「Mt.F」カテゴリーアーカイブ

広大な山に散らばる岩。人里かつ作業道もあり大型車も通るため、シビア。さらに霊山につき配慮が必要。2013年、本格的に作業開始。

生乾きの岩「ジーザス」

雨が続く。川の水は増し山の岩は乾かない。
それでも岩に触りたいというメンバーとともに少しでも乾いていそうな森へ。

ー5月29日ー

岩は生乾きだけどどうにもならないほどではない。

こないだまでスカスカだった樹木も流石にフサフサしており、おかげで少しだけ涼しい。

私もとりあえず巨蟹宮pをやってみたけど、確認はおろかアプローチパートまで出来なくなっていた。やはり梅雨。

その後、仲間の「ジーザス」のトライを見届けた。

ハイボールながら上部への突入口が絶妙でプレッシャーがかかる。二人とも気迫伝わるトライで登りきった。

「あんな登りがしたい」
そう思わせる良いクライミングだった。

観戦合間にトライしたラインが仕上がってきたところでまさかの雨……。
キーホールドのピンチが染み出しあえなく敗退。

不完全燃焼。
梅雨だ。撤収。

 

 

動画 Jesus/旋回呪文

巨石再見と旋回呪文

樹木で囲われた巨石。

前傾壁の中だけは綺麗な空間が。
そこに身を置き見上げると、全面から覆い被さるよう迫る壁。

流石にデカすぎ諦めた。

あれか10年ほど経っただろうか?
(昔の記録もブログサイトの閉鎖により探しにくくなった。)

今思えば…ニライカナイやまほろばと同格か?


ー春の終わりー

雨が続き、岩登りどころではない。
あの岩を見に行こうと思い立ち準備をはじめた。

まずは地図と睨めっこ。地点を絞ってからはアプローチを練る。

昔は伐採直後で頑張れた急斜面も今は背丈以上の薮で流石に無理がある。開拓している脇のエリアから通すことにした。

ー5月8日ー

昼過ぎより山を歩く。
素通りしていく幾多の岩はどれも濡れていた。偵察の日にしておいてよかった。開拓エリアの端までは順調に進めたが、そこから巨石までがあまり良くなかった。

斜面をトラバースするのだけど実にスリッピー。怪我をすることはないと思うが面倒くさい。今回は突破を決めたが正規アプローチとしては使えそうにない。

トラバースを終えると丁度巨石の背中が見えた。
慌てて駆け寄り見上げると、その姿は記憶のままだった。

「丁度良いスケールに丁度良い傾斜。これは絶対に面白い」

ただ残念なことにホールドがかなり発達しておりそこまで高難易度は引けない。さらには岩質(特に表面)がとても弱く、グラウンドアップでは攻めれそうにない。

準備が必要、それでもやる価値はある。出直すことを決めた。


帰りに良いアプローチを探すとして、せっかく一山上がったので少しだけ登る。

綺麗な紙のど真ん中にマジックでふにゃっと落書きしたかのような薄いフレークを辿る。
真っ向系かと思いきやクルクル廻るマニアックな真っ向系だった。

旋回呪文

気持ち良く登れたところで、本題に戻る。
アプローチを探さねば。

候補に挙げていたもう一つの尾根から降る。薮が酷そうで候補から外したが結果的にこちらが正解。森の境界は薮の侵食が浅く頑張れば開通できそうだ。とりあえず今日は強行突破。

15分程度で別の駐車位置にたどりつくことができた。

また秋に。

カナブン

ずっとできそうな気はしていたけど、手頃すぎるこの岩はいつも後回し。5年は過ぎた。

2023/3/9(Thu)

ブランクセクションの一手は、読み通りマニアックなヒールフックで解決することができた。
後半は「燃える親分」パート、落ちはするけど大丈夫。

せっかくなのでスタンドパートで登った。

カナブン v10

最後に下部パートの確認。来季の楽しみが増えた。
けれども手頃過ぎるこの岩、果たして。

ぺぽ開拓日記3/30 山の奥編

3月30日
私の誕生日、じゃなくて開拓魔ポと開拓。

最近ぽがやっていた岩へ行く。
ぽの目的は前回登ったらしいミカガチの右。結構高さのある岩だけど、ラインは顕著でどれも素敵。

ポのトライを見守る。上部、少し冷やっとしたがしっかり登りきっていた。

コモドライト 初登ぽ

私はミカガチをやる。

かなり良いラインだった。
次。
これまた前回やっていたらしいポのproject。

ポのトライ、Moveはすぐに決まったみたいだけど、上部のホールドが見た目より悪く突っ込みきれずにいた。

そうこうしていると雨が降り出す。
その雨が良いきっかけとなったのか、気持ちが決まったようで次の便で登りきっていた。

ロッコン 初登ぽ

丁度、雨も激しくなる。
無理を言って、大昔見たキャンサーの岩に寄らせてもらう。キャンサーから右に抜けれそうな気がした。

少しだけやってみたもののコンディションが悪すぎ、よくわからなかった。
ただ、間違いなく可能性あり。
登り足りなかったので、移動して全天候型エリアのDomeへ。

Domeもコンディションが悪くすぐに撤収。
お互いやり残しもあるので、また一緒に来ることを誓って場を後にした。

4月6日
緊急事態宣言が発動。

夏、最後の開拓。

先週末はこの夏最後の開拓へ。
降り続いた雨で、予定の川はまたしても増水。

中止でも良かったが新人方集まっていたので、山の開拓の経験値上げ。

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アプローチ整備と岩一個丸投げし、ヅカナベ開拓。
ナベproは完成したようだが、ヅカproは未完成となった。

昼過ぎより、暑さとコンディションの悪さに耐え兼ね、
清流で遊ぶことになった。

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くりと私がそれぞれ数本づつ課題を作り、みんなでまったりと遊んだ。
適度な水深、適度な高さ、適度な水流でどれも面白かったが、中でも割れた壺は絶品であった。

割れた壺含め、この夏の動画を。

その後、別のエリアで少し登ったが写真を撮り忘れたので略す。