5月13日 |巨石探検道での活動日
園長さんの計らいで植生に詳しいサントウさんに山を案内していただける日。
集合時間は14時だったのでそれまでエリア整備を。
朝まで続いた雨のせいで巨石探検道は厳しく、今回も奥の細道へ。
初めて山に入った時から気になっていた巨石、ラスボス的威圧感を放つ存在。果たしてラインは成っているのか?濡れてて取り付きこそできなかったものの無事掃除を終えた。
14時よりサントウさんの後ろをついていく。
*岩場周辺の小さな生態系 *食せる身近な植物たち。 *毒のあるものや環境に害のあるもの。 *希少な植生や環境 *蝶パーク構想。 *アサギマダラの生態と食草。 *イスノキとミツバチとサントウさん。 *この地の岩質 *六郷満山と探検道
いろんな話題を予定の倍の時間を使って聞かせてくれた。この地ならではの面白いエピソードもたくさんあるので機が熟した時に紹介したい。
夕方からは地元の方からジビエのバーベキューを振る舞ってもらった。人見知り発動したものの良い時間だった。
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市営宿泊施設ができる以前(1991年)、
観光/地域活性事業の一環で、六郷満山巡路であった荒れた古参道を再整備(1987年)。出来上がったその遊歩道は「巨石探検道」と名付けられた。
巨石探検道、クライマーにとってこれほどワクワクする名前があろうか?
その命名者が…まさかの、目の前にいる市の担当の方だった。
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暗闇の中、見上げると星が綺麗。
人里の明かりが一切入ってこない山の上。
食後、星空案内人に連れられ広場へ。そこには管理棟横の天体観測所から転がしてきた大型望遠鏡が設置されており私らは案内されるがまま夜空を覗いた。なんて贅沢な時間なのだろうか。
生態、環境、歴史、営み、夜空
この地に塗れた1日、幸せな気分で床に就いた。
5月14日
少し早起きをして店番前に2時間だけ岩へ。
ラスボス的巨石と対峙する。短い時間ではあったけれどこの地に恋焦がれる対象ができた瞬間だった。
[ ホトケノザ project ]
*巨石探検道、および奥の細道は現在公開調整中です。気長にお待ちくださいませ。