「コヤ竹林(再調整中)」カテゴリーアーカイブ

20年前、そして10年前の開拓で9割は終わったエリア。遺産を継承すべく交渉…0から1へ。

コヤ竹林にて

3月28日、まったりとコヤへ。

当初荒れ果てたエリア周辺も、いつもと変わらず綺麗に手入れされていた。
子どもら置いて地元の人に挨拶に行ったが今日も不在。

私も軽く登り、竹林へ。
手頃なやつをみんなで遊び、改めてグレード確認。天気も良く花見もでき、心地良い朝を過ごすことができた。

午後から、joyにて子どもらはトレーニング。


3月28日
関東のクライマーと共に。夜、酷い雨が降ったようで岩は濡れていた。乾きは良いのでそこらで適当に遊び、目的の岩へ。

王蟲 (グレード未確定)

実はこの3日前、岩で酷い落ち方をし歩くのもかなりきつかった。
(勿忘の記事参照)
登れるのか?そもそもシューズ履けるのか?
そんな不安はあったが、1日過ごしてみて大丈夫な事が分かった。

帰り際、クリムが登ったK岩のグレード確認。

Moveを作るまで少しかかったが、聞いていたとおりv8(初/二段)だと思う。小さな岩の割に濃い課題であった。
18時より、店番が入っていたので少し早めに撤収。

〜道中、いつも周辺整備をしてくれている地元の方とすれ違った。しっかり挨拶したかったが、車でのすれ違いであったためほとんど話せず。「今日もたのしんだかぇ〜」と声をかけてくれた。感謝しかない。
積み重ねよう。

マニと王蟲側面

9月29日
寝坊したが何とかコヤ竹林整備へ。
9月に入り、仲間らが上部への直通アプローチを再整備してくれていたのでだいぶアクセスしやすくなった。

まずは放置していた王蟲側面。

この壁、写真見てもらえたらわかるのだけど…
王蟲より高い。
それだけならまだ許容範囲内なのだが、とにかく脆い!

三点支持必須である。

1990年代に打たれたトップロープ用のボルトはまだ生きているような気もしたが、正面に王蟲という激しいボルダー課題を見出した今、側面ももはやボルダー課題だろう。

まずは左のやさしいラインをやる。
かなり脆いものの5.7程度だったので気持ちよく登ることができた。

次、右。
このラインに関しては終了点のボルトが違い、システムもスリングを巻いただけ…。
設置者が違う事は明らかで、どうも悪そうな気がした。

脆さもあるが、何より明瞭にラインが見えない。ホールドの場所も強度(保持感と脆さ両方)も現場に行かないとわからない。
中間部のたるい盛り上がりを乗り越せば、その先もはや進むしかない。
陸に戻れるのは落ちた時のみ。

盛り上がりまで幾度か登り下りを繰り返し、何となくラインを定めた。

行くことを決め取り付く。
上部も握ったホールドに浮いた感覚がありかなり恐ろしかったが難易度自体はそこまでなかった。
指先、つま先、それぞれのホールドが吹っ飛んでもいいよう心づもりをし少しづつ前進、何とか岩の上に立った。

冷静に考えると大してやばくもなかったのだと思うが、こういうクライミングは苦手だ。
グレードは5.10のどっかであろうか?一応集中していたのでよくわからない。
警戒してトライしてもらえたら、と思う。

これだけで十分お腹一杯だが、1990年代/2000年代の課題を纏めるべく上部の岩をリピート。

個性的な表情をした岩。
既成課題は凡そグレード通りの体感、ただ仲間と若干登ったラインが違ったので自然なラインを考えるべく持ち帰ってミーティングすることに。

最後の最後に激はまりした「マニ v9/二段」

個ニシテ全

9/6(Thu)
涼しくなりはじめたということで開拓再開、1ヶ月ぶりのコヤ。

アップで上部の大昔に登られている岩を確認。

そして夏前にチラッとやったプルスウルトラ(栗崎初登)V7/初段。
この時は左手薬指を痛めており思い切れなかったが、今回は気持ちよくランジすることができた。

落ち着いたところで移動、王蟲の岩へ。
この岩もあと何本か出来るが…
デカすぎて整備が面倒くさい。。。

王蟲右抜け、その正面に丁度竹が生えており、そいつを上手く使って掃除することに。

ホールドは確認できたので上に回り込んで決死の思いで泥と枯れ葉を落としひと段落。

核心はリップ手前のポケットにランジするmove、か…。
成功すればそのmove、相当痺れるしカッコいいはず。
この日は心の準備が出来ておらず、ここで終了。


4日後の9/10(Mon)
雨上がり、ダメ元で行ってみることに。
案の定、地面も入口の岩も濡れていた。

王蟲の岩は…

黒い…が、下部のホールドは何とか生きていた。
上部、問題のポケットはどうか。竹を登って手を伸ばすと…
微妙、、、湿気ているし奥には水が溜まっているが、持てないことはない。

タオルをつっこんで、乾きを待つことに。
その間に下部を完璧に仕上げる。

早くも3便目、ランジ体勢突入
ただ、怖すぎて手を出せる気がしない。

仕方なく気持ちを切り替える。
右ヒールを決めてスタティックに行きたい、という事で右足を送るために右手を探すとたるい形状が戦力になる事が分かった。

翌便、見事に成功しポッケに届く。
とはいえ上部突入するにあたっての心の準備が出来ていなかったので一旦飛び降りる。

そして翌便、無事岩の上へ。

まさかこの日登れると思っていなかった。
想像していたmoveと全く違い、難易度も期待する程ではなかった。
それら少し残念ではあるが、
この移動距離を6手で済ます豪快なラインを味わえたのは良かったと思う。

個ニシテ全 グレードはよくわからないので公開前には定めたい。

その後脇を整備し軽く登り、
夜仲間と約束していた「七輪を囲む会」に間に合うべく撤収。

H岩「BigT 二段」

6月7日 (左薬指故障20日目) 整備。

仲間の希望もあり普段めったにしない早起き(といっても6時半)
気温上がりきる前に前回掃除したらしいH岩へ。

雨上がりで岩はあまり良くない、
かろうじて登れる、といった感じ。

仲間は予定通り、正面右ライン。
私は成り立っていないように見えた左ラインを。

観察していると、
ハンドリーチギリギリで形状を活かした登りが出来そうな気がした。
せっかくなので真面目にやってみる。

一手一手、リアルにフルリーチ。
ホールドも悪い…
形状を抑え込むタイプのラインを、このコンディションでやるのは無謀な気もした。
ただ、もう取り付いてしまった。
後に引けずmoveだけでもバラしておこうと打ち込む。

しばらくやると、
核心だと読んでいた2手目が出来た。

そして3手目、全く動けない。
…ここ核心なんですね。。。

挫けかけた頃、隣を仲間が初登。

↓プルスウルトラ 初段

素晴らしい登りであった。
そして仲間は下の岩へと去る…。

集中。
3手目、無理やりトウフックが決まることがわかった。
狭すぎてかなり苦しいものの、この手は得意だ。

4手目、ここの強度はそんなになく、
たるい形状をぬめった右手でいかに抑えるか。
ここまで来れたなら、この一手はもはや勇気。

繋げる。

そして完登、と書きたいところだがここからも結構苦戦した。

所要時間1時間半、かろうじて登ることが出来た。

この手は比較的得意なはずだがいかんせんコンディションに左右される課題だと思う。V10(三段)近くに感じたが、実際はそんなにないであろう。

ずっとTノ字姿勢で進んでいくことから、
Big T 二段
とする。

ハンドリーチが175cm以下だと絶望を感じるかもしれない。

その後最新作、プルスウルトラをやったがランジでかかる左手の負荷が怖く、敗退。

昼過ぎからは2人でアプローチ整備。

目的を達成したところで時間は余ったが、実はこの日体調が悪く少し早めに切り上げた。

シューズ、ギア類が全般的に終わりつつある……。

シロノリリー

私がP岩の整備をやっている頃、仲間たちも足繁く通い奥の岩をやっていた。

5月10日
P岩のリップは降り続いた雨でグチャグチャ…。
掃除を諦め奥へ進む。

数人がかりで整備されたアプローチはとても快適で…、
途絶えた道を無理やり進んだ先月の記憶が嘘のようだ。

L岩。

正面は整備し終わった直後、
まだ登っていないようなので仲間に委ねる意味でトライは保留した。

右端をやる事に。
ランディングが極めて悪く、さらには究極に脆い。
こんなライン誰もしないであろう。

仕方なくやると、内容は中々良かった。

ミギノミミ 3級(間違いなく不意落ちは出来ない。)

次に側面、
1990年代に登られている超初期の課題。
初級者用の課題としてかなり良好だが、4本とも仲間内で体感グレードがバラバラ。

6月5日(左指故障18日目)
仲間(ズカ)がL正面を登ったようなので確認。

真正面は2000年代に登られた4級がある、仲間が登ったのはその右のライン。
特徴的なラインで一手一手距離があり、見た目以上に悪かった。

カケテモ 1級

さて、ずっと目をつけていた道筋。
カケテモのスタートから左カンテ沿いに並んだホールドにライン。
えぐそうだとは思っていたが、やはりえぐかった。

まずは掃除。

そして取り付く。
下部核心なのは明らかで…
ホールドになりそうでどれもならない。

結局、
効きそうにない形状がホールドとして有効で、
そのmoveを発見するまで1時間程度使ってしまった。

しかも核心はえぐいカチに左手でデッド…。
少し休んで、やるかどうか考えることに。

気温35度オーバー、、
一瞬帰ろうかなとも思ったがどうも暑さに慣れてきた。

トライ開始、
思い切り左足でかき込めば、左手を抜いても一瞬保てることがわかった。
その間にうまくホールディングを決めれば故障している薬指のダメージも緩和できる。

数便に勝負をかける。
2便目、無事完登。

L岩正面は猫の頭みたいな形をしているので、
名をジジにしようと思ったがどこかにつけた気をするので、ジジの彼女の名にすることにした。

「シロノリリー 二段」
クライミング再開してまだ数回目であったためグレードについては不安しかないが、仲間の感想を聞くととりあえず二段難し目ということなので、大幅にずれていることはないと思う。

少し脆いのが残念だがとても面白いラインであった。