櫓ノ門初登、第2登

日に日に気温が上がる、トライできる日は残り僅かであろう。
万全を期してトライすべく一週間調整していた。

4月1日、櫓project3日目。

3トライ目で人差し指の先が裂けた。終わった…。

後味悪すぎるので、先日クリムが登ったフェイス中央の「刃武 v10」をやる。
5分程度トライ、親指の皮が一気にはげ流血……。

最悪だ、期待していた1日が無残にも僅か30分経たずに終わってしまった。
マットの上でうずくまっていても仕方ないのでmove強度の低い岩をやることにした。

エリアを少し移動し、嶺霜のあるエリア入口にある巨石を。見栄えはいいが岩の上にあるためそこそこ威圧される。

着地を確認しつつ一手一手進める。足もだいぶ回復していたのである程度着地はでき、比較的安心して攻める事が出来た。

名を「櫓ノ門」とする。
岩も格好良いし内容も詰まっているがあえてグレードをつけない。見た目通りの強度であり、見た目通りのやばさである。

時間はあったが指が痛いのでこの日はここで終わる。


4月7日、昼は濡れたルーフに沈みその近くの岩をいくつか登る。(至近距離v10の記事参照)
その日の夜、遠方からクライマーが来ていたので近くで合流し櫓の岩へ。

早速入口の「櫓ノ門」をやってくれた。

瞬登。シーケンス組み立てさっくり突破するのは流石。
登っているのを下から見ていると、それなりにやばくピリッとしていていい感じだと思った。人気にはならなそうな課題だ。
その後bobが初登した「嶺霜 v7(初段)」や「感傷主義low v9/10(二/三段)」もやってくれ、その間に私もバリエーションを。


↑嶺霜

↑感傷主義


バリエーションとはいえそこそこ顕著なラインで面白い。ほぼ残っていない指皮酷使しつつも楽しむ事が出来た。
とても心地の良い夜だった。

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