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シーズンオフ

先週末は飲みからの岩場。

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岩場でみんなが健全に過ごすために…

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初心者に、
少しでも多くのことを感じてもらえたら…
少しでも伝わるように…

岩場常連組の仲間たちにこの日少しでも多く登れるように、先に登っておくよう言ったつもりであったが。
気付けば去年育ったメンバーも一緒に聞いていた。

先日様々な話をしていたので、
背中越しに彼らの想いを感じた。

いつか私がそこに立てるように、
少しだけ期待して。
今回いつもより熱く説明したのは、彼らのため。

若者ひとりは山に夢中であった。

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さて、私のクライミング。
密かに狙っていたproject。

夕方に開拓中エリアへ移動。
エリアに入った瞬間、希望を失った。

空間的に日差しで暖められた熱が、エリア一帯に篭っている。
一応真っ先にprojectの様子を確認。
核心のholdに触れる。
まったく持てる気がしない…たかだか数歩歩いただけで汗ばむ空間。

言葉にはしていたが、初めて季節の終わりを自覚した。

何故だか物凄い空虚感を感じる。
もしかしたら初めてかもしれない。
絶好調の状態でシーズンオフに入ることが……

殆ど大きな故障のない我であるが、
ほんの数回の故障は全てシーズンの終わりと共にであった。
仕事が立て込んでいる状態での不調からのオフと合わせると、今年は稀な状態。

さて、
どうしたことか。

仕方なくトレーニング期に入るしかないのであろうか。
ただ、レスト期を踏まなくて良い分、期間が長くとれそうである。

進もう。

新年度の飲み会でした。

今年度もだいぶ過ぎてしましましたが……
メサ打上げ幹事の裁量で新年度会を兼ねました!

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クライミング初心者もいつもの人たちも。

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人数の変動をコントロールしてれた幹事とお店に感謝です。
今年度も怪我なく頑張りましょう!
翌日の岩場レポートは福岡店ブログにて更新していますよ♪

May.11 sun

じゃがです。

今日、オーナーは常連さん連れて岩場。

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なぜか常連Dayでした(^_^;)

皆さん結構疲労が溜まってるたり体の調子が悪いようで…

やっぱり怪我のないように安全が1番です^_^

今日は差し入れが2つもありました。

1つはアイス
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もう1つは生もみじです
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どちらもみんなで美味しくいただきました!

お二方ともありがとうございます(^ω^)

ちなみに今日は母の日でした

昼間の常連さんであるゴトーさんにお願いしてお花を用意していただきました。

実はあの方は花屋さんなのです(^^)
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すべておまかせしていたのですがきた花はリーガスベゴニアのボリウスという品種らしく花言葉は「幸福な日々」という素晴らしい花を用意していただきました(^ω^)

そして、夜は岩場から帰ってきたオーナー、クリさん、サトーさんがスラバーをかけた熱い闘いを!
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久しぶりにオーナーが打ち込んでる姿を見た気が…(´-`).。oO

まさかのクリさんのみ完登∑(゜Д゜)

今日はそんな感じの1日でした^_^

それでは皆さん、よいクライミングライフを( ´ ▽ ` )ノ

愛しのローラ

…瀬戸際の勝負であった。
ここまで追い込まれた中での完登はいつぶりであろうか。
最近の勝負は、苦しい程に追い込まれた時、堪えきれず落ちていた。
勝機を逃したトライの後、日を改めフレッシュな状態での完登、それが当たり前となっていた。

思い返せば、
この感覚、この疲労感は18歳の頃の沖縄のPMA 5.13a/b完登時以来、無かった。
…そう、あの時は核心最後のガバをつかんだ時点でパンプアウトしており、その後の5.11程度のセクションが非常につらく、5m程度のランナウトしてる中、カチで次のクリップをする余裕すらなく、ひたすら終了点の大ガバを目指した。
普段なら何ともないセクションがどれほど長く感じたことか……
ガバに手を出す時、一瞬でどれだけ強く
とまってくれ と願った事か。

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May.7
天気は晴れ。最高気温は26度の予報。今シーズン最後のトライを覚悟していた。
10時に岩場に着く。コンディションは良い。
ただ、日差しが強い…気温が上がるのは明らかで、早めに決着をつけたかった。
さらに言えば、まだ一昨日ダメージを受けた指皮が回復しきっておらず最初の数便が勝負だと考えていた。
そう、一昨日ですでに4日、この日で5日やっていることになる。

アップで籠絡(ロウラク)。今やっているprojectは籠絡の延長版。
左からトラバースし、最後にぽが初登した籠絡v7に繋げる。

正直あまり感触は良くなかった。
疲労が残っている。
ただ、アップ後の一便目の感触が非常に良く、気持ちを持ち治せた。

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2便目、前半は完璧、二つ目に核心足ブラの前に汗ばむ左手を一回はたくことに成功、
次のフットジャムを決めるのに少し余裕が出来た。
時間をかけて決めたフットジャムのお陰で、最大の核心である籠絡のスタートでの右手と左手の入れ替えが完璧に決まった。
勝機を感じた。

一番嫌だった籠絡の2手目、初めてとまった。

そこまで行けばそのままねじ伏せれる、
少なくともその次の手を出すまでは、そんな思い込みを疑いもしなかった。

籠絡の中間部、普段なら休めるポイントに来て、初めて疲労を自覚した。
片手を離す余裕がない…

油断していたので自動化も甘い。
思い返せは朝一やったアップで嫌な感触を覚えたのも籠絡の中間部であった。

そこからはひたすら落ちないでくれと願いながら、一手一手際どいmoveを重ねた。

左手で最後のリップを狙う時、右手はもう完全にワークアウトしていた。
落ちると思いながら出した左手は、起動修正し、右手の僅か下の棚に何故か収まっていた。
少し身体が安定した。
…これは初登者が使ったmoveだなと、こんな余裕がない時に何故か思い出す。

右手の力は残っていないが、リップはただ左手を伸ばせば届く位置に来ていた。

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落ちないでくれ。

そう願って出した一手は、予定通り止まっていた。
足はきれたが耐えた。
マントルまでくれば、疲労は関係なくなる。

リップの上に立った。

瞬間的に喜びがこみ上げてきたのはいつぶりだろう…
この感覚はいつ以来であろうか…

興奮したままに仲間の元に戻り、休む。

出し切ったようで、すぐに吐き気に襲われた。

〜課題名は籠絡(ロウラク)のエクステンションなので
愛しのローラ とする。
グレードはv12。苦しみは過去最上級だが、気温と20手という手数(今の私の貧弱な持久力)を考えればやや甘いくらいかもしれない。

1時間休んだ後、
終わり際に毎回手をつけていた道筋も完成させ、MammaMia v10とした。
クオリティはMammaMiaの方が良い。

その後も5本程度課題を作成し撤退。
今シーズン最後のプッシュとなった。