のままバラしてみることに。
これがいきなり形になってしまったにでトップアウトまでバラしてみると、ずっと逆手のままこなせてしまった。これにより予定より手数が減ったのでストレスが大幅に減った。

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手数が少なくとも、振り絞って登れるか確証のない難易度の場合はストレスがかかる。
ただ、これはうまく振り絞れば登れることはわかっていた。
あとは左手のえぐいポケットに指の腱が耐えきれるかが問題。
えぐい上に選択したシーケンスが指先を捻り込み続けるmove。

数便しか狙えないのはわかっていた。
前半ミスが続き、うまくいった3便目で完登。

move強度は強いがクララの方が緊張が続くため難しいのではないどろうか。
完登した直後、
クリが更に下地整備を始める。

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更に奥から続く可能性を通せと言わんばかりに…
無言のプレッシャーがかかる。
その後少しmoveを起こしたが時すでに遅く、筋肉痛が始まっていた。

打ち込んだ時間こそ短いものの、一応は限界値に近かったようで、更に狙う気力は残っていなかった。そもそも7日間打ち込んだクララの自動化で極限まで負荷を抑え込んでいるとはいえ、それはあくまで想いを込め続けたクララのバリエーション……代償が無いはずはない。

また次回来た際にやることにしよう。

名を星の契り
グレードをv12とする。

くりもバリエーションを一本完成させ、終了。

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虚無v11

Apr.21
相も変わらずまたこのルーフの下で悶えていた。

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天気は雨。
雨を気にせず登れるのはありがたい、
少なくとも車を降りるまではそう考えていた。

散々打ち込んで敗退を決めた今は、
やはり晴れを望んでいた。
雨からくる湿気で外傾したホールドは指先を弾き全く勝負に成らず。
前回の好感触は天気に恵まれたお陰だとわかった。

時間はまだ有り余っていたため、フラストレーションを吐き出すべく何と無くまた新たな道筋に取り付く。

想像通り、指と身体に悪いmoveの連続。ただ、久々に今の自分が通用するライン。
難解なフックも解決し全てのピースが揃った。
そこからが長かった、明らかに熟せるはずの動きが一連で通すと繋がらない。
特殊なフックが抜けてくる。

今振り返ると、勝因は何だったのだろうか?
体力的にも、指の皮のダメージ的にも終わりが近いことを自覚した次の便であったと思う。

全てがうまくはまり完登。

虚無 v11

前傾した凶悪なインカットホールド、特殊なフックがポイントとなる比較的得意とする分野であったためか、身体に違和感はなかった。
というよりも最近は限界をはるかに上回った課題ばかりやっていたため、少しだけ気が楽であった。

逆に成果のない日々に苛立ちを感じ、projectを攻めることから逃げ、間違いなく登れるであろうこのラインに逃げたことも明らかで。

一見的な成果を追うあまり、逃げた完登を求めてしまった。
心から強くありたい。

その後弟子達に教えてもらった岩は見て1日を終える。