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ヒガシノモリを歩く、秋

ヒガシノモリを歩く。

10月30日

ヨータが休みをとったらしいので一緒に歩く。
これまで見ていなかった空白地点をメインに。
もちろんシューズとチョークとブラシはザックに詰め込んで。

そこら中に岩は転がっているけれど今回は見送り先に進む。
途中、前回の探索で目をつけていた岩にあたりそれをやることに。


丁度いい高さ、丁度いいランディング、
ホールドも丁度いい感じにポケットが散らばる。

周辺の倒木を処理しそれぞれ思い思いのラインにとりつく。
自由に登ろうと思ったが最初に取り付いたラインが極め良く、慌ててヨータを呼び戻し一緒にやった。

(アイトユウキ)初登

その後、ついでに側面も。

ハロみたいな模様の入ったラインに惹かれてやってみたものの模様が極めて悪くムーブを作るのが精一杯。
「これでダメなら諦めて途中からやろう」
と意を決したトライで登りきることができた。

(ハロ)初登

トラバースを毛嫌いしている人も多いが、岩の筋に導かれるままそうなるラインは美しいと思う。
隣でやっていたヨータは早々に登り「メガピンクちゃん」と命名していたけど私にはそれが何かわからない。

その後も探索を続けたが、今回は空振り。目ぼしいエリアに出逢うことなく車に着いた。
登り足りなかったので手頃な岩で遊んで撤収。

 

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山口から愉快な仲間たちが。

10月2日
山口から愉快な人たちがやってきた。


ボウズがどこか案内してくれというので
「山か川か」聞くと、
「川がいい」との要望。

ということで
香ばしげな岩の散らばった忘れ去られしエリアへ。

朝から日暮れまで楽しく登り倒し
v0〜v9まで20本近くの課題ができた。


課題作りは進んだわけだけど、
ぼうずの芸術センスが暴走し「ここにも課題つくるん??」状態。
トポつくりは難航しそうだ。。。

また来てね。
楽しげな様子はこちらまで。

テルテルボウズチャンネル⬇️

 

リルラリルハと傾箱

2023年10月10日

延岡のビジネスホテルで迎えた朝。
二日間降り続いた雨もやんだ。

ということで待望の傾川へ。
(Kudoさんが大切に育てているエリア)

約8ヶ月ぶり、
いざドンコレの手前の塔へ。


正午前に到着、
アップがてら未解決だった上部をやると、想像通りリスキーではあったが丁度良い位置にカチがあり何とかなった。多分大丈夫だろう。

さて、核心部。
完璧にバラしたはずだが記憶よりも悪い。前回の王手かかったトライは何だったのだろうか。


核心のホールドが指皮に突き刺さってくるので慎重にトライを重ね14時過ぎに成功。
上手くいって良かった。

Real Life Real Heart (リルラリルハ) v12

 

すでに満足はしていたけれど、欲張って少し下流の巨石へ移動。

初めてKudoさんに案内された際は
「何てものを見つけてくるんだ。。。」
何て思っていたけど…。

在る以上、やるしかない。
ロープに下がり、土と苔を落とすことにした。

一番安全そうな(?)直登ラインの土を落とすと、ホールドは一切出てこず。

となると右上ライン。。。
掃除の結果、そこにラインは存在した。というよりも見上げただけでもわかる顕著なライン。

わかってはいたけれどやりたくはなかった。

ランディングが階段状に抉れどう考えても上部で落ちれない、やはりどうやらそちらに向かうしかなさそうだ。


17時過ぎ

下部のハング帯をやってみる。
雨の影響でmoveを起こすことはできなかったが触った感じ不可能ではない。

ハングを越えると、巨石の中央から右に伸びる筋を辿りカンテへ。あとは木や土をフル活用しトップアウト。

トライする前からすでにお腹いっぱいで…
意を決し対峙する日は来るのだろうか。

とりあえず 傾箱と名付けた。

 

東の森のバーバヤーガ

春の大探索の末、
最後にたどり着いた巨大なバルジ。

魅力的ではあったもののアクセスが悪すぎ、次はないだろうと思っていた。

帰り道、遠くで反射する何かが見え寄り道。すると予期せぬ林道が出現。林道はもちろん車道と繋がっており大幅にアスセスが良くなった。

ヨータに「さっきのバルジやっていい?」と尋ねると快諾してくれた。

9月25日

掃除道具を持って山に入る。

巨大なバルジのハングを抜けた先は土と苔で未知数。ホールドがなかったら終わる。

良い季節が訪れる前に可能性を探ろうとロープに下がる。苔と土の下は思った以上に傾斜があり、ホールドも乏しかった。それでも左面に可能性を見出し、少しだけ安心した。


ヨータから聞いていたけど、山の影にあるこの谷はほとんど陽が入ってこない。
乾きが悪いのはもちろん、長居していると少しずつ気が滅入ってくる。

掃除したての上部はトライできるような状態ではなかったのでせめてハング中の動きを探り1日を終えた。

長期戦になる。

それから3日後

9月28日

まだやれる時季ではないということはわかっていたけど少しでも可能性を見ておきたくて再訪。

再びロープにぶら下がり残った砂を落とす。
出てきたホールドを握ると、指は湿るが保持できないほどではなかった。
前回見込んでいたラインで間違いなさそうだ。


陽があたり状態が良くなることを期待し昼過ぎまで待ったが駄目。これ以上はないと判断し、トライをはじめる。

13時

ハング中の核心は突破することができ上部まで突入。
もちろん突っ込みはせずとび降りる。あとは心の問題。

14時過ぎ

微かに入っていた木漏れ陽も消え暗い。
高気温、高湿度、威圧感にやられ1時間動けずにいたが心がふと楽になる瞬間を見つけ、すかさずトライ。

一筋の勝機を掴むことに成功した。

Baba-yaga (バーバヤーガ)

暗い森の入口に聳え、奥に進むのを拒むように我々を見下している。到底美しいなんて思えず、どちらかというなら禍々しい存在感。

時季は良ければ陽があたりでもして美しく見えるものなんだろうか?


その日の朝までは登れるかもどうかも半信半疑だったもの。昼には可能性あるものになり、夕方には成せた。

正直出来過ぎで、少しだけ物足りない気もしたがこれはまだ序章。
これで妖婆に後ろ髪引かれることもなく森の奥に進める。
さて、先へ。