大人のレッスン、終了!

昨日は大人のレッスン、
“ぶれない重心移動”でした♪

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私もこのテーマに絞って行ったのは初めてで発見も多くありました。

動き出しの局面をしっかりと成立させることで、各段階のクライマーそれぞれに効果が期待出来ることが分かりました。
今後また同テーマで行う時は、より効果を掘り下げて行いたいと思います。参加者の皆さまも協力ありがとうございました。

効果のおさらいです!

(初級者)
クライミングはじめたての初級者の方々の多くは、予備動作なくホールドに向かって行っているか不安定な状態で強力的に発揮しているパターンが多く見られます。
動き出しを意識することで円滑な動作の導入になり、それが出来出すと急上達する状態。フォームの矯正というよりは、クライミングという行為の理解がテーマです。

(中級者)
ひたすら課題を追いかけてv3あたりに到達したクライマーを中級者と定義づけています。ぼちぼちそれぞれのフォームが出来始める頃。この頃より、優良な筋力を発揮出来るフォームを心掛けることで、技術面にも体力面にも良きに働きます。クライミングに適した筋力が発達していない場合、一段階前でのトレーニング。たっしている場合は、精度と安定性の向上を意識的に行いフォームの作成に努めます。他のスポーツでいう素振りや基礎練同様に、繰り返し意識してやるしかありません。リピートでも意識を怠ればおかしな体力や技術が身につきます。

(上級者)
v6を越える頃にはスタイルがそれぞれ決まってきます。上級者ほど出来上がったフォームを矯正することは、壮大な違和感や多大な筋疲労を伴うでしょう。それは今まで使っていなかった筋肉を使うという意味で当たり前な事です。物理法則を無視して進展はなく、フォームの基礎矯正はさらなる発展性を生みます。とりあえず今回は2大パターンで分けられたので、少し補足。
硬直スタイル
硬直した登りのスタイルでも重心点が合理的な動きをしていればこの章では省力的と言えるので問題はありません。問題は強力的に固めたフォームの場合、オーバーユース、向上性の意味で改善しても良いと思われます。
急発進スタイル
次のポジションに一気に入っていくタイプ。動き出しの局面をつくることで、停車、段階発進、緩慢発進、助走発進が出来るようになります。とくに停車は必須と言えるので身につけて損はないでしょう。

ではみなさまおつかれさまでしたー

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