Reset 1.01 の課題公開から三日目…
今回は私はともかくとして、
福岡市のジムスタッフ、井関さんと山下さんの3人で9本の課題をセットしました。
やさしい課題から難しい課題まで、テイストや色んな要素を三人で考えながら…。
というわけで、登られる皆様に、アンケートがわりにチェックシートとつけてもらえるとありがたいです。
いろんな方が挑戦できる難易度の設定をしていますので。
セッターとしても楽しみです♪
初日、昼過ぎより若者1人を捕まえて岩へ。
まさかの遅刻によりスケジュールが狂ったがそれなりには充実。
さとーもスコーピオンを日暮れ寸前で落としていた。
私は収穫なし。projectは、可能性あるのだろうか。もう少しやってみよう。
二日目、みんなで整備。
まずはアプローチ復旧。
その後更にアプローチ整備。
岩にたどり着いた頃にはみんなバテて半数以上が昼寝に入った。
私もその一人であったが。
projectはキーホールドが吹っ飛び終了通告。
同時にこの日の幕を閉じた。
三日目、相変わらず開拓。
トポまとめにひたすら歩いた後に気分転換にノーマットで幾つか登った。
夕暮れまで時間があったので移動し乙女岩のprojectへ。
相変わらず手応えはないままいつも通り一時間で指皮がきれ終了。かろうじて1move固まった。
風は秋を運ぶが、最後の夏の日差しには勝てず、
指先は汗ばむ
それでも梅雨の湿気より幾分ましで、
一便目でprojectは終わった。
〜体験会イベントで疲れ果てた夜、
尊敬するkowall奥村晃史氏と飲みに行くことになった。
ジム運営とスタイル,トレーニングの話は尽きることなく…
それでも時間は過ぎていき仲間がきっちり打ち切った。
惜しみながらだったろう、感謝。
翌日は開拓に。
私は仲間の登った課題のリピートを。
一本、スラブのハイボールは敗退。若者もこういう課題を初登出来るようになったかと感心。
昔なら無理してでもやらねばならなかった…。
その後、目を付けていた岩を整備。
そしていざトライ。
時間をかけて整備したのが無意味な程歯がたたなかった…。
メンタルをやられ昼寝。
夕方、幾つか課題をひいたり仲間のトライを見守ったりしてまったり過ごす。
ちょこちょこprojectを触ってみたものの全て全く歯が立たず。
帰る直前、フラストレーションがピークになり仲間に無理を言ってメインプロジェクトをやってみることに……。
付き合ってくれたことに感謝、
この判断に従ってくれたおかげで、今日の私の全てのダメっぷりが解消された。
project,一便目にて完登。
一番良い道筋ではない。
ただ、この岩の正面を初めて突破したことに感動した。
名を揚羽とし、グレードはつけない。
この動画を残す。
Sep.18
晴れの休日、秋の風が気持ち良い。
まずはスコーピオン、弟子も見事に瞬殺。
アップも終わったところでクララのルーフへ。
とりあえず下地整備。結構時間がかかったがとりあえずクララv13のスタートから始め、核心ど真ん中で龍の閃きv10に合流するラインに取り掛かる。クララ自体は抜けが天翔るv7なのでオリジナルよりも悪くなることを期待しワクワクしながらトライ開始。
まずは手順の合わない合流パートをどうこなすか…
とりあえず龍の閃きのスタートと逆手のままバラしてみることに。
これがいきなり形になってしまったにでトップアウトまでバラしてみると、ずっと逆手のままこなせてしまった。これにより予定より手数が減ったのでストレスが大幅に減った。
手数が少なくとも、振り絞って登れるか確証のない難易度の場合はストレスがかかる。
ただ、これはうまく振り絞れば登れることはわかっていた。
あとは左手のえぐいポケットに指の腱が耐えきれるかが問題。
えぐい上に選択したシーケンスが指先を捻り込み続けるmove。
数便しか狙えないのはわかっていた。
前半ミスが続き、うまくいった3便目で完登。
move強度は強いがクララの方が緊張が続くため難しいのではないどろうか。
完登した直後、
クリが更に下地整備を始める。
更に奥から続く可能性を通せと言わんばかりに…
無言のプレッシャーがかかる。
その後少しmoveを起こしたが時すでに遅く、筋肉痛が始まっていた。
打ち込んだ時間こそ短いものの、一応は限界値に近かったようで、更に狙う気力は残っていなかった。そもそも7日間打ち込んだクララの自動化で極限まで負荷を抑え込んでいるとはいえ、それはあくまで想いを込め続けたクララのバリエーション……代償が無いはずはない。
また次回来た際にやることにしよう。
名を星の契り
グレードをv12とする。
くりもバリエーションを一本完成させ、終了。
sep.16
昼前、みんなと合流。今日は案内。
メンバーはトップクライマー、平嶋元さんとジムスタッフ井関さん、こうちゃんとうちの新人。
まずは
彩(イロ) v10
2年ほど前に完成させた課題。完全なる一目惚れで、整備も必要なかったので、その日の予定を変更しワクワクしながら打ち込んだ課題。スケールは勿論、シーケンスがとても斬新で分かればフィジョカル的に負荷をかなり抑えれる。ルーフならではの動きが満喫できる課題で、v10クラスでは自己最高傑作の一本。
みんながどう攻めるか楽しみであった。
まずは復旧整備。
そしてトライ。
ゲンさん流石の解析力で、見事にシーケンスを見出した。
この課題、トライしたい方は後半動画を上げるので見ないで欲しい。
それはまるでパズルゲームの答えを見るようなものなので…。
moveの組み立てが非常に面白い。
(場所柄、公にはできないので気になる方は案内します。)
2時間ほど遊んだ後は、カナブンロックに移動。
昨年登った課題、
燃える親分v9/10と稲妻繋ぎv11のトライ。
燃える親分は、隣で若者が熱いトライを繰り返す最中、横で完成させた課題。
燃えろカナブンとつけていたら反対されたので今の名称になった。
左手のスローパーが極めてシビアにも関わらずラストまでずっと保持し続けなければならず…その上動きはダイナミック。
ぜひともギャップ萌えしてもらいたい課題だ。
今回の動画は
彩、燃える親分の2課題の第2登を狙うゲームを……。