「RockPath」カテゴリーアーカイブ

狂う夢

11月6日

暇な時やっていた、それこそ10年近くやっていたprojectのホールドが欠損した。
掛かりがよくなり台無しに。

左に繋がっていた弱点がダイレクトにリップが狙えるようになった。

狂う夢

これはこれで面白くはあるがこれじゃない感。
雨が酷くなったので実家へ向かう。
とりあえず岩に触ることができ満たされた。

トノヤマ、はじまりの日

10月5日

TKTさんが初登した石人を拝みに2人で山に入る。
しばらく歩いたところで出現、良い岩だった。
聞くと奥にもやりたい岩があるらしくせっかくなので歩く。

さらに20分ほど歩いたところに良い岩が。
TKTさんのやっているラインの横を登らせてもらう。


丁度良いハングの中央から左出口まで全てポケットという構成。指の腹が痛いがとても面白かった。

ラビリンス

v8くらいだろうか?一番格好いい中央もそのうち完成されるだろう。


良い岩が点在することはわかったがアプローチが激しすぎる…。
ということでこの日は探索に全振りした。
地図を見ながら良い林道を当てようと彷徨うこと2時間。

時間こそ短縮はされないが歩きやすい道を発見。
後日駐車許可も取れたようでこれでじっくり進めることができる。私もまた。

本匠と虫月

学生時代に通い詰めた本匠。
この秋、その地の傍ら公開されたボルダーエリア「虫月」

10月16日

朝少し早めに出発。

三重の街並みを越え山間に入る。
車窓から見える光景はあの日々と変わらず。
レッドポイント前の重々しい感覚が思い出された。


エリアに到着。
渓谷に降りエリアを眺めると岩がまとまって転がっているのが見えた。

メインの岩はもちろん期待通り素晴らしい。
ただそれ以上に、アップでやろうと思った手前の岩や奥の岩も存在感があり驚いた。

目当ての the world 三段を筆頭にどれもハイクオリティハイセンスな課題で、やさしい課題から登りごたえもあり、この地を目的とした遠征で訪れたとしても満足させてくれるだろう。

夕方よりレイクストーン。

実はこの地のボルダリングシーンに興味を持ったのはこの岩からだった。
このハングを楽しそうに掃除し登る友人の投稿が実に良く、いつか来たいと思っていた。

渓谷のど真ん中にぽつんとあるハングが可愛い。
紅葉の時期はきっとさらにいいだろう。

日暮れ前、本匠まで来たからにはリードをせねばと遊歩道と宮前で遊びこの日のクライミングを終えた。

リードのエリアとして全国的に名の知れた本匠。
そこに追加されたボルダリングエリア、虫月とレイクはきっとこの先本匠を彩るエッセンスになっていくことだろう。次は泊まりで来たい。

戸河内紀行「初の三段峡」

いつも楽しみ福山出張。

ワクワク感漂う行き道
余韻に浸る帰り道

距離があるので一気には行けず、道中寄り道。
目指すは戸河内、丁度良い位置にある大好きな岩場。

【  2023年秋の戸河内紀行   】

ー10月23日ー

目覚めは近くのサービスエリアにて。十分な睡眠時間をとって岩に向かった。
今回は初となる三段峡エリア。

トポにあった駐車位置に停め少し驚いた。

思った以上に観光地。
渓谷の紅葉目当ての男女や全長13kmに渡る峡谷を走破するような格好をした人らが多く見られ、
そこに紛れようと努める。

まずは駐車料金所を払い車のナンバーを記入。
いざ入場。

温泉宿の看板をくぐり、渓谷に降りる。
岩脈の発達した渓谷脇に舗装された遊歩道を歩くこと30分。
(リアルに軽い登りの30分、きつくはないが長い)
良い岩が無数に現れた。

マルケロフ 三段

16時過ぎ
わかりやすいとはいえ、アプローチが長いので日暮れに余裕を持ち出発。

マルケロフの岩のみは川を越えねばならないのだけど、本流を上手く跳び超えたあとぼーっと歩いていたら脇のチョロチョロ流れている川に落ちてしまった。

ということで結局日暮れギリギリに渓谷を脱した。
疲れ果ててしまい目の前の宿に泊まろうとしたけど生憎の受付終了。そのまま福山のビジネスホテルをとった。


ー10月26日ー

実は前回、森の奥に潜む岩しか触っていなかったので名残り惜しく再訪。

昼過ぎから店番もあったので1時間だけ。
美しい渓谷の中で結露が乾くのを待ちつつゆっくり楽しんだ。
滞在するだけで癒される景観地、またいつの日か。

 

 

 

ヒガシノモリを歩く、秋

ヒガシノモリを歩く。

10月30日

ヨータが休みをとったらしいので一緒に歩く。
これまで見ていなかった空白地点をメインに。
もちろんシューズとチョークとブラシはザックに詰め込んで。

そこら中に岩は転がっているけれど今回は見送り先に進む。
途中、前回の探索で目をつけていた岩にあたりそれをやることに。


丁度いい高さ、丁度いいランディング、
ホールドも丁度いい感じにポケットが散らばる。

周辺の倒木を処理しそれぞれ思い思いのラインにとりつく。
自由に登ろうと思ったが最初に取り付いたラインが極め良く、慌ててヨータを呼び戻し一緒にやった。

(アイトユウキ)初登

その後、ついでに側面も。

ハロみたいな模様の入ったラインに惹かれてやってみたものの模様が極めて悪くムーブを作るのが精一杯。
「これでダメなら諦めて途中からやろう」
と意を決したトライで登りきることができた。

(ハロ)初登

トラバースを毛嫌いしている人も多いが、岩の筋に導かれるままそうなるラインは美しいと思う。
隣でやっていたヨータは早々に登り「メガピンクちゃん」と命名していたけど私にはそれが何かわからない。

その後も探索を続けたが、今回は空振り。目ぼしいエリアに出逢うことなく車に着いた。
登り足りなかったので手頃な岩で遊んで撤収。