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Fist,奥村さん講習会終了!

5.5 奥村さん講習会終了!

運営スタッフの皆様、協力頂いた常連の皆様、そして参加された皆様、ありがとうございました。
講師の奥村さんには3日前に来店してご教授頂きました。
真摯に対応して頂き、毎度感謝の念にたえません。

今回も内容が膨大でしたので
内容をおさらいする意味でトピックスのみアップします。
それでもそこそこ量がありますが、振り返ってみてくださいな。

(Fist,キッズ講習会)
保護者、指導者の方に対して、子どもの成長過程で何を気をつけて行くべきか。
明らかにやめたほうがいいことについては分かりやすく説明。
その論拠の説明は基礎的なものとはいえ、やや専門的な話であったので少し難しい事もあったかもしれません。せっかくなので振り返って見直せるよう、項目をピックアップしておきたいと思います。

●子どもの成長の仕方、大人が小さくなったものではなく、要素ごとの成長を遂げるということは必ず理解しておくこと。
●その順番の説明
●オーバーユースとミスユース
●カチの扱い方、注意点、強化法
●オープン
●一般的な体力の種類
●個体差や性差を加味し筋力向上時期と種類の判定。そして留意点
●プレ:単体運動の習得と衝動の理解
●課題選定基準と出来ること、出来ないことをどう判断するか
●G:動作習得を目指すことと
※大人も手順を踏めば運動習得可能
●moveをどう分析するか、どう改良するか
●持久力と性差
●1日の過ごし方
●目標の立て方
●身長変化の捉え方、筋肉量とトレーニング時期
●評価の仕方
●メンタリティについて

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(大人の部)
●能力と発揮力
●クライミング構造図
●テクニカル評価
●テクニカルトレーニング
●メンタルが強いとは
●メンタルトレーニング(オープンドスポーツ)
●目標と分析、メニュー組
●筋力とスピード筋力(RMによってメニュー編成)
●クライマーのメンタリティと文化成熟

May.4.wed.じゃがくん日記

じゃがです。

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昨日今日と怒涛の2日間でした。
たくさんのご来店ありがとうございました!!!
新規のお客様が多すぎて講習をお待ちしていただく場面があり申し訳ありませんでしたm(_ _)m
それでもたくさんのお客様から「楽しかった!」「また、来たい!」という声を聞けてとても嬉しかったです!!!

JOYに来てからクライミングを好きになって趣味として続けられる人がいると嬉しいな!と少し期待しながら今日も講習しておりました(^o^)

登って面白かったって人も、してみたいって方も大歓迎ですのでぜひ来てくださいね!!!

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明日は奥村さんの講習ということで打ち合わせされておりました。
僕も講習をとても楽しみにしております!!!

それでは皆さん、よいクライミングライフを( ´ ▽ ` )ノ

駐車場案内(奥村晃史講習会)と受付時間など最終連絡


5/5(木)の駐車場(福岡県久留米市御井旗崎5丁目901-1)はこちらになります。
※目印は 「JOYWALL」とかかれた白いノボリになります。

会場(久留米市山川追分2-3-1 JOYWALL久留米)の受付は
ユース部門 受付8:30~
      講習時間9:00~12:00

大人部門  受付13:00~15:50
      講習時間16:00~18:30

皆様のお越しお待ちしています!

Apr.29.fri.じゃがくん日記

じゃがです。

先日新しくなったムーンボードの長物やリメイクされた課題たちの再登に勤しんでおります!
長物は35手のバラしが終わりました!
どんどん悪くなっていくホールドたちに苦戦しておりますが完登してみせます!

GW突入!!!

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初日から多くの方に来ていただきました!!!
特にご家族で来られた方が多かったです(^o^)
指をさしながらホールドを確認したり、登り切ったあとにお母さんさんのもとに駆け寄ってハイタッチをされるお子さんの姿が微笑ましかったです(*^o^*)

そしてわたくし、14時以降テンパってましてほとんど写真撮れてなかったです( ̄▽ ̄)
そのくらい多くのお客様に来ていただけました笑

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「GWパックで!!!」と言っていただけるとお得になりますのでこの機会にぜひ登りに来てください!!!
詳細はHPでご覧ください!!!

たくさんの方のご来店、お待ちしております!!!

それでは皆さん、よいクライミングライフを( ´ ▽ ` )ノ

ニライカナイ

4月16日
奇しくもこの日、生涯最高のクライミングが出来た。

3月中旬、それは偶然の出会いであった。
天気は曇、光がない方が森の中は鮮明になる。
道中、仲間が見つけたそいつはとてつもない存在感を醸し出していた。

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一目惚れだった。
巨大なハング、微かに見えるホールド。
成るか、私に為せるか。
それが不鮮明なところがまた唆る。

3月28日 / 4月3日
考えた末、ひとつの妥協をした。
後になって思えば、その妥協は私にとってはとても重大なことだということに気付いた。

その妥協とは、二日間に及ぶロープを使っての整備。
中間部の明らかに浮いたフレークを落とした。
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それだけに留まらずロープを使ってのホールド確認、そしてラインの確認。

最初に可能性を見た右カンテに向かうラインは、顕著なスローパーからカンテに出る一手が距離的に不可能だということが分かった。
次に左に向かうラインは、浮石が落ちたことにより消滅。
絶望を感じたが、3度目のぶら下がりで、右カンテに抜けるときに見た顕著なスローパーから直登の可能性も見てみる。
その間に一つカチを見つけたことで、可能性を感じたがそれはとてつもなく悪い。
言うなればもうそれは私の想像できる次元を遥かに超えていた。

ラインは成っていた。ただ私には無理だ。
そう感じた。
しかし、よくよく思えば直登の際に見たカチ、それは右抜けでも使えるのではないか。
もう一度ぶら下がる。
カンテから目一杯手を伸ばせば届く位置に、そいつはあった。
私でもこれなら何とかなるかもしれない。
希望を感じた。

4/11
本格的にトライ開始。
下部から悪く、中間部の顕著なスローパーまで一度しか到達出来ず、その貴重な1便も恐怖心に負け降りる。
ただこれで勝負にはなることが分かった。

4/16
2日前に岩場に行けるチャンスがあったが、この日に備えるべく指皮と体力温存に充てる。
何となく強度を把握出来た前回、この日が今季最後のトライになることが分かった。

早朝、まさかの事態。
まだ気持ちの整理が出来ていないので多くは書きたくないが、言わずもがな震災が起きる。
私も少なからず影響はあった。
ただ、今回はクライミングの話に徹す。

直前まで行くかどうか迷っていた。

身内のことももちろんあるが、そうじゃない部分もある。
自身のクライミングに於いて、如何なる時もほぼ楽観的なのに今回は初めて行く前に恐怖を感じた。

ただでさえリスクのある課題。
もしトライ中に地震が起こればどうなるのだろうか…。

迷っている合間に、とうとう朝が来た。
メンタル以外の準備は万端、イメージすらもう出来ていた。
結論出せぬまま、車を走らせ、気付けば岩の前にいた。

岩の前に立つと不思議なもので、自然と登りたいという気持ち以外はなくなる。

アップを終わらせ、トライを開始した。
下部を突破出来たその1便は、スローパーから落下した際の衝撃を確認すべくとび降りる。
腰まで響く。
カンテとりの凶悪な一手で落ちても何とか着地できる気はした。
ただ、その後で落ちれば怪我を回避するのは困難な気がした。
カンテまで止めれば行くしかない。

2回目の下部突破便、カンテへの一手が怖すぎ躊躇。降りる。
着地成功。
大丈夫そうだ。

下部突破3便目、カンテ出し前の体制調整でバランスを崩して落ちる。

その後暫く下部突破が出来なくなる。
完登への欲とヨレでメンタルが崩れてくる。

下部突破4便目、意を決してカンテ出しの一手を……。

成功。
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ここからは記憶がない。
難しいハイボールというのは、必然的に集中するものなのだと実感した。

一目惚れをしたその岩を発見したその瞬間の情熱を
忘れる前に登ることができた。

一目惚れした其れは、
私のこれまでの想像を遥かに越えたクライミングを行わせてくれた。

自身の想像と限界を越えたクライミング。
これはもう明らかに生涯最高のクライミングであったと言える。

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ニライカナイ V12

生涯最高のクライミング、
それは生涯最高の課題を産んだ。

私にとってのこれ以上のクライミングをする機会、それはもしかしたらまだあるかもしれない。
ただ、正直、今後これ以上の課題は残せる気がしない。

そんなニライカナイのあるビックマンタの岩。
幸いこの岩は国有林に存在する。

興味ある人が居れば案内したい。

〜後になって思う事
生涯最高のクライミングが、まさかグランドアップで成し遂げれないとは…。
それを想うと、もう少し進化は出来そうな気はする。