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12/23「VSボル姉さん」変則営業と年末年始!

今週金曜日

12/23(金)18:00〜20:00

VSボル姉さん

特設課題で一緒に登りましょ!
もちろん他の課題を登りながら見学や、

ボル姉さんグッズ販売の購入だけでも!!

もちろん平常通りの利用もお待ちしております🐥

閉店が21:00と、いつもよりはやいのでご注意くださいませ!

イベント参加者で引き続き登られたい方は、深夜までジム内スタッフいますのでお申し付けください

 


年末年始の営業案内

前回よりちょっとだけ変更になっています、ご確認のほどよろしくお願いします🎍

 

絶望岩 FAR

森に入ってすぐに遭遇する巨石。
木漏れ陽の当たるその光景はとても神々しく。

初めて森に入ったあの日見た情景は未だ鮮明に思い出される。
高校生活の終わり頃のこと。


続く大学生活では帰省の度、無数に点在する石ころを求め森を彷徨った。

朝、見上げ様に挨拶をし脇を抜ける。
遠くで蛍の光が流れはじめた頃、背に気配を感じつつ山を駆け降りる。

いつの日か、脇を抜けることはなくなりそのままそこで夕方まで過ごすようになった。

 

到達できない壁、
いつしかそれは生涯の目標となり、
生涯最大パフォーマンスが発揮できる頃に挑む事を決めた。

そして満ちたりたと体感した2014年、ハング脇を抜けるライン、「エトピリカ」を初登。
終止符を打った。

なのにその後もズルズルと通い、
2016年、ハング最強点「常磐」を初登。

さらにはまだ中央が残っている。最後のライン。
丁度良いスタートホールドはいつも濡れていた。

決着をつけようと思いたち10日以上晴れたある日に狙ったりもしたが乾いておらず、もう乾く日はないのかと諦めた。

2022年10月31日

ふと立ち寄り眺めてみた。相変わらずスタートホールドは濡れている。
それでもこの日、何となく良い気がして少しだけやってみることに。
いつも通り最初のランジで弾かれる。

昼過ぎ、濡れた指先を気にしながら絶望岩の正面を通過していく自身を俯瞰している別の自分がいた。

初めて見上げたあの日
「こんなところ登れるはずがない、登れたとしてもその脇だ」
と、思いつつも
「この先の時代このハング登るやつでてきたらホントすげぇな」
なんて未来の話をした。

そんなものを今現実に登ったんだ。
特に覚悟を持って挑んだわけでもなく、登れるつもりもさらさらなかった。

その日の夜、
ふつふつと表現のしようのない感情に支配される。

私にとって絶望岩は何だったのだろうか。
登れてしまったらいけないものだったのだろうか。
漠然とした喪失感はなんなのか。


名をFARとし、グレードは定めない。

初めて森に入ったあの日に見た情景は今も変わらず。いつだってこの岩にときめく事ができる。木漏れ陽あたる神々しい絶望岩。

登れてしまったから来る理由がなくなった、とかそういうものではない。
そのうちまた帰ってくるだろう。ありがとう。

 

 

年末年始の営業案内と、はじめてパック

師走の冷たい空気感、そういえばこんなんだったなぁと。

じゃなくて年末年始の営業時間です。

基本的にずっと開けてます、時間は少し変則ですが。

営業時間内は常にボルダリング体験パック受付してます🐥

外に出るのもつらい時期ですので、室内でがっつり運動しちゃいましょ。

それと

大晦日から元旦にかけても深夜営業してます。就寝自由です、飲食もどうぞ(飲酒クライミングはお控えくださいませ)

ではみなさまのご来店お待ちしておりますー

めじろんカップ6th

今でこそ拠点は久留米だけど…気持ちは久留米とともに地元大分にも。

今の私の自由奔放なクライミングスタイルは、
適度な放任のもと見捨てず見守ってくれた師、そして未開拓な大分の大地があったからこそ。

時折思うのは
師への恩返し、地元大分への還元の気持ち。

そんなものを最大限表現できるめじろんカップの運営。

12月4日
めじろんカップ6th

 

草コンペは草コンペらしく
最大限の盛り上がり方を目指して。
かつ、一応競技なのでチーフとしてリザルトはしっかりとつけること。


実は今回、準備段階でいくつかの困難に直面。
それでも日を跨がず作業を終え当日を迎えれたのは、スタッフはもちろんボランティアの方も含め皆成功への一筋を見据えていたからだと思う。

当日、運営チーム、そしてジャッジチームも加わった。チーフジャッジは今年も変わらず私の師。

9時30分 競技開始。

結論から言えば、過去最大の盛り上がり、過去最大の課題クオリティに仕上がったように思う。

ということで最大目標は達成された。
ただし副題、リザルトをしっかり出すという目標は私の力不足により達成されず。

上位2カテゴリの予選リザルトがうまくバラせなかった。実は準備段階でうっすら気になってはいたものの時間に追われ煮詰めきることができなかった。猛反省。

予選のリザルトをバラせないということは、成績云々の話ではなく決勝のタイムスケジュールが狂うということ。

予選終了後、頭を抱えていたらチーム一員がセッション&ラウンド式を提案。ジャッジチームも賛同してくれた。草コンペならではの機転である。

これで大幅な時間短縮をすることができた。

そして迎えた決勝。


私自身は未知であるセッション式の決勝。

選手はもちろん運営チームに救われ、オーディエンスに助けられた。
想像を遥かに越えた盛り上がり。
予定調和では絶対に出せないほどの盛り上がりだったように思う。

クライミングにくそ真面目な私からは出てこない判断、遊び心、そしてその状況をむしろ楽しんでいるオーディエンスを心より尊敬した。

過去最大の成功の裏に沢山の反省点もある。

冒頭に書いた地元への貢献、うまくできたかはわからない。
けれど私自身感動する瞬間の多いイベントだったのは明らかだ。

予選約40本、決勝12本の課題

実はこれらは12月末まで。是非とも今一度登りに行ってみてほしい。
参加された方もそうでない方も。

大分県山岳連盟、大分のクライマーのみなさま
ありがとうございました。

次回のめじろんはまたみんなで過去最大を更新できますように。

 

矢部川黒木の今

西陽のあたるナポレオン岩
バラモス 二段

初めて案内いただいた時に初登した一本。同日登った「グランデリ 初段」「キュベレ 初/二段」に並ぶクオリティだと思うけど人気はない。

矢部川黒木エリア、近々トポ改訂版を出すらしい。
先日見せてもらったけど実にいい。

前回のはバリエーション全て記載しており、内容は充実していたものの岩登りというより、課題登りの色が強かった。

今回のトポは、岩の登るためのオススメラインが紹介されている。

「1面1課題」
という極論に共感してくれたのも嬉しかった。実際にそういうわけにもいかないわけだが、良いラインはトポがなくとも人を呼ぶ。

岩ビギナーのために、トポ自体がそういうものを絞って紹介できたら、より良い世界観になる、気もする。

そんな意味で実に良い仕上がり。表に出るのが楽しみ。


それと、私の初登課題のグレーディングも色々改定されていると思うので(結構ある。。)
…確認後引き続きトライいただき感想を聞かせてもらえたらとてもとても嬉しき、です。

※大体vグレードで一つ分アップ。

#joywallrocknavi #矢部川黒木ボルダー
#climbing #bouldering
#クライミング #ボルダリング