由布岳西口にて。
果てに見えるルーフ。
到底辿り着きそうにない岩に憧れをいだいていた。
それこそ20年近く。
夢や憧れはずっとそのままじゃいけない。
ー 2025年6月 雨の由布岳
トレジャー💎ハントに向け雨装備確認がてら山を歩くことに。目的地は憧れ。
午前中/曇り時々小雨
正面口からダッシュで飯盛ヶ城を駆け抜け尾根まで。予定通りルーフを見下ろす。
「?、、、イマイチかも」
ハズレを見越しほかの岩も偵察。一本東の谷を降りた。ブッシュが酷く良い岩はない。急斜面を上がり、とうとうルーフと対面。
想像を超え威圧的、というより遠くで見た通り上部はランディングが超斜面。しかも核心部。さらには一番良いラインは脆く染み出しが酷い。明らかに準備不足だ。登れそうなラインだけ登り見切りをつけた。
憧れ続けれるほど良い岩ではなかったけれど、もう一度来たい。雨が酷くなる前に周囲の岩をいくつか登り下山。
途中、本降りに。せっかくなので道中ポンチョタープを張ろうと試しみるもまさかの細引とペグを忘れるという失態。倒木で支えをとり四隅を小枝で固定。なんとか雨が凌げるレベルにはなった。ヒモ(細引)さえあれば戦力になりそうだ。
下山後、近くの自然公園でタープ張りリベンジ。
ちゃんと張れば普通の雨なら凌げることがわかった。トレジャーハントギア一軍入り確定。
充実した1日だった。