「RockPath」カテゴリーアーカイブ

聖者の行進

F、4本あった最後のproject。

広大なフェイス中に散らばるホールド。
まとまりがなくラインが見えない。

真ん中からも、左からの右からも行けそう。
果たして。

雨雲きたる3月28日の早朝。

進める方向に一つずつ歩を進める。
右往左往しながら前進。

すべてのホールドに意味を持たせるように壁をダイナミックに使い一本の道筋を開通させた。

「 聖者の行進 」

その後すぐに雨が降り出した。


4本すべてのprojectが終わった。
これでひと段落だ、と言いたいところだけど…

合間に触った各岩に新たなprojectが3本残り、延長戦が決定している。

また。

広島仕事旅後半 「ココペリ」にて!

GW、登り込みたいロッククライマーはココでしょ!

4月中旬
広島仕事旅
後半の日程はココペリ(福山)にてセット!


全94課題!!!
4人のセッターチーム

[ コロちゃん(Hideomi miyake) ]

クライミングが強くなる課題、そういうものをパッとつくれるのが羨ましい。
今回のボルダーユース日本選手権セッターのひとり

[ 稲垣さん(稲垣智洋) ]

西日本のロッククライマーレジャンド。最近は国内規格外と言われる小豆島の開拓公開、マスコミにも度々取り上げられられており忙しそう。だけどいつも通り面白いことをしてた。

[ くまさん ]

初めて依頼いただいてからどれくらいになるのだろう?コロナ禍で語り合えない時間は本当にさみしかった…心の拠り所となるロッククライマージムココペリオーナー。

そして何者でもない私の4人でセット。


GW、楽しんでもらえたら幸いです!
もちろんJoy @joywall でもサニー @sunnyside でもお待ちしてます🔥

#福山
#joywall #ジムと登術
#福岡 #久留米

出張ユースレッスン「福山編」

福山近郊のユースたちへ!

「ピョンピョン楽しそうすぎて時間を費やしすぎてしまった」の図。

[ 福山(広島県)仕事旅 day2 ]4月16日

出張ユースレッスンでした。
熱冷めやらぬ前にと、おさらい用に先にアップ。


現在対象の層には2回目となる今回。
(前回はユース発達/発育中の基礎知識編)

「基本を踏まえての実践」

運動経歴や普段の環境が変われば、
個性(技術習得機会)も変わる。

ということでテーマは二つ。

✔︎ 基本技術の意義を限界値で確認(復習)
✔︎ 癖(習得したもの)を個別に(自覚と対処法)

10課題のセッションを行い、課題レクチャーと個別レッスンでフォロー。

  • 急な発育期の身体操作とメンタル▶︎具体的な対処と自信
  • 体制感覚と距離感の把握
  • 伴い、ダイナミックを心理的に避ける傾向の対処
  • 例題:コーディネーションの分解
  • 特殊能力がある分、基本技術の習得機会を失う(自覚とフォーム矯正と身体強化)
  • フィジカルトレーニングのタイミングと大人の登りへ

技術の細かい話もしたけれど優先順位高いもののみ。毎度おなじみ猛スピードと脱線。。。上記テーマを見たら粗方思い出せると思うので今一度おさらいどうぞ!

遠方からの依頼と縁、感謝してます。
より良い一歩が進めるよう心より願ってます!

 

 

課題生産と消費、そして鍛錬

コウタproject…Day 3
「 完 」

一本に熱意をそそぐこと。

それがジムだととても難しい、
時代になったと思う。


課題の生産と消費、その加速化。

岩を登る、登らない関係なく…
一つのもの、例えば限界を感じるものに時間をかけて成功させる過程。
また成功させたものをやりこみ染み込ませる過程って大事だと思う。(前々から書いているけど技術は意識を伴う反復によって身につくと考えている)

※もちろん課題の循環を自己の鍛錬にうまく利用することも大切。


 

ジム遠征だと一本に絞り集中するのが特に難しい。ホント頑張った、頑張ってる🔥

#joywall #climbing #bouldering
#福岡 #久留米

 

光の涯

今季登りたい道筋のひとつ。
巨石の弱点を贅沢に巡る。

SDSで巨大なハングにへばりつき、横に伸びるクラックを経てトップアウト。
贅沢なライン取りは良いけれど、手数が多くてよれる。

キャンサーから積屍気に繋ぐproject。
昨年全てのパートの動きができた。

[ 積屍気ext project ]


中間部、デッドでジャムを決めるmove以外はそこまで強度はない。けれど継続してシビアなフックと精度の必要な動きが求められるのでストレスは高い。

長期戦を覚悟した。

長く通うなら、ついでに周囲の岩もあわせて着手。
そして3本のprojectができた。

どれも積屍気extよりもやさしいとは思うけれど一癖ある。
結果的に[積屍気ext ]は想像以上にうまくいき、同時にはじめた気分転換のprojectたちが残された。

2024年2月

雨が続く予報、気持ちと自動化が切れぬように向かった夜のこと

光の涯 v13 初登

この地最大の目的は果たしたけれど、同時にはじめたprojectは全て残されたので…
F通いは続く。