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Nov.23.sun じゃがくん日記

じゃがです。

晴天でいい天気でしたね(^O^)
登り日和です笑

今日は絶え間なく新規の方に来ていただけました!

20141123ボルダリング初心者久留米

男女ペアで来ていただきました^_^
課題探し中の場面ですね!
登る前にホールドの確認は大事ですよね^o^
ホールドを取りにいくときにどこに足を置くか、どこを持つか、その後どうするか…クライミングにおいて考えることはとても大事ですね︎

20141123ボルダリング久留米親子

こちらはご家族で来ていただきました!
お子さんに着地の仕方を教えているお父さん。これもとても大事なことです。ゴールを掴んで終了とは言いますが安全のためには地面に降りてくるまでが大事ですから(^_^)

今日は安全に登ることは大事だなーと思う1日でした( ̄▽ ̄)

常連さんたちはスラッシュテープの課題を挑戦!

20141123クライミング久留米

今日の話題になっていた課題、皆さんはどっかぶりの黄色テープ登られましたか?
ヒントは「アイアンクロー」みたいですよ( ̄▽ ̄)
ぜひ、登れてない方、リピートされてる方は挑戦してみてください︎

ルーフも変わりますので登り残しがないように〜

それでは皆さん、よいクライミングライフを( ´ ▽ ` )ノ

クライミング・ボルダリングがまったく初めてでも、JOYWALLなら安心して楽しめます!

長年の経験をいかした”わくわく”するコースがたくさん!

ひとりでも、お友達ともご家族とも。
みんなでチャレンジにきてくださいね!

福岡 久留米 佐賀 鳥栖のクライミング・ボルダリングジムJOYWALL久留米

★クライミングジムJOYWALL久留米 ( 久留米市 佐賀市 鳥栖 )
https://kurume.joywallclimbing.com
★ボルダリングジムJOY福岡 ( 福岡市 早良区 城南区 西区 )
http://www.joywallclimbing.com

やぶりん日記 土曜日

3連休初日!
サンタさんがやってきました(*^^*)

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これから1ヶ月JOYのあちこちに出没する予定です
見つけたらいいことあるかも?
探してみてください

そして…

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ひえーー
赤ちゃんたちがやってきました∑(゚Д゚)

タワーについている兄弟を探してはるばる福岡からやってきたそう
か、感動の再会ですね…(・_・;

きっと兄弟仲良くタワーで暮らしていくことでしょう
見守ってあげてください

外ではオーナーがなにやら作成中…

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何ができるか楽しみ~
と、思いきや…
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電動ノコギリから煙がもくもくと
やむなく作業中止となりましたとさ

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ゆったりスタートでしたが夕方からは常連さまから初めての方までたくさんの人で賑わってました

明日も多くの方のご来店お待ちしてます
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やぶりん日記 RESET2.0告知

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ルーフホールドチェンジします!

来週の水、木曜日にすべての課題が新しく生まれ変わります
お楽しみに!
そして、宿題を残してある方々は課題消滅前にのぼっちゃってくださいね( ´ ▽ ` )ノ

かく言う私も…^^;

この姿ももうすぐ見納めです

明日から3連休という方も多いのではないでしょうか?
もちろんJOYは3日間とも元気に営業しております!
みなさんぜひ登りに来てください(*^^*)

 

絶望岩シーズン初日、二日目

2014年11月
今年初となる絶望岩のトライ。
(13年分の経過は一つ前の記事参照)

久々のトライ、決意までのラストシーズンなので負荷の確認が目標。あわよくばmoveをばらすこと。

後半は昨年バラした。
今回は核心部の確認。
どうしても繋がらない手順。

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(写真は昨年のトライ動画から)
このクロスが出来ればバラした後半のmoveに繋がるのだが…
一時間打ち込みの末、不可能だと分かった。

フックを解除し、足を送ってからクロスを試し見ることに。
いざ、トライ。すると最中に全く別のシーケンスが閃いた。moveを起こそうとするが怖すぎて一旦降りる。

核心部の可能性が見えた。

上部のシーケンスも影響しそうなので、一旦上部を組立て直す。
上手く辻褄があった。

後はもう、核心の足送りからの一手をバラすことに集中。
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一度だけ足送りに成功したが、次の一手が捨て身になった。
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あえなく落ちる。
修正すべき点は明らかで、足を送った際の踏み込みが甘かった。それが修正できれば手が出せる。
はっきりと分かっていた…
しかしその後、足送りが一度も成功せずに時間切れ……。

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ロープウェイの最後の便が着いたら、駐車場のゲートが閉まる。
その最後の便を駐車場で眺めているその瞬間、何処にもぶつけようのない、とてつもなく悔しい気持ちになった。

敗退。

エリアから20分の位置にある実家に泊まり、翌朝再びトライすることを決める。
この時はまだ疲労などあるなんて、思いもしなかった。

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眠そうな犬の声で起きようとするが、一瞬戸惑った。
筋疲労で起き上がれない…。
早朝からいきなり凹むことになった。

それでも、やるべき事に集中すべく、朝のルーチンをこなし、岩場へと向かう。

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数年前の水害の後、造られた砂防ダムの周辺ももう落ち着いた。それ程長い間、ここに来続けているのだろう。
あとどれくらい通うことになるんだろうか。

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私はこのエリアの木漏れ陽がとても好きだ。

アップを済ませ集中する。体力的に長くはトライできない。
数便でmoveを解決することを目標とする。
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ここまで集中したのは初めてかもしれない。

1便目は普通に足送りで失敗。

2便目、足送りに成功した。
昨日の教訓を活かし、共に3年を過ごしたTeam510をねじ込む。
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そして解決していない一手出し、上手く捉えた。
後半部はよく覚えていないがとりあえず上手くいったようで、
気づけば岩の上に座っていた。
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完登。
座ったまま、暫く湧き上がる感情を待ってみたが…
「何も感じない…」
そう分かってからは、すぐに取り付きに降りた。

たんたんと、荷物を片付け、山を上がり、こないだ消化し損ねたprojectをやるが全く出来ず一便でやめる。
生涯の目標が終わった。
もう別に難しい課題を攻める練習をしなくてもいいし、トレーニングもやめていいんだ。

気持ちが切れた。

すぐに帰り支度をし、
山を下る。

必ず通る絶望岩を通り過ぎる。

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背に、
木漏れ陽のあたる絶望岩を感じた。
振り向くと、
それはとても美しく
その瞬間、涙がこみ上げてきた。

さようなら、
生涯の目標よ。

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帰り、目をつけていた高原のボルダーに寄ったが景色を眺めただけで一度も靴を履くことなく終わった。
本当に気持ちの良い場所だ。

〜絶望岩、名を エトピリカ とする。
由来は前の記事に書いた通りエンディングである。

今回のラインはあくまでエスケープラインでありもっと素晴らしい課題は出来るであろう。

ただ、それらを完成させる気力は今の私に無い。この岩を初めて見上げた時の絶望感、そしてかすかな希望を現実のものにできただけで満足である。

すべての事象に感謝したい。

絶望岩の昔話

少し昔話をしよう。
15年前のこと、
葉加瀬太郎のエトピリカをバックに岩壁を登る平山ユージ氏の映像が、今尚鮮明に脳裏に焼きついている。

絶望岩との出逢いはそれから1年後のこと、私が17歳のときだった。

以来、情熱大陸という番組のエンディングに流れるエトピリカを聞くたびにこの岩が頭をよぎるようになった。

そう、これは私の生涯の目標の話。
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絶望岩と名付けたのは、私と同じクライミング歴であるローカルの向井氏。

高さ、傾斜、ホールドの乏しさ、そしてランディングの悪さから、そう名付けたようだが私は納得いかなかった。
「いや、登れるし…」
と。
ただ、そのナンセンスな名前も、通っているうちに馴染んでしまった。image

実際に取り付いたのは2007年、24歳の時でjoyをオープンする半年前。

取り付いて初めて悪さを体感した。
…これは死ぬまでに登れるだろうか?生涯の課題、身体や技術がmaxとなる32歳までにやらねば。
と、勝手に決め、それからは追い込むために周りにも公言した。

2009/7/3
ブログ記事 私の一番大切なmotivetion より引用
climbingをはじめてすぐの頃、そのいわと出会った。
以来その岩は
ずっと
ずっと
私にmotivetionを与えてくれた。
強くなるための理由がここに在り続けた。

2012/9/25
北部九州の大水害、鶴見岳も例外ではなかった。
岩場の周辺で重機が忙しく動いてるのが見えた。いても経ってもいられず本気で走った。
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森の中に入り、走るのをやめる。
圧倒的な存在感で、遠くからでも変わらず在ることが確認できた。
その日は、脱力してしまい全く勝負にならず敗退。

2013/4/15
法事で実家に帰る。その合間に取り付き、後半のmoveが一つ解決。トップアウトへの希望が見えた。
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2013/5/13
後半からやる。はじめてトップアウトに成功した。
ブログ引用
「11年間頭の片隅にあった景色を現実に見ることができた。」
…ただ、核心は手も足も出ず、一向に可能性は見えない。すでに30歳を超えた。

2014/4
いい加減腰を据えてやらねばと、
大分でのセットの仕事を終え翌日にトライしようと調整。
しかし、岩は濡れており、夕方まで待っても乾かず。
ブログ引用
「帰り道に横目で見た憧れは、まだ濡れていた。いつまで俺を拒むのだ。」
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…そして、2014年の秋、31歳、決意まで最後のシーズンに入る。