「玖珠川乙女岩ー2016」カテゴリーアーカイブ

閃引門

11.24
雨上がりであまり期待していなかったがそれなりにコンディションは良い、風があったからか。

とりあえずproject.更紗sds。
流石に気温10度ちょいだと違う…いやちょっとやそっとの違いではやぬもはや別ものだ。
更紗スタンドのパートがまさかの一発リピート。トレーニングは無駄じゃなかったようだ。
前回は気温20度オーバー、その時はツーランクほど格上だと思っていたがこれはギリギリ射程圏内だ。

下部を入念にばらし終了。
重要なのは人差し指ではなく、中指だということに気づいた。
そして相変わらず
ポケットに持ちこたえれるのは1時間が限度のようだ。

その後、10月にやり始めたポ初登の雷管石の右。
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離陸がそもそもシビアで、浮いたとしてもその後遠い位置にあるポケットを狙う。
コントロールして動けるギリギリの位置にあるポケット狙いは非常に痺れる。
リーチがある人がやったら全然楽しめないラインであろう。


この日は、やはり良かった。何よりも気温が10度以上違うと持ち感が全く違う。
ふとカンテに手を出すととまった。
初めの時点で戦力外通告を出していた形状が気温によってホールドとなった。
その後、次々とシーケンスが繋がり、登ることに成功。

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面白い!
繊細なフックとホールド、不安定ながら身体を入れ込めばはまり込む絶妙な配列。
面白すぎて、その後もう一回登っておいた。

閃引門 v9

動画は10月に登った白虎と閃引門

時間が余ったので、帰りにOzroofprojectをやり前回の確認と下部の練習。これで全て把握できた。
気温が低いともはやこいつですら別物だ。

更紗p

10.20
ようやく気温が20度前半まで落ち着いた。
今回は目的は更紗のlow start projectの解析。

まだ暑いがとりあえずトライは出来る。
夏にも何度かやって、感触はそれ相応。
今回はどうか…
あわよくば狙えるかもしれないという甘い考えを持って挑んだが、結論から言うなら、全く歯が立たなかった。

前シーズンは骨折でトライしていないのでその前のシーズンから比べると、多少はましになっていた。

ポケットの保持が重要で
1時間足らずで指皮がえぐられていたが、今回は多少抑えが効きたのか皮は持ち堪えた(これまではフリクションに任せきりだった)。

とはいえ、1時間やったら指が攣りだし保持できなくなる。

トライ時間は今シーズンも1時間だと言うことか。
今回は下部の核心一手と更紗のシビアな一手を繋げること。
時間ギリギリでこの二手は通すことが出来た。

そこから更紗の核心がはじまると考えると…
明らかに指を中心としたフィジカルが達していない。

最終手段として体重5kは落とせるが、それでダメだった時、シーズン内は間に合わなくなる。

まずはフィジカル強化優先で、同時に精錬化を目指そう。
フィジカル強化が終わることには2月、そこからの精錬化じゃどう考えても間に合わない。

うーん、正直厳しい。

白虎

10.3
雨上がり、森はコンディションが悪いことを予想して日の当たる場所へ。
メインprojectはかろうじてトライできそうではあったが気温30度オーバー、しかもシケシケ。

ダラダラトライを続けるついでに他の面にかかる倒木を処理することに。
しかしこれが思いの外かったるく、中々切れない。
ノコギリ一本じゃ無理かと諦めかけたが、やり始めたら後には引けず……

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終わった頃には軽い熱中症状態。
少し休んでproject再開。
昨シーズンは骨折でキーとなるトゥフックが全く出来なかったのでほぼトライ出来ず、実質2年ぶり。流石にオフのトレーニングもあり、moveの安定度は増していた。
とはいえポケットは相変わらずエグい。1時間で指皮が終わった。
この条件にしては手応えはあった。、

10.6
指皮は少し回復、また皮がえぐれそうだが数便は出来ると見込み、出向く。アップが終わり取り付く。すると、やはり指に痛みが。
駄目だ、全く回復していない。
仕方ないので前回バラし損ねた繋ぎの箇所をやる。
すぐに出来た。
核心をおさらいしたところで指かわが裂けて終了。

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ついてまだ1時間経たず…。
どうにもならないので仕方なく日の当たる面を。
暑い……ホールドが熱い。

白虎のsdsをやってみたが暑い!
moveはバレたけど暑い!!

昼過ぎに日陰になる気がしたので昼寝。
熟睡して起きた頃には、見事に日陰。

繋げに入る。
何便目かで上手く行き、後半パート、白虎。
ここはランディングが悪く数年間悩まされた。
当時、
リップ手前でたまたま右手を右カンテ奥に伸ばし、手掛かりを見つけたことにより、完登への道筋を見いだした。

ホールドさえ分かればそこまで難しくないであろうと、
油断していたが
スメアがシビアだ…
突っ込んで気づいたがこんなにもシビアだったのか……

スリップするかもしれない…そう思いながら足をあげる。
そして見事にスリップ。
マットめがけてジャンプする。

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着地成功、良かった。

とりあえず悪いことは再確認。
というわけで次の便で無事登った。

白虎sds.
グレードはv10に感じたが気温が下がれば易しく感じるかもしれない。

時間はあったが指皮もボロボロだし翌日のセットに備え撤収を決めた。

岩場三昧

2.7 sun
福岡メンバーと出発、現地でえつさんや久留米メンバーと合流しまずはアプローチ整備。
経緯はfbに書いたが、簡単に書くなら工事の都合で通れなくなったアプローチを一旦閉鎖して、旧アプローチを復旧することに。

ただ、現地はまさかの雪、無事着けたから良いが高速降りてからがやばかった。

雪の中どうするか迷ったがみんなやる気満々だったので、やる事に。

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人数が多かったので難なく終了。報告はfbにて。
ここは登れそうになかったので龍体に移動。
そこは北九州や福岡メンバーが暖をとりながらクライミング。
みんなで和やかに登った。

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2.8 mon
久々の晴れ、そして私自身久々の万全コンディション。何をしようか暫く悩んだが、本題projectの一本をやる事に。

1時間程度打ったが、可能性は感じなかった。ただ、11月には手も足も出なかったのが今回はまだ勝負にはなった。

次に移動し、ハイボールpを。
流石に攻めるほどのメンタルはまだなかったが、着地できることは確認できた。

夕方、まだ岩の上に立っていないことに気付き、狙う岩の強度を少しおとすことに。
前回登った真白き道の隣のダイレクトをグランドアップでやる。

下部は上手く繋がったが、上部があまりに汚く…ホールドを握ると土と埃で、弾かれる。
流石にこれはぶら下がって掃除せねば無理そうだ。

結局岩の上に行けず…

ナイトに突入し、無理やり一本登り終了。
黒猫 v8
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よく登った1日でした。

乙女岩正面 白虎

開拓に振られ、物足りなかった夕方
皆に無理を言い乙女岩に付き合ってもらった。

狙うは乙女岩正面のproject。
狙うといっても感触の確認程度。

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高さはそれなり、最近登った中ではそこまで際立った高さではない。
なら何故ここ何年と解決できていないのかというと……

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ランディングがあまりよろしくない。
moveのめぼしはついているのだが、
いまいち踏ん切りがつかない。

数便かけて着地練習、高さとランディングに馴染ませる。

そしていざ一便突っ込む。

浅い窪みに指先をひっかけ、足場をあげて、リップへとデット…
したいが勢いをつける勇気なく、
届くところまで手を伸ばしてみることに…

苦しまみれに、明らかに戦力にならないであろうカンテを抑えようと試しみる。

ん???

重心が上がる、かかりがあった。

一旦降りることに。
次の便で突っ込むであろうことを考え
着地確認のため、備えて飛び降りる。

着地、かなり衝撃は強いがちゃんとランディングの良いところに落ちれたら大丈夫。

一旦上に回り込み、先ほどのかかりを確認する。
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上からでは何もわからなかった。
とりあえず長いブラシを使い、表面についた苔を落とす努力はした。

少し休んで、仕留めに入る。
失敗=メンタル強打
どちらにせよ本日最終便であろう。
撮影を頼んだ。

完全なるイメージ、
その時間は実に短く、一瞬で終わった。

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乙女岩正面 完登。
白虎

思えばえらく時間が掛かったものだ。
近くにはv12クラスが数本存在し、それらも年単位で打った。
が、白虎のトライ期間はそれら以上に様々な葛藤があった。
(更紗は除く)

それら葛藤も、登れる時は案外呆気ないものだ。
今や葛藤していた欠片ですら思い出せない。

登れるものは登っておかねば…
限界値を明らかに下回っている課題は、
どれだけ情熱を込めようとも、相応の応えはくれない。

登ってから暫く経ったが、いつもみたいに湧き上がるものはあまりない。
課題の巡り会いは一期一会である。

色々書いたが、それでも私はこの課題を長らく想っていた事実は消えない。
怪我をしなくてよかった。