筑後川から三隈川(玖珠川下流)の変わり目に位置する「夜明ボルダー」
2017年豪雨の際、堰のトラブルにより姿を現した。
トポは連載雑誌RockClimbing005に経緯とともに書かせていただいた。(現在休刊しており、トポ入手は困難だと思われるので機になる方は連絡くださいませ。)
結局、この岩が陸上に存在したのはわずか3ヶ月ほど…
2017年11月には再び川の中に戻った。もしかしたら数十年後また登れることもあるかもしれない…と。
2020年豪雨 玖珠川ボルダリングエリア崩壊
2020年7月、北部九州に甚大な被害をもたらした豪雨。玖珠川に存在するボルダリングエリアも例外なく影響を受けた。
いくつかのエリアは完全に壊滅。
下流域に在るこの岩もずっと気になっていたが、如何せん川底にあっては確認しようがない。
2020年12月17日
通りがかりにふと脇を通ると、三隈川の水位が低い。これはと思い川を眺めると、水上にはボートが浮かび、何かしらの調査を行なっていた。
夜明ボルダーの安否を確認すべく対岸の高台から見てみる。
なんと、、、在るではないか!
後ろの岩も無事存在している模様。よくみると、どうもクラックが一箇所入ったように見えるがどちらにせよ取り付くのは厳しそうだ。
ひとまずは無事で良かった。
またいつの日か災害以外の要因で登れる日が来るといいなと思う。
もしかしたら今日のように、調査や工事を理由に堰が開放されるかもしれない。。。