1月20日
大分の打ち上げの翌日、安定の二日酔いで昼過ぎまで動けなかった。
元々今季最大目標に対峙する予定だったが体調的に無理。
ということで身近で手頃な岩をやる事に。
故郷で過ごした日々の中で通い詰めた由布岳へ。東口に最近良さげな岩があると聞いた。
歩いて15分程との事。かつて歩いたはずだが記憶にない。改めて見に行くことに。
当時登ったいくつかの岩を横目に歩き続ける。
丁度15分で岩に着いた。手頃な岩と聞いたのだが…。
全然手頃ではなかった。でかい、というかデカ過ぎる。
上にまわるもリングボルト一切なし。周辺のエリアは3mをこえると大体ボルトが打たれているのだが…一番高いところで7mはあるだろう、奇跡か?
ワクワク、と同時にフラフラ。登りたいという欲求と同時に二日酔いを再確認。久々に迷った。これをやるコンディションではない…。
とりあえず左右の脇を3ー4本登る。
酔いが覚めてきた気がした。
やろうと!
一番良さげな左のクラックをやる。
最高だった。でかい岩に割れ目に沿った顕著なライン、しかも大きな動きがリップまで続く。それなりにびびったが何とかなった。
雷ノ子
グレードはv4〜7のどこかだと思う。若干脆いがかなり良い道筋だと思う。v7が安全に登れるクライマーならかなり充実したクライミングが出来るだろう。
少し登り足りなかったので右も登って撤収。
濁眼 v4〜5
岩の正面を顔として右眼に向かって登っていく。
二日酔いではじまった一日であったが、結果的に充実したクライミングができた。由布岳の自然を満喫しつつ帰路へ。