「RockPath」カテゴリーアーカイブ

水の上のピアノ

偵察の合間に見つけた川に浮かぶ岩陰。

川から頭を出した石が、奇跡的に目的の岩まで繋がっており、
その岩も美味しい面は陸になっていた。

image

これを見たら登らずにはいられないであろう。

整備ギアを忘れたため、常備のナイフで笹を刈る。

image

雪解けで岩が湿気ていたため、
リップ付近でのマントルで大苦戦した。

放置しても良かったのだが、最近岩の上に立っていないためフラストレーションがピーク。
無理やりねじ伏せた。

image

名はアプローチから
水の上のピアノとした。
グレードはあまりにコンディションが悪かったのでよくわからない。

年頭

雪解け、岩が濡れる。
陽当たりの良い場所で登る。

image image

乾いていた岩は流木等が堆積していたので掘り起こす。
出てきた岩をまじまじと見たところ、残念な事にスタートとなるホールドがなかった。
仕方なく、数年前にやっていたprojectをやる。

しかし、相変わらずひとつのmoveが1時間かけても出来ずに敗退。
出力が足りていない。
思い返せば、過去こいつに取り付いて以来出力系の課題に出会っていなかったため、トレーニングをしていない。
今年はもう少し幅を広げるために、メニューを変えてみよう。

帰り、寄り道をして龍体山へ。

普段は近寄らないようにしている最深部の御神体。
今回も地元の人や散策に来ている人に出会った。
利用者の安全祈願と、この先もクライミングが出来る環境を願って御神酒を。

image

まだまだクライミングの認知度は低いし、
どこでも登れる環境ではないので、
地道に出来ることをやっていきたい。

再録 2014年完登リスト

ホームページのトラブルで、記事が消えたので要点のみ再録。
昨年中に済ませたかったのだが、仕方ない。

本来は2014年の思い入れのある課題を紹介するとと共に並べていたのだが、
記事を書くmotivetionは尽きているので、記録用に高難度のみ羅列。

2014年 登った順 v10以上

稲妻繋ぎ v10三段
淡雪 v11三段
牡丹雪 v12四段
風林火山 v11三段
海亀 v11三段
anybody’s game v12四段
アバンギャルド v10三段
虚無 v11三段
diables rouges v10三段
mammamia v10三段
愛しのロウラ v12四段
スワローテイル v11三段 3撃 re
max pain v10三段 3撃 re
放浪カモメ v10三段 re
ラングレー v9/10二/三段 re
龍の閃き v10三段
星の契り v12四段
ウラノメトリア v13四/五段
スーパークララ v13四/五段
更紗 v12四段
偽りの龍 v11三段
エトピリカ
バルスパズル v12四段
煩いの虎 v10三段

image

image

image

image

image

image

image

image
image

再録 呑みと開拓

昨年の事は昨年中に済ませたかったが、
ホームページのトラブルで、
記事が消えたので記録用に要点のみ書き直す。

12/27 久留米店忘年会

image

image

image

image
3次会まで続き、組織としても密な話が出来たし、今後ネックになることや課題も話せ、何より楽しかった。

翌日、開拓。
其々が課題を整備し完成させた。

image

image

image

image
テラちゃん、たかdはリピートでも良いクライミング。
テラフレアv2やトシノセv3、シワスv2などが完成。
ジャガも粘り、笹v4を時間ギリギリで初登した。

私は、ターゲットが濡れていたため、整備に走ったが、
マットの空いた時間で、とりあえず火群v9を完成させた。

爽快感を求めて

先週の、前傾してひたすらハードなmoveの続く課題の登攀でストレスが溜まり、
次のストレス発散に選んだクライミングはスケールのある爽快な課題。

12/25
そんな課題を求めて山へ繰り出す。
久々の神話の森。

デカい岩に改めて興奮するが、
相変わらず、アプローチと岩は倒木や苔に覆われている。

仕方なくリップ掃除と浮石落とし、
ランディングの倒木や石の撤去、
作業満載でひたすら整備に励む。

image
2時間を費やした頃、
このままでは本末転倒だと気付き、整備のそんなに必要のない岩を探す。

そして選んだターゲットは、こいつ。
image
過去こいつと出会ったときは、登攀対象外のランディングだと思っていたが、
今見れば割と普通であった。

そしてよくよくホールドを観察すると、
面の一番美味しいところに良い具合に散らばっているではないか。

さらに、面最後のカチは非常に悪く、そこから届くであろう持ちの良いリップはいかにもココに跳んでくれと主張しているようだ。

面自体は整備の必要がなかったので開拓には珍しいリアルオンサイトのチャンス。
そして早速トライ。
6手の軽快な動作を決めてリップへのランジに入る、
予定が、後ろの80度の岩盤が怖すぎる。

ハイステップに切り替え、思い切り乗り込むが、動作中何mmか足りないことに気付き、
着地に備える。
第一関節の1/3程度掛かったが、安静を見てとめるのをやめていた。

着地、
成功。

際どいが大丈夫なことがわかった。

次の便で、ハイステップからのプッシュでリップを捉え完登。

image

非常に痺れるクライミングが出来た。

月桂冠v7とする。

当初の予定通り爽快感を得れたので、
満足して撤収。