半島の先に浮かぶネコの形をした岩。
釣り人はその釣り場を「ネコ」と呼ぶ。そのままやん。
いつかはあの場所へ、焦がれること半年。

/2026年5月6日
みんなで湯釣に行った日の夜、予めパッキングを済ませた荷物を友人の車に詰め込みいざ。久留米から遠く、着いた頃には日を跨いでいた。
/ 2026年5月7日 0:30
パッと自立式テントをたてさっとビールを1本空けて就寝。今回導入したエアマットが良く快眠。深夜一度だけ強い雨音で目が覚めた。
8:00

雨が止んだ。フライが乾くの間珈琲を淹れ道具を片付ける。
9:30 出発
高台にある展望所まで続く遊歩道を一気に上がる。第一核心は道が途絶えるここからだ。ネコまでは、岬から続く尾根を縦走し最後崖を下る。

目の前の稜線に広がる薮。予測していたので鉈は準備していたけれど流石にキリがない。一旦樹林帯まで降りトラバース。どこまで薮を躱せるか未知だったけれど稜線の薮は直ぐ樹林帯に飲まれ消え失せ少しだけ安心した。
第一核心突破。この先は最後の崖下りまで快適な自然林縦走。気持ちよく楽しんだ。所々岩陵に出たがヒットはなし。進むにつれて足元が狭くなっていく。
10:30
右手(南側)はとうとう200mの絶壁。下を見ると怖い。綺麗な海の先に保戸島が見える。

11:00
とうとう遠くにネコが見えた。最大核心。
どのルートで磯に降り立つか?懸垂下降用にロープは持ってきたができればその事態は避けたい。
地形図見つつフワッと北側に巻き稜線に戻るとガレ場が見え歩み寄る。樹林が途絶え視界が再び開けた。
ネコ!!!真上に出た。かわいい!!!

最終局面、空身で下る。
ガレ場の下はきっと30m近い崖。足場が傾れたらヤバい。ところところ生えた根の深い植物頼りに恐る恐る下る。意外とガレ場は強度があった。
磯まで降りると異空間絶景が広がっていた。壮大な空間に見合わないネコの形をした可愛いもの。
そんな脇に三つ星岩でも在れば最高。なのだけど、そううまくいかない。
2つ星クラスはコロコロあったので荷物を取りに戻り各々良さげな岩を巡った。

