「観音岩」カテゴリーアーカイブ

白蓮華

ボルダリングにおいて私の思う理想の岩の理想のライン。
「強点を辿る」
そういうもののひとつの終着点に王手が掛かっていた12月はじめ。タイミング悪く勝負はお預けとなっていた。


12月23日

気を逃した影響大きく感触は相当悪かった。

出張の連続で指皮もボロボロ。チャンスは少ないと思いはじめから全力で挑んだ。するといきなり全てがうまく行き登りきることができた。好きすぎて通い続けた日々が功を制したのか、後半パートは無我で身体が動いてくれた。

– 白蓮花 /四段以上 –

登る気で来ていたが登れると思っていなかった。
長い時間余韻に浸ったあと、好課題になると見込んでいたいくつかのラインを登った。

ネズミ道

ラッタのsdsから岩の隙間をワイド的に登る。ハンドジャムが気持ち悪く、見込み通り良い感じだった。

Blues

白面のlow start。というより後にできただけでこちらがむしろ自然なスタートだと思う。終始バランス崩しそうな…繊細なポジションが要求される。

 

動画/白蓮華

 

 

 

 

無垢/指切拳万

観音projectに通う日々の中で…
move精度が増していく。と共に新たなラインも増えていく。

天真爛漫の裏のルーフに下地ができた今年、新たなラインが誕生した。

ー 無垢 三段 2025年11月初登 ー


同日登ったもう一つのライン。

小さなルーフの中にえぐすぎるポケット二つ。いつも〆にやっていたが一向に登れず3年。どうせ5トライで指かわが裂ける。この日はポケットのコンディションがよくうまくいった。

ー 指切拳万 三段 同日初登 ー

12月に入り突然寒くなった。良い気候だ。
いよいよ全て終わる。

観音project…

ー 観音岩下project ー

通い詰めた3年前。
メインどころをやる合間にこのprojectもトライはしていたけれど登れる気配は一切なく。

それでもあまりに格好良いラインに半ば惚れ込みとりあえずトライ。
このエリアで最も負荷の高いmoveが4連続する。もちろん一手もできない。

 


2025年夏
久々立ち寄り少しだけやる。moveこそできなかったが姿勢はあらかた理解でき、秋のメインプロジェクトにいくまでの間、通ってみることに。

*

秋がなかなか訪れずこいつとの付き合いも長くなってきた。そして全てのmoveが完成。いつのまにかこいつが私のメインプロジェクトになってしまった。

 


11月 秋の終わり

気温は低かったが湿度はまだ高い。ベストとは言えないこの気候で、なんと最後の一手まで攻めることに成功した。冬になれば勝負になる、冬を待った。

そして12月

勝負をかける。そう決め出向くたびにトラブル発生。どうでもいい場所でネズミ取りに引っかかったりタイヤがバーストしたりと…結局、気は訪れることなく。

 

観音岩下project/初日

[ 観音岩下project/DAY1 ]

10月の終わり

気温も下がりぼちぼち難しいラインに着手しようと思いはじめる。ひとまず思いついたのが観音岩下のポータラカ左。

夏にうっすら可能性を感じていたので実際はどうか確認を。

エリアに着き見渡すとどうも岩が黒い。川を渡るも一面ビチャビチャ。寒暖差による結露か?

*

昼過ぎに軽くやってみる。激しくはあるが “ありそう"な気がした。
今日深追いしても仕方なさそうなので過去登った岩をベアフットで遊び店番に戻る。

Clash on the big bridge v12

真夏のとある日、ポータラカを登った。
その夕方、ポータラカから愛弟子が完成させたUTB繋げれる気がして遊んでみる。

すると画期的なシーケンスを発見しテンションが上がった。

これだからボルダリングは面白い。


秋に入ると雨が続き、今季狙っているprojectが全滅。
乾いている岩を放浪することとなった。

その一環で再訪した11月24日
秋の気候に助けられうまく登ることができた。

Clash on the big bridge v12(四段)

やっぱり気温が下がると全てがうまくいく。