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天象 の記録

1.29
次なるprojectが思いつかなかったのでふらふらしている内にたどり着いた川際のルーフ。
可能なことはずっとわかっていたが、何となく本格的にトライしてこなかったのは脆さからか。

はじめて腰を据えてやることにした。

まずは後半部のおさらい、
いきなりホールドが欠けて吹っ飛ばされる。
そのまま川へ……

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気温0度…
めげそうになったが、とりあえずmoveだけバラして撤収。
少しコンディションが悪かったことを理由にして暖かい車に戻った。

2.5
前回何となくバラしたmoveを確認しに再びルーフへ。
今回は川に落ちないようにランディング整備。

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相変わらず雑だが、ないよりはましだ。
しかし…この日の天候は吹雪。
川に落ちずとも寒い。
そそくさとmoveをバラす。

サタンポー同様にかなり難解。分かるまでに1時間以上かかった。
その後、ルーフ内の明瞭なスタートから登りきる。v10あたりだろうか。
迷ったが、名は付けないことにした。

ルーフを支えている別の岩を踏めば、ルーフ付け根からいける。
あまりに寒すぎたためこの日はこれまで。

2.9
あまりに課題が気になって強行スケジュールの合間を抜き、挑戦。
翌日、monoでのセットが入っていたため指かわダメージは避けなければならない。
ルールを課さないといつもの如く深追いしてしまうので、繋げ3便やって駄目なら潔く帰ろうと決めた。

いつも以上に慎重にmoveをおさらい。
指かわ温存モードで。
前回登った上部パートもさっくりリピート。
しっかり休み繋げ1便目。

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無事完登。
正直、もっと早い段階で登れた気もするが、3度訪れ3度それぞれに違った景色を見ることが出来た。
このルーフの下は、中々に心地良い。
登れたその日は天気も良く、川に反射した光がルーフを彩る。
それは天然の天象儀のようで…。

名を天象 グレードは一応v12 四段を提示する。

雨上がりのじご坊

2/1 じご坊
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エリアの苔がいつもに増して活き活きしていた。
目当ての岩はどれも濡れている、仕方なく整備をする。
正午が過ぎても乾かない岩にシビレを切らし、目的の岩に無理やり取り付くがやっぱり駄目。

昼飯を済ませ、午前中整備した岩をもう一巡。
するとかろうじて幾つかトライできるまで乾いていたので、
v7あたりのラインを適当に登った。
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どれも素晴らしいラインではあるのだが、
やはり目的の岩ではないことでフラストレーションはたまる。

その後、仲間の完登を眺めながらまったりと過ごす。

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日暮れ前、目的の岩ではなかったが難易度のありそうな真垂壁が乾いていることに気づき、慌てて打つが時間が足りずに敗退。
開拓にはこんな日もある。
いや、こんな日の方が多い。

OD宗像オープニングコンペセット

1.26(月)
チーフセッター平嶋元さんに声かけ頂き、OD宗像店のオープニングコンペのセット。
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15時間に渡るセットは、どの瞬間もとても刺激的であった。
元さんから得たことを書き尽くしたいが、下手に書くとネタバレになってしまうので、
実際のオープニングコンペを楽しみにしてもらいたい。

元さんの狙って作ったクラシックと、
私の偶然出来ていったクラシックのテイスト。

それらは今だからこそ新鮮ではないだろうか。

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今回は本数を作ろうとしたため、今引き出しに入っているものから忠実に出すことを意識した。
その過程の中で、チーフと密にミーティングして自覚したのだが、
私は古典のセットがしっくりくるようだ。

去年はトレンドを意識して主のセットを行っていたが、
今年はもう一度しっかりと古典を見直していきたい。

(ただ、joy久留米店全体の課題バランスはデジタルデータの算出に沿ってセットを行うので利用者は安心してほしい。)

とりあえず自己で行うセットは、
古典に運動を加えた新古典をテーマとしよう。

内面を見つめさせて貰える機会に感謝。

案内と呑みと開拓

1/24(土)
関西で就職した仲間の知人が九州に来るということで、
今週は岩場案内。
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最も手頃で快適な竜体山。
相変わらずここは心地よい。

昼前に着く。
小竜岩でアップし本題竜玉岩へ。
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竜玉岩では各自それぞれの課題を攻める。
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完登の有無関係なく皆素晴らしい登りであった。
ボブは雲龍v5完登。

夕方少しエリアを移し、暖かい場所でまったり過ごしこの日の登りを終えた。
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夜、定番だがjoyから徒歩2分の和かなやで呑む。
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その後早めの就寝。
翌日1/25(日)
ゲストホッシーは昨日実は足首を捻っており、安静を見て観光に切り替えた。

私らも予定を変更し開拓へ。
場所はジゴボウ。
まずはだの岩をやるか選定。
いつもこの選定に時間がかかるのだが、この日も例外ではなく、1時間程彷徨い決めた岩はこいつ。
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遠目で見たときは人工物かと思うほどすっきりした顔立ち。
二時間程度、ここで過ごす。
私もいくつか気になるラインがあり、取り付いてみる。

結論からいうとそのラインはv9程度になるだろう。
ただmoveが分かりづらく、この手の初登は苦戦する。
翌日の極めて大事な仕事に備え、フルパワーで靴を履くことを堪えた。

そんな葛藤の合間に仲間が見た目通り一癖あるv5とv3を完成させる。
その後、用事が詰まっていたため、私らは少し早めの撤収。
日暮れ前、クリが良い登りをしたようで、
そんな嬉しい報告をハードスケジュール最後の追い込み時に聞けて、疲労が少し和らいだ。

翌日のOD宗像オープニングコンペセットに続く。

イセッキーセット

1/23(金)
急遽タイミングがあったので、福岡セットチームイセッキと久留米店にてまったりセット。

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v3〜v8まで幅広く。
強度は強めで、彼の課題を登るには特有の身体能力を必要とし、
かつホールドつけからのセットは読みも要求される。
課題は暫く残るので、最近増産しているトレーニングウォールのシンプルな課題等と合わせて是非ともやってもらいたい。

私も楽しませてもらった。

近くまた一緒に作業するのでそちらも楽しみだ。