「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

彩と燃える親分 リピートを見守る。

sep.16
昼前、みんなと合流。今日は案内。
メンバーはトップクライマー、平嶋元さんとジムスタッフ井関さん、こうちゃんとうちの新人。

まずは
彩(イロ) v10
2年ほど前に完成させた課題。完全なる一目惚れで、整備も必要なかったので、その日の予定を変更しワクワクしながら打ち込んだ課題。スケールは勿論、シーケンスがとても斬新で分かればフィジョカル的に負荷をかなり抑えれる。ルーフならではの動きが満喫できる課題で、v10クラスでは自己最高傑作の一本。
みんながどう攻めるか楽しみであった。

まずは復旧整備。

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そしてトライ。
ゲンさん流石の解析力で、見事にシーケンスを見出した。
この課題、トライしたい方は後半動画を上げるので見ないで欲しい。
それはまるでパズルゲームの答えを見るようなものなので…。
moveの組み立てが非常に面白い。
(場所柄、公にはできないので気になる方は案内します。)

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2時間ほど遊んだ後は、カナブンロックに移動。
昨年登った課題、
燃える親分v9/10と稲妻繋ぎv11のトライ。

燃える親分は、隣で若者が熱いトライを繰り返す最中、横で完成させた課題。
燃えろカナブンとつけていたら反対されたので今の名称になった。

左手のスローパーが極めてシビアにも関わらずラストまでずっと保持し続けなければならず…その上動きはダイナミック。
ぜひともギャップ萌えしてもらいたい課題だ。

今回の動画は
彩、燃える親分の2課題の第2登を狙うゲームを……。

雨降りしきる中

雨が続く。
出発前は辛うじて雨は止んでいたものの、エリアに近付くにつれ雨脚が強まる。

予定していたエリアは諦め、杉林のエリアmonへ。

車を停め、濡れたアスファルトを歩く。この時点で登れないことはわかっていたが、一応偵察。
このエリア、4連続敗退。

どこへ行こうにもこの日は絶望的。メンバーを考えると、アプローチ、クライミング両面で攻めれなかったのでhuecodomeでお茶を濁す。

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岩は触れたもののフラストレーションピーク。
雨め……濡れた岩を見て苛立ちはじめる。

こうなったらもうヤケクソ、
全てがどうでも良くなって、滝壺まで大幅な移動。

雨の中ウォーターソロ。

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栗は滝壺付近を、私は側壁を攻めたがお互い歯がたたず。

あまりの寒さに早々にきりあげ栗を見守った。
他の二人も寒中水泳したり、壮大な景色の中水遊びしたりと、楽しそう?で良かった。
もう少し気温の高いときに来たい。

由布山麓 silent hill

所用で実家へ。
道中、実家から20分の位置にある由布山麓の岩へ。

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前回4月の帰省時に目を付けていた岩…
高度がありボルダーではあまり見られない風格を持っている。

時刻は11:40、
12:30には実家に着きたかったため費やせる時間は僅か。
掃除なんてしていたら到底終わらないので、即登り出し。
ついでなのでonsightを狙うことに。

高さがある上に、リップ付近の確認もしていない。
能力的に限界値には及ばないであろうが、ホールドも微かに脆く不確定要素は満載。
純粋にonsightを試せる。
純粋に自力を確認できる。

結果は、
多少戸惑いはしたものの地に叩きつけられることはなかった。

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静かなる大地で静かながらも内に湧き上がるものを感じることが出来た。

silent hill グレードはつけない

その後周辺に10本程度登り、ここの開拓を終えた。
時刻は12:10。
ぎりぎりまで遊び慌てて撤収。

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夜、時間を作れたので大分のジムアースに出向く。
6本程度課題をつくったので時間があれば試して欲しい。

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御嶽に想う

東京のボルダリングエリア、御嶽。
日本で最も有名なエリアであろう。

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10年ぶりに訪ねる。
御嶽の駅を降りて驚いた。

散策目当ての人々、ハイカー、チャリ、でかいカヌー…?
様々なレジャーを目当てにこの地に沢山の人が集まっていた。
この地では、ボルダリングもそれらレジャーと同格のようだ。

早速レンタルマットという不思議なサービスを利用する。
何て気楽なんだろう。

開けた渓谷を降りる。

上には風情のある建物が見える。
前回は全く何も感じなかったのだが…。

変わった地形を把握しておらず悩んでいたら、たまたま通りがかった人と目的地が一緒だったので有難い事に同行させてもらえた。

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目的の岩は降り続いた雨の影響により増水や染み出しのためどれも取り付けず。

それでも楽しめる岩は沢山あった。

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後で見直すと、色んな課題を道筋勘違いのまま登っていたようだが、この場の出逢いとその空気をうまく味わえたので大変良かったと思う。

さて、毎回話題に上がるグレードについて。
忍者返しという1級の日本スタンダードがここにあるわけだが…。
グレードについてござござ書くのは正直嗜好と反するが……。

私は特に甘いと感じなかった(今回は)。
ちなみに他の低グレードも満遍なく触りどれも同じ感触。

基準はいかなる時代も基準のままで良いと思う。
仮にお買い得と呼ばれようとも、呼ばせようとも、
質が落ちるわけではないので一向に構わないのであろう。

そして段からは…幅が狭く感じた。
ただそれはVやフレンチに換算しなければ良いだけの話であって、御嶽のグレードとしては特段問題ないのであろう。

ロケーション含め沢山の人に愛される理由が改めてわかった。

今、改めて開拓者として御嶽に来れて良かった。
皆に感謝したい。

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Langley

July.1
まさかの三日連続岩へ。

営業前、枝村さんの近くの岩へ案内してもらった。
場所柄、公には出せないエリアらしい。
にしても岩を見て驚いた、
このクオリティの岩がこんな近場にあるとは……。

微妙な均衡で保たれているエリアが九州には沢山ある。
自分のエリアを振り返り思うのはやはり、そのどのエリアも大切にして行きたい。

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と、それはさておき
二時間しかないので慌てて登りだし。
この岩唯一の既存課題は渡辺数馬氏のLangleyのみ。

花崗岩らしくない、良い意味で人工壁風なルーフをダイナミックに登って行く課題。
ホールドのみ花崗岩テイストで薄い指かわにはやや痛むが、気にしてられない素晴らしい課題であった。

その後はproject…..
を果敢に攻める枝村さんを見守り終了。
疲労もあるが、私は手も足も出ず。
このprojectも相当格好良い。

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