12月9日
大分出張に行く前の話。仕事は昼過ぎからだったのでちょっと大周りをし岩へ。
準備なくトライでき深追いしなさそうなものを選ぶ。(整備した二人に感謝)
1年前にmoveは作っていたので、まずはその確認。リミットは11時までだと考えていたので、10時50分あたりに狙いに入る。
核心はしっかり越えることができたがラストのランジ、ブラインドになっているガバを綺麗に外し無抵抗で落ちる。
おい!!!とツッコミ入れたくなったが、こと深刻で身体に大ダメージ受けた上にもう時間がない。
全力で10分間休み、11時に再びトライ。
指がすっぽ抜けてまたラスト一手で落ちる。敗退、終わったと思った。
時間を計算し直す。11時20分の出れば間に合うことがわかった。
11時10分、流石によれており核心突破できず。
もはやダメ元11時15分にラスト、これでダメなら終わりと決めたトライ。
核心は身体グラグラだったが何とか堪えて、ラストのランジもポジション決まりきる前にとぶ。
何とか持った。登り切ることに成功。
普段なら余韻に浸るところだが、何せ時間がない。撤収!!!
イベント準備前の心の調整になった。
ゴツいハングの中央、付け根のスタートホールド。
そこから思い切り左に腕を伸ばすと、顕著な弱点であるフレークに指が掛かる。その後フレークは右に湾曲するように続く。
フレークが途切れた先、細かいホールドひとつ挟みはさみ、良い距離間でガバが。
そう、これが先に栗崎によって初登された「聖玻璃」だ。
今回登ったラインは、左のフレークを無視しあえて真っ直ぐ登るという強点。
はっきりいってバリエーションだ。良いラインかはわからない。
取り付きはじめは「そのうち登ろう」程度に考えていたが、やはり本気でやってみると案外楽しい。
どんなラインでもやってみれば楽しいのか?
クライミングという行為自体が楽しいのか?
そもそも案外このラインが楽しいのか?
それはわからない。
トポに載るかも未定。
「direttissima v11(三/四段)」