「RockPath」カテゴリーアーカイブ

ジゴ坊エリア

帰り、こないだ紹介してもらったエリアに再び行ってみる。
今の状態では人里の生活に干渉し、かつ複数の私有地を通らねばならないため、前回は開拓不能と判断。

今回は遠目に見えた林道と航空写真を頼りにクリの車を無謀に走らせ、林道と思われる悪路を突き進んだ。

すると奇跡が起きた。

林道は倒木により、途中で塞がっていたが、この道がエリアに繋がっていると信じていた二人は、気付けば車を置いて走りだしていた。

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15:50エリア到着。
予定終了時間16:00。
無理やり一本登り切ったが、相当質の高い課題ができた。

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気円斬

16:05流石に撤収。
気円斬に敗退したクリをクリリンに改名し終了。
登ったらクリに戻る。

DiablesRouges v10

Apr.24 Thu
久々に乾いた岩を見た。
エリアはリンクルフェイス。

projectをやる前にまずはupで近くのラインを探る。

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上部をバラすのにかなり時間を要し、結局スタンドで登り核心3手のv9が出来た。
ここで、本題に入ろうと思ったが、当初の予定はシットダウン。
とりあえずバラす。
15分程度でばれたが、先程のスタンドの凶悪な初手前に地味な5手とフック解除、フットジャムセットが加わる。
前半だけの強度は対したことないのだが、行程が長すぎスタンドにうまく繋げるために集中力を要す。

思いっきり休み、トライ。
途中思いっきり後ろの木にぶつかったりもしたが、大レストとトライを三度繰り返し、完登。

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2時間もかかってしまった。
Diables Rouges v10

精神力を結構もっていかれ、本題をすぐにやる気が起きずダラダラと過ごす。
ようやくprojectに取り付きはじめた頃、AirPocketを倒したクリがやってきた。

その余韻に私も少しだけ浸り、トライ再開。
1時間近く打ったが進展なし。
完全にアップで間違えて取り付いたディアブレスに気持ちを全て持っていかれた。
敗退。

クリはここでも籠絡v7を登った。

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ラスト、moveの強度が低い籠絡のトラバースproject、愛しのロウラをやる。
手数が果てしないため繋げるのは程遠いが、何と無くmoveはわかってきた。
時間切れ終了。

最近、久留米のどっかぶりに対し異常なmotivetionがある。
意味不明な程のもので、岩に対してよりも高い。
オフシーズンのトレーニングに適した壁を作ったのだが、想定通り心地よい負荷で、黒テープが楽しくて仕方ない。
岩を上回るmotivetionはこれまで初めてで少し戸惑っている。というより、今日も少しやり過ぎた……。
登るだけで強くなれるとは思ってないので、少し考えねばならないが、とりあえずはmotivetionに従おう。
明日は久々の乾いた岩場。
緊張して寝れない…。

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虚無v11

Apr.21
相も変わらずまたこのルーフの下で悶えていた。

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天気は雨。
雨を気にせず登れるのはありがたい、
少なくとも車を降りるまではそう考えていた。

散々打ち込んで敗退を決めた今は、
やはり晴れを望んでいた。
雨からくる湿気で外傾したホールドは指先を弾き全く勝負に成らず。
前回の好感触は天気に恵まれたお陰だとわかった。

時間はまだ有り余っていたため、フラストレーションを吐き出すべく何と無くまた新たな道筋に取り付く。

想像通り、指と身体に悪いmoveの連続。ただ、久々に今の自分が通用するライン。
難解なフックも解決し全てのピースが揃った。
そこからが長かった、明らかに熟せるはずの動きが一連で通すと繋がらない。
特殊なフックが抜けてくる。

今振り返ると、勝因は何だったのだろうか?
体力的にも、指の皮のダメージ的にも終わりが近いことを自覚した次の便であったと思う。

全てがうまくはまり完登。

虚無 v11

前傾した凶悪なインカットホールド、特殊なフックがポイントとなる比較的得意とする分野であったためか、身体に違和感はなかった。
というよりも最近は限界をはるかに上回った課題ばかりやっていたため、少しだけ気が楽であった。

逆に成果のない日々に苛立ちを感じ、projectを攻めることから逃げ、間違いなく登れるであろうこのラインに逃げたことも明らかで。

一見的な成果を追うあまり、逃げた完登を求めてしまった。
心から強くありたい。

その後弟子達に教えてもらった岩は見て1日を終える。