「はじまりの森 ー公開調整中」カテゴリーアーカイブ

主要な開拓はほぼ終わり、諸事情により公開を見送ったエリア。
現在最終調整中。今暫しお待ちを。

2日目はハプニングだらけ

修学旅行2日目、
何故かみんな日が顔出す前に起きる。

そして速攻岩へ。
場所は鶴見岳。
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アナウンスロックにてアップを済ませ、春倒しそこねたprojectを回収しにワンハング。
確実に登れると踏んでいたが現実はそんなに甘くなく一時間半打ち込みの末、敗退…。
最後の最後で良いmoveの発見…。久々に詰めが甘かった…。
そこまで難しい課題ではない。

その後、はじまりの森にて作業中の仲間と合流。
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ハプニングは帰りに起きた。
遠くで、私を呼ぶ声が。
徐々に近づいて来る。

また、さとうがふざけとる
そう思ったが 聞くと、
やっちゃいましたと血だらけの掌を見せた。

笹が刺さったらしい(シャレではない)

とりあえず傷が深そうだったので病院へ行くことに。
さとうの荷物はみんなで運び、ゆっくりアプローチを下る。
…そして、その過程で見事に大雀蜂の巣を踏んでしまった。
気付いた時には7匹近く出て来ていた。
動かないよう指示しつつ、ゆっくり進む。
一定の距離をとったところで、走れの号令。

みんな無我夢中であった。
そう、怪我人の存在など完全に忘れていた。
その怪我人もしっかりと走り抜け無事に車に戻ることが出来た。

その後、病院に寄り、長い旅を終えた。

正味、ハプニングしか記憶に残っていないが。

ボルトを打つ。

今回は八面主要開拓者、武下さんにも同行頂き開拓。
せっかくなのでボルト打ちのノウハウ、情報共有頂いた。
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そして何人かボルト打ちを試す。
位置はみんなで話し合って決めたので、ほぼ不都合はないであろう。
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見た目より遥かに難しい オレンジプロローグ5.10d

その間、ボルダー開拓班の若者ふたりに樹を切ってもらった。
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結構時間がかかったことであろう。
確認はしていないが感謝。
後日倒しておきたい。

とても勉強になった1日であった。
武下さんに感謝。
ハンマードリルのバッテリーなんとかしないとな……。

秋の賑わい

私のフィールドに、秋の気候が人を呼ぶ。

土と苔に埋もれる日々の気分転換に、週末の開拓はよくよく休憩に既存エリアへ出向く。
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快適なエリアは、開拓中のその場所と全く雰囲気が違う。
多くの人に愛されエリアは成り立っているのだとつくづく感じる。
最近の週末は、龍体や湯釣でよく人に会う。
こうした時にエリアの変化を話せることは凄く良いことだと思う。

ネットや紙切れの薄っぺらい情報だけでは、エリアの保全は難しいし、
日々変わりゆく状況について行くにはみんなの力が必要だ。
いろんなことを感じ、喜ばしく思える1日であった。

藪を払い泥を落とし苔を剥ぐ。
過去の課題を復旧しながら新たな出会いを喜び、
ドロドロになりながら1日を終える日々。

時に挫折も感じるし、減らない余白に苛立ちも感じるが、
流れ行く日々に後悔など微塵もなくただひたすらに励む。

この日々を感じてもらえるような課題を、あとどれくらい残せるのだろうか。
共感してもらえるクライマーはどれくらいいるのだろうか。

想いは沢山あるが、
結局は自分のmotivetion。
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四季岩

上には桜、
取付きには楓

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今はまだ緑の真ん中に在る四季岩。
それぞれの季節で色とりどりの風景が楽しめるであろう。
台風が近づく中整備、雨雲レーダーは11:30がリミットだと語る。
リップと下地整備を済ませ、トップロープで試登を兼ね壁面整備。

下ではロープワークの基礎を。

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とりあえず6本程度整備完了。
ふと時計を見ると11:25
雲が厚くなったと思った直後にパラパラと雨が。
本降りになる前に撤収を決めた。
いつも通り優秀なレーダーだ。

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次回はナチュプロとボルト打ちまでいけたらいいが。

開拓探索project

あいもかわらずしつこすぎて失敗した1日であった。

この日は朝から開拓、現地集合で仲間のやりかけていた岩へ。
辺りはとても綺麗になっていた。

私もとっとと登ってラインを完成させることに。
取り付いて気付いた事、それは所々あるであろうと踏んでいた位置に全くholdがなく、顕著に目立つholdのみで繋がなければならないこと。

確実に見誤った、しかもアップで選んでしまったことを後悔。
傾斜は完全なる垂壁、手掛かりも足掛かりもシーケンスも全てにおいてシビア。
気温30度近い日に選ぶ課題ではなかった。
さらに途中の一便で、登れそうになってしまったから引き際を失う。
おかげで指皮に大打撃を受けた上での敗退。
計画丸潰れである。

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風になりたい faくり

その後、エリアを半周し入り組んだ地権者の絡みを確認。
結構厄介だ。少しづつ整理していこう。

夕方、日暮れまでひたすらproject,
そもそも完登など狙える力はないにしても前半のダメージが響き、動きにくかった。
それでも計画通り核心の精度を100%にし、他のパートの練習も出来た。

計画が多少狂ったときこそ、力を発揮せねば。
今回は時間で補うことが出来たのでよしとしよう。