浅草試履き会終了とアンケート!

12月、そして2017年ももはや残すは僅か…。
正月を前に久留米店もクライミング体験の方が増えてまいりました。
(レッスン中以外随時受付しおります!飛び込みでも、不安な方は予約等気軽に連絡下さいませ。)

先週は、福岡店ともども浅草クライミングシューズ試し履き会でした!
いかがでしたか?

先入観を与えぬように基本的に前情報を出さないよう務めたつもりで、
みなさまに履いてもらいました。

ということで、中級者(知識量)の方のどこで集めたかわからない情報や先入観で( ͡° ͜ʖ ͡°)発言された言葉を真に受ける利用者の皆さんのぶれ具合が少しだけ実は面白かったです!(失礼)
ということで、書いてもらったアンケートがその時のメンバーによって全く違う結果になっておりました。

情報って結構いい加減なもので、感覚も案外いい加減なものかもしれませんね。

私としては良いデータがとれました(´∀`*)
何にせよ履いてみないと何もわかりません。
たまに見ますが、履かずして批評も何もないと思いますw

さて、この先どうなって行くのか。

何にせよ私個人(田嶋一平)の意見としては、
商売としての売行き等も確かに大切ですが、クライミングに携わる企業として何を担っているか、
また何をみているか、その感性に共感できるか、が一クライマーとして気になります。

とりあえずモノとして、
女性用の1足目のハイエンドモデルシューズに合いやすいツルギの女性サイズは入荷を決めました。

気になる方は、足入れどうぞ♪
(まだない)

敗退の日々(通算26日目)

限界以上の登攀を臨むとはこういう事だったのか…。
OZroof projectのトライが通算26日を越えた。


当時からProjectをやるっていうスタイルは変わっていないが、ここ数年限界以上を求めることはほぼなく、現に4日以上打ち込む事が殆どなかった。

いつの頃からか…
確か生涯の目標であった絶望岩「常盤」や、生涯最高のラインと思われた(今は相当するクラスはいくつか登ったと思う。)ニライカナイを完成させたあたりだったと思う。

自己の限界を一本くらい登っておきたい、
そう思うようになった。
そこで着手したのが、昨年登れた玖珠川乙女岩の更紗であり、未だprojectのこいつである。

OZroof project

昨シーズンの終わり、繋げて初めて核心の一連に成功し後半のV10パート2手目で落ちた。
それは非常に上出来で、今シーズンは正直良くない。

12/1 day23
雨上がりで状態は全く良くないが、来たる時に備えて練習。多少湿気ていても一手一手は練習出来た。

12/8 day24
1便だけ核心突破し、V10パートの優しい一手で指先がすっぽ抜け落ちる。どちらにせよ限界であった。
ここまで到達してしまうともはや回復しなくなる。パート練習して終了。

12/18 day25
指皮が抉れた状態で行った。ここ数日回復に努めたがダメだった。案の定バラしすら出来ず。

12/21 day26
シューズを変えてみた。安河内カスタムVsr、トウフックがバチ効きしだす。

ここで問題が発生、トウの解除が出来ない。そこパート練習をひたすらやったがダメ。
結局シューズを戻して、トウが外れると同時に次のモーションに入るいつも通りのコーディネーションシーケンスを取り入れる事に。効きすぎて困る事があるとは……。シューズ自体は完璧だという事が確認された。。
確認で力尽き終了。


限界以上の事をやろうとする事。
身体や岩のコンディションを完璧に合わせないと挑戦すらできず、そこに気持ちを持って行かねばならない。

とてつもなく果てしない作業だ。

こんな事を繰り返し、通いつめ一本の課題を落とす。
今やこんなクライミングはみんなにとって当たり前になっているが、飽き性な私にとって正直かなり苦手な活動だ。

それでも今回まだ続けれるのは、そこに明確な動機があるからだろうか。
この動機が続くうちに登りきりたい。

気分転換でやるクールダウンで、どんどんバリエーション課題が増えていく……

写真は天道

浅草クライミングシューズ試し履き会!

クライミングシューズ新メーカー、
浅草クライミング。

噂には聞くけどどんなものか…というあなた!

実際履いて登って、試しちゃいましょ♪

久留米店でもスタート!
(というより昨日からはじまっています( ͡° ͜ʖ ͡°))

レビューは…先入観を与えぬよう、まだやめておきます
が、ビックリする方も居られるかも。
一つ先に書いて置きたいのは、普段靴下履きの方も(特に女性の方は)一旦素足ビニール着用でマガタマを試してみてください!
新たな発見があるかもしれません♪

今週末やっておりますので、ご来店お待ちしています。

もちろんクライミング体験も随時お待ちしております!
昨日もグループなり個人利用なり、クライミング体験いただきました!!

竜体山ホールド欠損情報

先日、竜体山でホールド欠損しました。

場所は竜鳴岩、課題番号50 コツブの足元です。

コツブ V2のグレード自体は変化ありませんが、シビアなフットホールドを踏む技術を強いられるため、限界値であった利用者の方には多少影響するものだと思われます。
ただ、岩は人が登れば影響を受けるものですし、自然の中に人が入ればなんらかの変化は起きます。
それら全て受け入れての、野外活動だと思います。

ちなみにトラバース課題、鳴閃等はグレードがグレードなだけに変化なしと言っていいでしょう。

最近、人気の竜鳴岩ですが遊歩道沿いにあるため、開拓当初は控えていました。
一応ルールを作っての公開に踏み切りました。
今一度確認のほどよろしくお願いします。

※遊歩道沿いということでブラッシングの徹底と荷物置き等

快刀乱麻 三段

11月末、
仲間が見つけた岩に出向く。
その岩はとても美しかった。
岩を上下分けるかのごとく、中央に走るか細いクラックが特徴的だったので一刀両断岩と呼ぶことにした。

さてどこを登るか、弱点が見えない。ひとまず一刀両断クラックの上は中央に顕著なクラックがある。
そこを掃除することにした。土が詰まっていそうだったので、流石にロープを使う。
案の定、そこそこ時間がかかってしまったがそれなりに綺麗になった。
ホールドは見た目以上に悪い。もしかしたら上部は2級(このエリアは開拓者の希望により級段式)以上あるかもしれない。
落ちたくない高さだけに多少緊張は強いられるだろう。

夕方、下部をやる。
顕著な弱点がないので登れそうなところで離陸し、行き詰まってラインを変える。そんな作業を繰り返し、指の皮をズタズタにした。特に成果はなく、ラインすら分からないままこの岩を後に。

流石にこれだけだと不完全燃焼、移動しmagical slotの左のバリエーションをやるがキーホールドが濡れており苦戦。
敗退などしてられないとムキになってしまい帰るタイミングを失った。
日暮れまでかかったが、かろうじて登ることに成功。

大黒天 二段とした。
夕方見た光景に秋の終わりを感じた。

12月14日
一刀両断岩、どこをやろうか迷った。
前回中央周辺で痛い目にあったので右端から、一刀両断クラックを横断しようと試みるがそもそも出だしのランディングが悪すぎて、というより下地はなく落ちたらそのまま下の斜面に転がるの突っ込みきれず諦める。

結局、中央。

初手、真上にカチがある。前回と手順を変え左手で無理矢理出すことに。不可能と思ったその一手はすぐに成功し次、右の見えるガバまでランジ。
かなり遠い…とりあえず捨て身。

やりこむうちに渋い右足フットホールドに体重を掛けれるようになる。
徐々に到達高度も上がる。

とまった!
と思ったらまさかのガバではない!
そのまま無抵抗に落ちる。

唖然……ガバじゃないんか。

とはいえ動作も安定しだし、このトライで効きも分かった。数便でとまる気はした。
次の便、指の温度が上がりすぎて結露ですっぽ抜け。
暫く休み次の便、とらえることに成功。

あとはガンガン行きたいが足場が異常に悪い。
突っ込みきれず一手一手の時間がかかってしまいパンプ。
それでも行くしかないので、慎重に進む。

クラックパート、感覚が鈍っておりジャムが決めきれない。
迷っている暇はないのでガストン気味に効かせ最悪、指先の保持に保険を託し突っ込む。
かろうじて突破しリップにあった枯れた木に抱きつく。

結構やばかった。
久々に落ちる可能性を感じながら突っ込んだ。

今回は無事登りきれて良かったが、次ここを通る時はしっかりとイメージして行こうと反省。
名は 快刀乱麻 グレードは三段。

その後、指皮やられるまで左のラインを攻め撤収。