「はじまりの森 ー公開調整中」カテゴリーアーカイブ

主要な開拓はほぼ終わり、諸事情により公開を見送ったエリア。
現在最終調整中。今暫しお待ちを。

動画:はじまりの森にて

暑くともダニが出ようとも、梅雨まではこの地で登ろうと思っていた。
やりたい岩は限られてきたが、整備しておきたい箇所は行く度に増えていく。

緊急事態宣言発令した4月、地元の方と話し開拓中断を決めた。

キリがいいところで動画をアップしようと思ったが、当面キリがよくなることはなさそうなので、春の記録としてアップしようと思う。

                             春の登攀記録                                     

雪の日、メインで開拓しているエリアに行こうとするも積雪により敗退。
人里近いエリア「はじまりの森」に転戦。

過去全然勝負にならなかった岩をやってみよう、と準備をすると雪が酷くなり取り付けず…。仕方なく、近くの岩壁の基部で遊んだ。
こうしてできたのが「cocoa v10」

その後も幾日か通い、大昔登りきれなかったproject群をやる。メインとなるprojectも2日ほどやり、粗方形になってきた。

3月2日 裏獅子 v6

同日 白い球 v9

3月5日 typhoon v12
3月9日 monsterspoo lows v10

同日 龍の死(直登) v10

春の終わりは、マダニも多かった。

アップで登った岩から下り、マットの上に戻るまでに2〜3匹くっついてくるほど…。気温が一気に上がったこともあり、快適に登れた日は少なかった。

それでも、広葉樹林に散らばる岩の近くで過ごした時間は最高だった。

冬の再訪が待ち遠しい…。

                            2020年春の動画                                

 

龍の死直登

3月9日 夕方
モンスタースプーを登った疲労を溜めつつも登り足りず。

龍の死直登をやる。
ホールドの乏しいフェイスを左から右にトラバース。そこから右のスラブに抜ければ、2010年に登った「龍の死」になるわけだが、今回はその直登(トラバースなしの単体だとトカゲの城v7)。

ひとまず上部パート「トカゲの城v7(初段)」の確認。

中間部で乗り込んだ右がスリップ。着地は成功したが、転がる最中右膝が石に接触。

特にダメージはなかった。先程降り出した雨のせいで、フットホールドが湿っていたんだろう。その後、警戒しつつ上部確認、念には念をということで登りながら軽く掃除。


落ち着いたところで核心となる下部をやる。2010年当時やった妙なトウフックを使わずとも足を右に振れるようになっていた。
とはいえ、しばらく下部で落ち続けた。
雨が止まず焦る。

下部を突破できた便、中間部のレストポイントで長らく休み、気持ち悪い上部を熟す。

龍の死直登 v10/三段

岩から降りると土砂降りに。どちらにせよこれ以上は無理、よく登った1日だった。撤収。

TyphonV12/SupooV10

3月5日
前回バラした獅子門ハングp。

全moveとにかく悪い、これぞボルダリングってライン。
特に初手がガツンと来る。

Typhon v12/四段
最終的に、中間の数手は呼吸が出来るくらいの強度まで落ち、最後の追い討ち「リップへの一手」のストレスは想像より軽いものだった。
全てのmoveが悪い、やりきったという感覚が味わえるこういうボルダリングが一番好きだ。

3月9日
前回帰り際にやったカンテラインの続きをやろうと。

奇跡的に、このラインのキーホールドひとつだけが濡れていた。
こんなことってある???ひどい。。。

仕方なくやってみたけど、ダメ。

ということで、ハングからカンテを跨ぎ右のスラブに逃げるライン
「モンスタースプー」のロースタートpをやる。

離陸が極めて悪い。
30分ほど模索しなんとか離陸成功。その後の初手、2手目も悪い。

上部は2010年に登ったモンスタースプーv8/9(2段)

Monster Supoo (low) v10/三段

本題のprojectをやる体力と指皮はもうなくなっていた。。。
時刻はまだ15時
撤収には早かったので、比較的手頃だろう龍の死直登pをやることにした。

その話はまた。

獅子門pとココアv10

2月17日
ずっと放置していた「龍の死逆流p」
本格的にトライをと再訪。
現地に近づくにつれ雪は酷くなる。

到着すると、岩はグチャグチャ。
仕方ないのでリップと周辺を再整備。

夕方、雨の影響を受けにくい岩壁「チョコレートタワー」の基部で遊んだ。

2008年初登「チロルチョコ」のlowStartProject。
1本指ポケットがエグい。

move解析にかなり時間がかかった。
ポケットで受ける指皮のダメージが激しい、打ち込みたくなかった。
集中して勝負に入る。

気合いを入れた一便…
キーとなるガストンカチが欠損、ふっとんだ。。。

ホールドの掛かりは大幅に悪くなる。

バラシ直しは流石に萎えたが、同じシーケンスで成功。むしろ感触が良い。ホールド自体悪くなったが効く方向と動きの相性が良いようで動きやすい。

翌便、登ることができた。
ココア v10/三段

時間はあったが雪はまだ止まず。撤収。

3月2日 雨上がり
目当ての「龍の死逆流」は、相変わらず濡れていた。

夕方には乾くだろう、それまで陽だまりの岩をやることに。

↑裏獅子 v6/1級

身体がノッてきたところで獅子門のハング。ホールド欠損後(2010年)ライン消滅だと諦めていた。残されたホールドの距離感半端ない。

(獅子門中央p)

不可能だと思っていた二箇所。

ひとつは、最後のカチからリップの外傾した大穴。そこはダイナミックに動けば何とかなった。ラスト一手にこの強度はやばい。。。

もう一つは初手、フルスパンで右手カチにランジ…。
これは不可能だ。
中間に一旦右手を抑えられるポイントがあるが、足ブラでは厳しい、足を残すにもフットホールドが極めて悪い。

選択肢は一つ、それでも足を残す。

やり続けて、何とか成功した。右手の中継ホールドを身体で抑える。
次のフルスパンムーブもそこそこ悪い。

さらにリップランジまで3手入るがここも落ちそう…
もちろんリップランジも悪い。

6手全てで落ちれそうなほど、強度は高い。
こういう課題が好き。

一瞬一瞬の成功を重ねていくようなゲーム的ボルダリング、最高すぎる。

Moveをバラすだけで体力のほとんどを使い切ってしまったが、あまりに楽しくそのままやり込んだ。結果、リップ手前まで2度到達。次回は成功を。敗退。

夕方、目的の岩は乾いていた。もちろんやる元気はもうない。
2010年に放置した白い球pを登り撤収。

白い球 v9/2段

anybody’s game low v12/13と荒野

3/22
先日完全敗退したanybodys gameのlowをやるために、珍しく早起き。
早朝より取り付く。

しかしどうも登れる気がしない。
フック解除のふられがどう考えても耐えれる気がしない。

とりあえずアップで他のパートのおさらい。
今回は心身ともにフレッシュであったため感触は良い。
とりあえず繋げて見る。

1便目、案の定ふられで指先に思い切り負荷がかかり、耐えれずふっとぶ。
やり過ぎると段差下までふっとびそうで怖いし、強度が高すぎて到底耐えれる気がしなかった。
anybodoy’sgameのオリジナルムーブに戻すために確認。手数が大幅に増えるが負荷は減る。
ただ確率の悪いmoveが二連発することもあり、ストレスがかかる。

少し考え、フック解除のふられを、足中継で殺せないか試みる。
ヒールに本気で力を込めたら成功した。
さて、繋げた時どんな負荷になるものか。

繋げ1便目、気楽に取り付く。
前半も軸がぶれたなぁなんて思いながら、落ちることはなかったので核心に突入。
リップデットも止まったので本気でヒールフック。足中継に成功。
あまり感触は良くなかったが突っ込むことにした。

上部前の最後の核心、
インターバルが短すぎかなりパンプしてしまったが、気合いで一手出し止まった。

あとは余計なハイボールパートをこなし、無事トップアウト。

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かなり疲れたが登れてよかった。
グレードは…、anybodys gameは同系統のhevenlyより確実にワンランクは悪いが何故かv12。
それよりは明らかに難しい。
とはいえ、同系統のv13はもっと難しい。v12の範疇ではないだろうか。
ここは公開予定なので、いずれやって貰おう。
とりあえずv12/13ということで。

早く来すぎたため、大幅に時間が余る。
ある意味予定通りであったのだが、大移動し、こないだやり損ねたハングをやりに行く。

…すると、何故か濡れていた。
乾きが悪すぎる……。

諦めきれず無理やり取り付く。
かろうじて二つのラインのmoveがばれたが、繋げると指がフニャフニャになってmoveが起こせず。
潔くなく、2時間打ち続けたが出来ない……、イライラしながら敗退を決める。
不本意だ……。
いつ乾くんだこの岩は、、濡れた岩に強くなりたい。

あまりにも気分が悪く、高原で登り直し。

野焼きした直後の丘は、想像を遥かに越えた美しさで、
全ての出来事が吹っ飛んだ。

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通えば、いつか乾くだろう。
また来よう。

…これだから遠くに宿題を残したくないのだ。