「玖珠川乙女岩ー2016」カテゴリーアーカイブ

白虎

10.3
雨上がり、森はコンディションが悪いことを予想して日の当たる場所へ。
メインprojectはかろうじてトライできそうではあったが気温30度オーバー、しかもシケシケ。

ダラダラトライを続けるついでに他の面にかかる倒木を処理することに。
しかしこれが思いの外かったるく、中々切れない。
ノコギリ一本じゃ無理かと諦めかけたが、やり始めたら後には引けず……

img_0732

終わった頃には軽い熱中症状態。
少し休んでproject再開。
昨シーズンは骨折でキーとなるトゥフックが全く出来なかったのでほぼトライ出来ず、実質2年ぶり。流石にオフのトレーニングもあり、moveの安定度は増していた。
とはいえポケットは相変わらずエグい。1時間で指皮が終わった。
この条件にしては手応えはあった。、

10.6
指皮は少し回復、また皮がえぐれそうだが数便は出来ると見込み、出向く。アップが終わり取り付く。すると、やはり指に痛みが。
駄目だ、全く回復していない。
仕方ないので前回バラし損ねた繋ぎの箇所をやる。
すぐに出来た。
核心をおさらいしたところで指かわが裂けて終了。

img_0730

ついてまだ1時間経たず…。
どうにもならないので仕方なく日の当たる面を。
暑い……ホールドが熱い。

白虎のsdsをやってみたが暑い!
moveはバレたけど暑い!!

昼過ぎに日陰になる気がしたので昼寝。
熟睡して起きた頃には、見事に日陰。

繋げに入る。
何便目かで上手く行き、後半パート、白虎。
ここはランディングが悪く数年間悩まされた。
当時、
リップ手前でたまたま右手を右カンテ奥に伸ばし、手掛かりを見つけたことにより、完登への道筋を見いだした。

ホールドさえ分かればそこまで難しくないであろうと、
油断していたが
スメアがシビアだ…
突っ込んで気づいたがこんなにもシビアだったのか……

スリップするかもしれない…そう思いながら足をあげる。
そして見事にスリップ。
マットめがけてジャンプする。

img_0731
着地成功、良かった。

とりあえず悪いことは再確認。
というわけで次の便で無事登った。

白虎sds.
グレードはv10に感じたが気温が下がれば易しく感じるかもしれない。

時間はあったが指皮もボロボロだし翌日のセットに備え撤収を決めた。

岩場三昧

2.7 sun
福岡メンバーと出発、現地でえつさんや久留米メンバーと合流しまずはアプローチ整備。
経緯はfbに書いたが、簡単に書くなら工事の都合で通れなくなったアプローチを一旦閉鎖して、旧アプローチを復旧することに。

ただ、現地はまさかの雪、無事着けたから良いが高速降りてからがやばかった。

雪の中どうするか迷ったがみんなやる気満々だったので、やる事に。

image

人数が多かったので難なく終了。報告はfbにて。
ここは登れそうになかったので龍体に移動。
そこは北九州や福岡メンバーが暖をとりながらクライミング。
みんなで和やかに登った。

image

2.8 mon
久々の晴れ、そして私自身久々の万全コンディション。何をしようか暫く悩んだが、本題projectの一本をやる事に。

1時間程度打ったが、可能性は感じなかった。ただ、11月には手も足も出なかったのが今回はまだ勝負にはなった。

次に移動し、ハイボールpを。
流石に攻めるほどのメンタルはまだなかったが、着地できることは確認できた。

夕方、まだ岩の上に立っていないことに気付き、狙う岩の強度を少しおとすことに。
前回登った真白き道の隣のダイレクトをグランドアップでやる。

下部は上手く繋がったが、上部があまりに汚く…ホールドを握ると土と埃で、弾かれる。
流石にこれはぶら下がって掃除せねば無理そうだ。

結局岩の上に行けず…

ナイトに突入し、無理やり一本登り終了。
黒猫 v8
image

よく登った1日でした。

乙女岩正面 白虎

開拓に振られ、物足りなかった夕方
皆に無理を言い乙女岩に付き合ってもらった。

狙うは乙女岩正面のproject。
狙うといっても感触の確認程度。

image

高さはそれなり、最近登った中ではそこまで際立った高さではない。
なら何故ここ何年と解決できていないのかというと……

image

ランディングがあまりよろしくない。
moveのめぼしはついているのだが、
いまいち踏ん切りがつかない。

数便かけて着地練習、高さとランディングに馴染ませる。

そしていざ一便突っ込む。

浅い窪みに指先をひっかけ、足場をあげて、リップへとデット…
したいが勢いをつける勇気なく、
届くところまで手を伸ばしてみることに…

苦しまみれに、明らかに戦力にならないであろうカンテを抑えようと試しみる。

ん???

重心が上がる、かかりがあった。

一旦降りることに。
次の便で突っ込むであろうことを考え
着地確認のため、備えて飛び降りる。

着地、かなり衝撃は強いがちゃんとランディングの良いところに落ちれたら大丈夫。

一旦上に回り込み、先ほどのかかりを確認する。
image
上からでは何もわからなかった。
とりあえず長いブラシを使い、表面についた苔を落とす努力はした。

少し休んで、仕留めに入る。
失敗=メンタル強打
どちらにせよ本日最終便であろう。
撮影を頼んだ。

完全なるイメージ、
その時間は実に短く、一瞬で終わった。

image

乙女岩正面 完登。
白虎

思えばえらく時間が掛かったものだ。
近くにはv12クラスが数本存在し、それらも年単位で打った。
が、白虎のトライ期間はそれら以上に様々な葛藤があった。
(更紗は除く)

それら葛藤も、登れる時は案外呆気ないものだ。
今や葛藤していた欠片ですら思い出せない。

登れるものは登っておかねば…
限界値を明らかに下回っている課題は、
どれだけ情熱を込めようとも、相応の応えはくれない。

登ってから暫く経ったが、いつもみたいに湧き上がるものはあまりない。
課題の巡り会いは一期一会である。

色々書いたが、それでも私はこの課題を長らく想っていた事実は消えない。
怪我をしなくてよかった。

トーテムポール/不死鳥

随分前の記録だが…
気温上がる前にカチ課題を仕留めておこうと、ちょっと遠出。

狙うproject,
ひとまずスタンドのトライ。
image

アップと確認が終わったところで本気トライ。
一発でかくしんが決まり完登。

その後sdsにトライする。下部はそこまで難しくはなかった。
繋げに入る。
するとどうしてもスタンドの核心となっていた一手が止まらない。
一時間打ってもとまらないので、バラし直す。
…そしてそのパートは一度も成功せぬまま指かわ終了通告…敗退。

もうこれは、気温が高くなってからは不可能。
スタンドをトーテムポールv10とし、sdsは来季持ち越し。

次。
大移動をして、前回倒しそこねたprojectへ。
時すでに16:00過ぎ。

気合いを入れて、速攻繋げに入る。

image

2瓶目にて完登。
勝因は、岩が乾いていたこと。
不死鳥 v10とした。

動画はこの2課題とおまけで白真剣。

玖珠川三昧

じゃがの強い希望により、2006年に再編した湯釣へ。
目的は、何故か宿題になっていた火喰い鳥v4
(正確には前回微妙にラインの違い低いトラ(ヒクイトラ)になっていた模様)

個人的にはどうでもいいのだが、
気になっているようで。

image

image

当たり前だが瞬殺して移動…。
まだ私は負荷0……。

次は2012あたりに再編した天ヶ瀬。
登った時は浅瀬であったがかろうじて下地があった。
1時間程度整備をして、じゃがサジタリウスv4の挑戦。

2便で終わった。
image

image
私もバリエーションをやったがv7程度で、2便で終わる…。
撤収…しようとも思ったがあまりにも負荷がかかってない。

寄り道、乙女岩。
projectは気温的に不可能なので、欠損後の白真剣を。
image
難しくなっていると思いきや…新シーケンスが可能になっており2撃…v9か……。
その後、じゃががバルゴv4にはまり、完登を待って1日を終えた。
登ってない………。
image