「ジムと登術」カテゴリーアーカイブ

道場/大人のダイナミックでした

今回はダイナミック。

ダイナミックの練習、「遠い一手を強引に決めにいく練習」だけでは限界グレードは上がることがあったとしても体の動きは自分の癖が助長される。それだと時に故障のリスクがあり、時に頭詰まりになる要因が増えるという前提。

ダイナミックの局面を練習する、それは普段やっている課題で十分だし、むしろその方がロッククライミング的に活きる。

ということで!

大事なことを「不安定を扱う」と定義し。
.安定、不安定とは?
.不安定を扱う三つの要素
❶身体を預けきる
❷脱力
❸終わりの姿勢のイメージ

 

道場/緩傾斜

道場/緩傾斜 編

でした!!!
緩傾斜のセオリー、軸とは?、トレーニング、

そんな話を中心に課題堪能の仕方を話していきました。

ー 緩傾斜考え方 ー

軸とは?
預け先の身体の位置、
身体を動かす順番、
つま先の角度とフットワーク。
終わりの姿勢、

そういうものがわかれば、一瞬で課題攻略できることもありますし、普段トレーニングで意識していれば無意識に体が動いてくれることも。

緩傾斜を強傾斜と同じように捉えて登るとむしろ時間が。。。
切り替えていきましょ🔥


〈 告知① 〉
スラブ壁、垂壁に6月12日開放で……
「緑ホールド/ピンクホールド/黄色ホールド」の課題が追加されます。

それまでに今ある課題をやりこんじゃいましょ!!!


〈告知②〉
次回の道場は…
「大人のダイナミックムーブ/7月27日(日)18:30」

です。コーディネーションまでいけるのか、距離だしまでなのか、未知ですがお楽しみに!?

よだか、一宮大介と

ー1月27日 一宮大介と

雨が降り出す前にと山に入る。結局雨が降り出しても登り続けた。アホだなぁ。

冷やした身体を温めるべく近くの居酒屋へ。
大分でのvivo イベントを週末に控えた月曜日、良い1日だった。

#ジムと登術

一宮大介の登り。

ここ最近も「United 六段/瑞牆」や「末法 五段初登/笠置」などを登り勢いは相変わらず。成果ももちろんだけど彼の力強い登りに憧れる。

1日岩で一緒に過ごし勉強になった。溜めをつくらない力強い登り。

「踵を落としたまま腰を据え踏み込んでいく。」

なんでそんなことができるのかこの日1日ずっと疑問だったけれど…2月頭のサニーサイドで一緒セットした際、ようやく少し理解できた。

*
シューズ先端に囚われすぎないこと。自由に足を使い自由にシューズを使うということ。
踏みやすければ母趾球や土踏まずで置いてもいい。

踏み込み、ということを深く考えさせられた。

*

基本、溜めをつくりモーションを起こし登ってきたこれまでの私のスタイル。
そのスタイルの限界を突破できそうな兆し…。

無拍子の動き

距骨に体軸を持ってきて、(つま先踏み込み起点で動作をコントロールせず)、軸を保ったまま動作。これができないのはフィジカルが達していないのではなく、そう動こうとしていなかったんだと痛感。

一宮のクライミングは面白い。
ベアフットも面白い。

 

道場 「 フラッギング」

ジムと登術
「 道場 」
3月22日 19時〜
定員/7名程度
参加費/ジム利用料

身体操作と技術力向上の研究会。
今回のテーマは “ フラッギング “

脱力と出力の妙技、力の入れ方を探るのに適したテーマ。下半身のフィジカル(可動域含む)チェック。下半身の姿勢を整え上半身を起こしていく感覚を探ります。

参加希望される方はDM、もしくは店頭で受付してます!

フォームを考える/vivo ✖️ サニー ベアフット講習

[ 前提 ]

「保持/踏み込み」は「指先/つま先」の力だけではなく体幹(体軸)、身体の使い方(姿勢)も大いに関係する。


[ 力の出せる姿勢 ]

背すじが捻れず歪まず整っていること。
肩の状態(指先からしっかり体軸に伝達するよう)、力んでいないか(巻き肩など)

*重い物を持ち上げる時、足腰だけではなく上半身の姿勢が悪いと腰を痛めるように
〜今回は踏み込みの話に絞る姿勢


[ 実験:下半身の力の伝達経路 ]

下半身の局所的な力みを抑え、足腰のパワーを活かす。
そのために、地面や踏み点への身の預け方も大切で。

★vivo + ベアフット講習 in サニーにて
足裏の先端(つま先)に身を預け屈伸/後ろ(距骨)に身を預け屈伸

joyに戻りみんなに実験とアンケート、「どちらがスムーズに重心を落とせるか」。

 

するとクライミング歴の長い方の一定数はつま先重心の方が楽だと言う。


[ ダウントウという便利アイテム ]

ダウントウシューズ、つま先に集中しやすくするアイテム。
今回の実験ついでにダウントウを履いて屈伸してもらう。

すると…
サイズを攻めすぎている場合、足型が合っていないものを選んでいる場合、

足底アーチが崩れてか先端重心となりその調整するためか反り腰になっているケースが多く見られた。足首を固定されていることもあるが実際に屈伸はしにくいとのこと。

踏み込んだ力をしっかり歪まず体幹部に伝達させること、それら踏まえると自分のあったシューズ選びは大切。


[ ベアフットクライミング、の前に一宮とセッション ]

最強生物の1人「一宮大介」
パワフルなクライミングは私も惚れ惚れするくらい格好良い。

実はサニーのイベントの数日前に岩で一緒に登る機会があり、不思議に思ったことがあった。

なぜかずっと踵が落ちている。乗り込みのシーケンス以外はそれこそずっと。なのにどんな時も背すじは整っていてしっかりパワーを出していた。

???
そんな疑問がサニーのベアフットイベントに参加し解消された。


 

[ ベアフットの振り返り ]

結果から言うと私は固定観念の塊だった。

フットホールドはいつもつま先の同じ位置で捉え
足底も力が出せると思い込んでいる姿勢をつくり
踵を上げて出力する

これがそもそもの間違えだ。

フットホールドなんて母趾球で捉えようが小趾球で捉えようが構わない。踵の位置もそのとき選んだ踏み方によって変わる。

実際Joyに戻り検証すると…

ベタ踏みや踏みにくい形状のフットホールドでは、概念に囚われず自然体で踏んだ方が全然良かった。しかもそういう場面では例外なく踵は落ちた。さらに言えばこれはベアフット中だけではなくシューズを履いても同じ結果となった。私自身の身体もシューズの性能も全く活かしきれていなかったのだ。


[ ベアフットと身体の運用 ]

身体の使い方に興味がある人はベアフットを体験してみても良いと思う。
それこそジムだとイベント時でなければ厳しいと思うけれど。サニーサイドは今月中は良いようだ。うちも星板とタワーは常時ベアフット可能なので一緒に色々実験付き合ってもらえたら、と思う。

[ おわりに ]

もっと自由でいたい、常々固定観念などクソ喰らえ、そんな生き方をしたいと考えているけれど性格的にどうしても無意識に専門性や所属感に縛られてしまう。

そんな呪縛をひとつぶっ壊してくれた体験。
回生チーム(これさんも)、そしてサニーチーム、あざました!