5/18(金) 徹夜で鳥取まで移動後、三滝で登りまくり今に至る。
何故こんなに慌てているかというと、予報は午後から雨なのだ。
次に向かった先は 「落折 三段」のある岩。
もし時間があれば行きたいと思い軽く調べていた。
時刻は12時、特に迷うこともなく到着。
そそくさと車をおり岩に近く。
見上げると
そいつはかなり格好良く、
こんな岩が情報もなく埋もれている事にびっくりした。
生憎岩の表面は結露し、キーホールドのいくつかは濡れていた。
それでも、これを見過ごし帰る訳にはいかない、
そう思いタオルで拭きながら雨が降るまでやる事に。
スタートホールドと足場となるカンテが使用困難なほど濡れていたので、泣く泣く1手目からやる。
「落折 三段」という課題ではなく普通に岩を楽しむ事に。
三滝にて身体がよく動く状態をつくっていたので、雨降る前に滞りなく1手目から繋げきった。
となると欲が出てくる。
落折 三段という課題を登りたくなる。
無理矢理スタートからやってっみると、見事にすっぽ抜け川まで吹っ飛んだ。
(動画を撮っていなかったのが残念で仕方ない。)
もう一箇所行きたい場所があったので移動する事に。
雨が降っても良いと思う程に気持ちは満たされていたのだが、降らぬ以上登るしかない。
車に戻る。
時刻は13時を過ぎていた。
〜
ひとつ気になる事が…。
こんな素晴らしい岩であるにも関わらず、実は殆ど情報がない。
不安になり、再度ローカルクライマー数人に連絡を取ってみる。
するとすぐに返信が、そして特にシークレット等ではないとの事。
一安心すると共に贅沢な気持ちになった。
〜
15時前、目的地である海辺のルーフは直ぐに発見できた。ただ駐車位置を探すのに少し苦戦。
見つけた頃には雨が……。
この岩もまた良い。
天気と体力を考えるともうやめても良かったが、これは登っとかないといけないだろう!
と、よくわからない勿体無い精神が発動。
とりあえず側面数本登り、
メインクラスの「チキンドリア初段」「退屈二段」のどちらかに絞る事に。
チキンドリアは傾斜が落ちてからも悪そうで、濡れるとやばいかもと判断し退屈を選択。
一通りシーケンスができたところで雨が酷くなりはじめる。
少し慌てててしまった。
繋げ2便目、核心の左ポケットに半がかりのまま次のmoveに突入。登れたは良いが指を痛めてしまった。
何はともあれ、雨降る前に(降っていたが)無事終わり。
時刻は16時過ぎ、やや早いが流石に疲れ果てた。
車中泊を予定していたが断念。
丁度三朝温泉の旅館に空き部屋があったので確保。
1時間程度車を走らせ旅館着。
地元大分の少しマイナーな温泉街を彷彿とさせる空気感で、私は居心地良く過ごす事が出来た。
オオセド家も近くに泊まっている事がわかり一緒にご飯を済ませ少しだけ仕事をし就寝。