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ダンジョンルーフで一頻りprojectをやった後、証明岩へ。
いつ見ても濡れている。この日も湿気てはいたが辛うじてトライ出来そうなコンディションに見えた。
実はこの岩、私は一切開拓に関与していない。
去年の梅雨前仲間が掃除し、今シーズン内でいくつかの美味しいラインが仕上がった。
登攀対象となる前の写真。写真撮影時間が去年5月正午前。
そしてこの写真撮影時間が同日17時過ぎ。
ようは丸一日かけて掃除したということだ。
完成させた数本のラインの中でもメインは中央の’SEIMEI V8’と右の’朧げ夢夜 V8’だろう。
見た目もよく、何よりも仲間の熱意を感じるべくずっとトライしたかったのだが如何せん乾きが悪い。訪れては取り付けず敗退する日々が続いた。
この日も湿気てはいたが痺れを切らし取り付く。
SEIMEIも朧げ夢夜も足場がとてもシビアでmoveを作りにくく、組み立てに手間取った。
SEIMEIでは、登れたと思いたどり着いたリップがまさかのびしゃびしゃでクライムダウンをするはめに。。。
上に回り込みタオルで水分を拭ってからは、とても快適に登ることが出来た。
リップ付近にうっとおしい土や薮もない、
途中のホールドに泥も詰まってない、
まして苔など気にならない。
周辺も開けており快適だ…。
ここまで仕上げるのは大変だったであろう、おかげで日暮れまで贅沢な時間を贅沢な場所ですぎさせてもらった。
次も期待しよう。
良い岩だった。