2月17日
ずっと放置していた「龍の死逆流p」
本格的にトライをと再訪。
現地に近づくにつれ雪は酷くなる。
到着すると、岩はグチャグチャ。
仕方ないのでリップと周辺を再整備。
夕方、雨の影響を受けにくい岩壁「チョコレートタワー」の基部で遊んだ。
2008年初登「チロルチョコ」のlowStartProject。
1本指ポケットがエグい。
move解析にかなり時間がかかった。
ポケットで受ける指皮のダメージが激しい、打ち込みたくなかった。
集中して勝負に入る。
気合いを入れた一便…
キーとなるガストンカチが欠損、ふっとんだ。。。
ホールドの掛かりは大幅に悪くなる。
バラシ直しは流石に萎えたが、同じシーケンスで成功。むしろ感触が良い。ホールド自体悪くなったが効く方向と動きの相性が良いようで動きやすい。
翌便、登ることができた。
ココア v10/三段
時間はあったが雪はまだ止まず。撤収。
3月2日 雨上がり
目当ての「龍の死逆流」は、相変わらず濡れていた。
夕方には乾くだろう、それまで陽だまりの岩をやることに。
↑裏獅子 v6/1級
身体がノッてきたところで獅子門のハング。ホールド欠損後(2010年)ライン消滅だと諦めていた。残されたホールドの距離感半端ない。
(獅子門中央p)
不可能だと思っていた二箇所。
ひとつは、最後のカチからリップの外傾した大穴。そこはダイナミックに動けば何とかなった。ラスト一手にこの強度はやばい。。。
もう一つは初手、フルスパンで右手カチにランジ…。
これは不可能だ。
中間に一旦右手を抑えられるポイントがあるが、足ブラでは厳しい、足を残すにもフットホールドが極めて悪い。
選択肢は一つ、それでも足を残す。
やり続けて、何とか成功した。右手の中継ホールドを身体で抑える。
次のフルスパンムーブもそこそこ悪い。
さらにリップランジまで3手入るがここも落ちそう…
もちろんリップランジも悪い。
6手全てで落ちれそうなほど、強度は高い。
こういう課題が好き。
一瞬一瞬の成功を重ねていくようなゲーム的ボルダリング、最高すぎる。
Moveをバラすだけで体力のほとんどを使い切ってしまったが、あまりに楽しくそのままやり込んだ。結果、リップ手前まで2度到達。次回は成功を。敗退。
夕方、目的の岩は乾いていた。もちろんやる元気はもうない。
2010年に放置した白い球pを登り撤収。
白い球 v9/2段