カレンダーを見て少し焦りはじめた。
一向に涼しくならない秋、冬まで連続する出張。
うかうかしていたら機を逃しそうで…気付けば強行していた。
11月4〜5日
祝日の店番を終え深夜に帰り、翌早朝より巨石探検道へ。
アップもせずに取り付き、1時間足らずで岩の上に立った。
仏の座 初登
梅雨に感じた「本当に登れるのか?」、そんな疑問が嘘のよう。四季豊かなこの地だからこその変化だと思う。
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数ヶ月想い焦がれた瞬間が前触れなく突然訪れた。
呆気なさにもう一度登ってみたりしたけれど、恐怖心はもうなく改めて良い課題だと感じた。
随分と長い時間余韻に浸った。
陽も登りきったところで管理棟に戻る。休日のはずの園長さんが居たので現状報告や世間話をし再び山へ。
いつもは誰とも会わない道中、隣の敷地に並ぶソーラーパネルを管理するおじさんやホダ場で作業に励む人と出逢う。
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それからカザハナとチョークを持って山を周遊した。
やっぱりこのエリアは気持ちが良い。あらかた満喫し車に戻ると作業していた人や園長さんも帰り支度をしていた。私も夕陽のあたる丘の上で荷物を片付ける。贅沢な時間だ。
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スケジュール的にハードだけれど月一くらいで通いたい。