「八面山★★★一部2000」カテゴリーアーカイブ

箭山ジャンプ

3月上旬のとある雨の日、長い間出来なかった一手が突然とまった。生憎、リップが濡れていたため登ることは出来なかったものの
「これは登れる」
そんな感覚が強く残る。

それ以来、いつ登りに行けるかタイミングを見計らっていた。


3月28日 昼過ぎより八面集合。
早起きをし、集合前に寄り道をしチャチャッと登ってしまうことに。

朝起きて指先を見ると…まだ赤く、節を曲げれば軽く痛む。ハードなセットの疲労が癒えていない。どことなく感じる倦怠感。

それでも行く。ダメだとわかってても、極稀に良いこともある。ホールドに触れるとすでに痛い。それでも離陸、やはり痛い。

核心は初手、そこされ頑張れれば乗り切れるかもと1時間だけやる。

そして、可能性など感じることもなく指先裂けて終わり。
ダメだと感じ普通にダメだった。

薬局で軟膏を買い集合場所である八面を目指す。

 

八面山
年始に公開した箭山のハング。

集合時間に少し遅れて岩に着くと、すでにコニタンがへばりついていた。

私と同じ頃に着いたヨータと空身で箭山ハングの右側を観察。
「格好良いランジ決まりそう、ここ」
「マットがないと辛いね」
なんて話しているうちに、コニタンが目当てのラインを登りきった。

ここでの目的が達成されたのでエリア移動することに。車までマットを運ぶのを手伝う。

マットを担ぎ気付く。
「ん?というかマットあるならできるんじゃない???」
そう思い立ち、箭山右端をやる。

ランディングがそこそこ悪く、マット一枚だと少し緊張したが爽快に登ることができた。

「箭山ジャンプ」

グレードはよくわからないがv5〜6くらいだと思う。

月華の岩へ……
(続く)

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箭山のハング「右のライン図」

 

 

【八面山】箭山のハング トポ

(先に、開拓公開いただいたサモハンさん並び関係する方々へ最大限の感謝を。以下、本題のトポに於いて敬称は略す)

2000年に公開された八面山ボルダー。それから少しずつ新たな岩やエリアが開かれ、今なおも成長している。


イチイカシ林入口のボルダー群。

2019年にサモハンにより「いぶき v8」などが登られその後すぐに公開。
初登から3年近く経った今でもくっきりとチョーク跡が見られる、というよりホールドにチョークが積もっているほど。人気具合が伺える。

今回はいぶきの下にあるハングの情報。
ということでまずはいぶきの情報を今一度おさらい

(掲載許可いただきました。)

箭山のハングは、いぶきの岩から緩やかな崖を見下ろせば確認できる。マットはなければ徒歩1分程度。

2021年12月31日 左のライン「箭山のハング」(松井初登)。
2022年1月31日 バリエーションの右抜け「YAYAMAgioia」(田嶋初登)

以下、その詳細。
自己責任の上でのトライを。上部の若干の脆さ、段差のあるランディング、後ろの石に気をつけたい。

八面山の山中に点在する無数のボルダー。その多くが傾斜80〜120°。稀にある傾斜の強いものの大半はバルジ状になっている(※公開されているエリアに関して)。

箭山のハングはこの地に珍しい一枚ものの前傾壁。

この地を愛する方々へ、また新たに素晴らしい体験ができるよう願い…。

 

(動画)ヒナタ八面で登る

先日の八面山

ヒナタのクライミングシーンの動画です。アグレッシブな彼らしい登り、クラシカルなラインでも順応しています。

Ksds v8(初段/二段)

八面山では数多いv8〜9。比較的クセのない一本。

Stinky direct v8(初/二段)

人気課題、スティンキーのダイレクト。八面きってのハイボールではあるもののランディング良好。

ホワイトラングlow v10(三段)

人気課題スティンキーの左。ホールドがえぐく人を選ぶライン。

他にもガシガシ登っていましたが、バタバタしていたのでこんなところで!

 

岩登りin 八面山 / 2月最終週

先週末は常連の方々+αと大分の若手チームで岩登り
私(タジマ)にとってはおなじみ八面山!!

いつものどかなこのエリア、大好きなエリアのひとつです。

チョーク跡を見る限り、今季もいろんな人が挑戦されたことだろうと。

この日も快晴!

ということで無線ボルダーではいくつかのグループが。狭い空間の中大人数で押しかけてしまい、、

岩場ビギナーの私らに優しいお声がけありがとうございました?またどこかで!!!

みなさまいかがだったでしょうか?八面山クラシックは写真のノーズ筆頭に2級以下の課題も、発見多いように思います。

岩場で過ごすことにより、今後のクライミングに何かしら刺激になったならよかったと思います。

午前中ミレニアムロック周辺を大分の若手チームと整備しましたが、、今回はみんなクラックボルダーに夢中で取り付けず。

アプローチと周辺は、ブラシさえあれば登れるくらいになっていると思うのでもしよければやってみてください!(写真すら撮り忘れ?いつか再編します)

そんなこんなや祝日でバタバタしておりましたが、今週もjoyは平常通りopenです。

最近なんだか女性陣が元気です?今週もまったりお待ちしております♪

三つの巨石movie(2018-2020)

動画データがiPhoneの容量を圧迫してきたので少し整理。
毎度、岩場の記録はカテゴリーが同じものをひとつにしてアップしようと心がけてきたけど、今回は若干の無理やり感…

「既存エリアで登った中のそこそこでかい岩」というカテゴリーで。

①八面山 月は叢雲華は風 v8〜10 初登平嶋元氏

初登時期までは聞いてないけど相当前。噂には聞きずっと気になっていたものの、やや遠いので行き出せず。2018年12月、仕事で元さんとご一緒させてもらい、飲みの席でこの岩の話になった。となると速攻行くでしょ!
1年半前の2018年12月25日、バタバタバタバタ用事を済ませて時刻は14時。あまりの時間のなさに行くか迷った記憶が。。。
まぁ、こんなとき、だいたい行きますよね。

②万の葉 v11(三段) 初登

登る前にも登った後にも縁を感じた一本。人との繋がりに感謝。いつの日かこのエリアが公開されるのを気長に私も待ちたいと。
ランディングが相当悪く、かなり痺れた記憶がある。約一年前 2019年7月初登

③菅岳 NoName v9?(二段)

菅岳、2003年あたりに流行ったような記憶が。。。トポ上すべての課題を登ったことだけは覚えている。
トポにないこの岩自体登ったのか登っていないのか、側面は登ったような気がする。。。
そんな感じで、うっすら残されたクラシックなエリア。

掃除にかなりてこずったが、それなりに素敵な課題が登れた。

以上、3本の動画