「背骨岩他」カテゴリーアーカイブ

サブさんとハレルヤ

12月5日

良い課題が出来たら、ほぼほぼ連絡をくれる長崎のサブさん。ということで、秋に登ったハレルヤv13(四/五段)へ。

久々にまったり話ができてよかった。サブさんも地元にやりたい岩があるようで。お互いまだまだ頑張りたい。

この日、私もまったり登った。
山立御免

目ぼしい課題は大体触り、昼過ぎに大移動。
あまり時間はなかったが北九州の開拓者ぼっち氏が開いたロマンスヶ丘にて、花崗岩らしい名課題を幾つか触れ1日を締めた。

Diva

ゲストと雨とヴィーナスハング

11月21日
関東から来てくれたゲストO氏と大分のtuka氏で岩へ。

山を登って綺麗なカンテをやる。

栗崎初登「山立御免 v5」

山を降り、一緒に難しいラインを。

大きく移動しOzへ。

日暮れ間際まで遊んだところで、joyに帰ってお酒を飲んで1日終了。刺激的な一日に感謝。

11月25日
O氏と岩に行く予定が生憎の雨…

岩はほぼ全滅。下部だけ濡れていなかったヴィーナスハングをやる。
途中O氏も合流。目当ての岩はビショビショだったらしい。

少し話した後、雨に堪らなくなってか!Ozのやりかけの課題を見に行ってみるとのこと。

私は引き続きヴィーナスハング。ハロハロからアフロにつなげるバリエーションをやってみる。

イマイチどうかと思っていたパートにて、右足を送りキョンを入れると安定。左足のフットホールドが2度吹っ飛んだが、何だか出来そうな気がした。次回はコンディションが良いとき。

はじまりの1日となった。


ヴィーナスハング周辺の変化。

ヴィーナスハングから30m程度上流のあった
デビルズタング v10(三段)
いつかの豪雨で岩が1m程度動き傾斜がなくなっていた。よって消滅。

Zoc v8(初/二段)
フエコドーム
サブマリン v3(3級)のルーフ上から直上。最後の2手のみでv7程の強度、高さ感じる箇所での吹っ飛びそうなmoveはかなりの痺れる。
※車通りはかなりある、道路にはみ出してマットを敷くのは避けたい。落下領域のコントロールをしっかりと。

ハレルヤ初登

10月10日
粛々とアップをこなし山に入る。

少しだけ慣れてきた山道を歩く。岩を前にしホールドを磨き、トライ開始。

正午前、核心の一手が止まった。

そして無事に登りきる。

hallelujah(ハレルヤ) v13(四/五段)初登

ようやく最上級を更新できた様に思う。ニライカナイを登って3年ちょっと。あれから、難しい課題は度々更新したものの素晴らしい岩を登れたかと問うと、即答出来ずにいた。

圧倒的な存在感を保持するニライカナイ、それと比べると巨石の脇に潜むハレルヤは見劣りすると言えるかもしれない。

しかしながら、巨石の脇にまわり込みこの岩の存在に気づきさえすれば、見上げた瞬間見惚れること間違いなし。岩とラインの美しさは最上級。その上で、初手からボルダリングらしい強度の高い動きを要求してくる。最高じゃないか。

登攀対象として見上げたとき、突然気になりだすのは後ろに広がる斜面。共に対峙したクライマー達は往々にしてドン引きしていた。もちろん私もはじめはそうだった。
通うに連れ静かに慣れていき、いつの間にか気にならなくなった。

余韻に浸っていると、防災無線チャイムが鳴った。正午だ。昼過ぎにクライマーと麓で待ち合わせをしている。慌てて荷物を片付け、山を後にした。

トライできた時間こそ短かったものの、一人で対峙した時間と同じくらい仲間と一緒にこの岩を見上げた。タイミングが良かったのだと思う。もちろん案内してくれたブチ氏と並び、この岩を見上げたことも。

トライできた日もできなかった日も、かけがえのないひと時だったように思う。プレッシャーにやられ情緒不安定な瞬間も度々あり、そんな私のトライに付き合ってもらえた事に感謝。

ハレルヤの初登。ひとつの節目ではあるが登りたい岩はまだ尽きない。のんびり通い続けたいと思う。またお付き合いいただければと。

支配された日々(ハレルヤのトライ)

8月中頃
知人が来店。とある花崗岩の写真を見せてくれた。ぱっと見、よくわからない岩だったけどスケールと岩質だけは理解できた。どちらにせよ今やっているprojectをやれる気候でもなかったので、見に行くことに。

翌日、早速偵察。私の足では空身で15分の山登り。(後に出逢う地元の方はこの山自体を15分ちょいで一周する!)

素晴らしい岩だった。もし成っているのなら、とんでもないクオリティの岩だ。スケールは最上級の課題「ニライカナイ」に劣るものの、岩の美しさやラインの顕著さは圧巻。

雨上がりの気温高めという最悪のコンディションのなか少しだけやってみたが、実際のところ勝負にならなすぎてよくわからなかった。

9月
雨が続く。晴れたとしても山自体が水を持ち岩は乾かない。

トライを諦め、掃除に徹した。岩の表面に付着した砂と苔を落とし、パラパラした表面の結晶や脆いフレークの縁を落とす。この時点でこの道筋の可能性は理解できたわけだが、最上部のヤバさは考えないことにした。

9月30日
ようやくまともにトライできるコンディションとなる。

十分悪い下部をこなし、上部へ。リップまで綺麗に続くダイク(岩脈)も、中間部からは全く使えないものとなる。リップ手前のサイドポケットがとにかく狙いづらい。

最上部が核心となると気になってくるのはランディング。着地できる箇所が狭い。そこを超えて落ちるとかなり下まで落とされる。

この日は精神的にかなり充実していたにも関わらず、一手が出ず。敗退を決めた。難しさによる敗退。この瞬間、私の思考はこの岩で支配された。
いつまた対峙できるか?着地は本当に大丈夫なのか?問題の一手は本当にできるのか?支配されるとキリがなく、取り留めもなく思考が巡る。それも四六時中。こうなると私自身かなり面倒くさい。結論付けできるほど、この岩の事をまだあまり知らない。

10月7日

登るつもりで再訪。良いトライはあった。実際この日、登れるチャンスはあったかもしれない。でも登れなかった。私自身の内側から発生する雑念が多過ぎた。
この日のトライで全ての雑念は拭えた気がする。そしてこの岩の事が芯まで理解できたように思う。敗退。

通う日々の中で出逢う様々な人達。岩登りなど怪しい事をしているにも関わらず、決まって別れ際には気遣いの言葉をくれる。精神的にギリギリの岩と対峙しているからか、幾度となく励まされた。

何人かは「この静かな山が好き」だと言った。私も同じ。
次登れたとしても、そうじゃなかったとしても、通う日々は続くだろうと。

はじまらない秋(二日目)

雨で全く登れなかった前回…
今回は晴れ予報。気温は高くなるみたいだけど少しでも触れたらと。

9月4日

岩に着く。天気は良いが岩はベチャベチャ。。。
乾きが悪いのか朝降ったのか。
アプローチが多少あるためエリア転戦は考えれない。仕方なく濡れた岩を触ったが初手すら出来ず。

ちーんって感じだ。

脇には登山道、先程書いたように天気は良い。ということで数組のパーティと出会い立ち話。
最初に出逢ったおじいさんとは長い時間写真を撮ったり話し込んだり。
クライミングに、そしてこの山奥では不審者でしかないであろう私に興味を持ってくれたことに感謝。

昼過ぎ、仲間がやってきた。どうやら手前のカンテをやるらしい。
掃除をしたりしながら1時間程度で登っていた。

山立御免 v6(1級)

かなり渋めの課題のようだ。何にせよマントルの感じが悪い。それがなければとても面白そうだけど。
私は半分不貞腐れ、ひたすら掃除をし1日を終えた。

雨よ、良い加減にしておくれ。
はじまらない秋二日目終了。