「RockPath」カテゴリーアーカイブ

出張ユースレッスン「福山編」

福山近郊のユースたちへ!

「ピョンピョン楽しそうすぎて時間を費やしすぎてしまった」の図。

[ 福山(広島県)仕事旅 day2 ]4月16日

出張ユースレッスンでした。
熱冷めやらぬ前にと、おさらい用に先にアップ。


現在対象の層には2回目となる今回。
(前回はユース発達/発育中の基礎知識編)

「基本を踏まえての実践」

運動経歴や普段の環境が変われば、
個性(技術習得機会)も変わる。

ということでテーマは二つ。

✔︎ 基本技術の意義を限界値で確認(復習)
✔︎ 癖(習得したもの)を個別に(自覚と対処法)

10課題のセッションを行い、課題レクチャーと個別レッスンでフォロー。

  • 急な発育期の身体操作とメンタル▶︎具体的な対処と自信
  • 体制感覚と距離感の把握
  • 伴い、ダイナミックを心理的に避ける傾向の対処
  • 例題:コーディネーションの分解
  • 特殊能力がある分、基本技術の習得機会を失う(自覚とフォーム矯正と身体強化)
  • フィジカルトレーニングのタイミングと大人の登りへ

技術の細かい話もしたけれど優先順位高いもののみ。毎度おなじみ猛スピードと脱線。。。上記テーマを見たら粗方思い出せると思うので今一度おさらいどうぞ!

遠方からの依頼と縁、感謝してます。
より良い一歩が進めるよう心より願ってます!

 

 

課題生産と消費、そして鍛錬

コウタproject…Day 3
「 完 」

一本に熱意をそそぐこと。

それがジムだととても難しい、
時代になったと思う。


課題の生産と消費、その加速化。

岩を登る、登らない関係なく…
一つのもの、例えば限界を感じるものに時間をかけて成功させる過程。
また成功させたものをやりこみ染み込ませる過程って大事だと思う。(前々から書いているけど技術は意識を伴う反復によって身につくと考えている)

※もちろん課題の循環を自己の鍛錬にうまく利用することも大切。


 

ジム遠征だと一本に絞り集中するのが特に難しい。ホント頑張った、頑張ってる🔥

#joywall #climbing #bouldering
#福岡 #久留米

 

光の涯

今季登りたい道筋のひとつ。
巨石の弱点を贅沢に巡る。

SDSで巨大なハングにへばりつき、横に伸びるクラックを経てトップアウト。
贅沢なライン取りは良いけれど、手数が多くてよれる。

キャンサーから積屍気に繋ぐproject。
昨年全てのパートの動きができた。

[ 積屍気ext project ]


中間部、デッドでジャムを決めるmove以外はそこまで強度はない。けれど継続してシビアなフックと精度の必要な動きが求められるのでストレスは高い。

長期戦を覚悟した。

長く通うなら、ついでに周囲の岩もあわせて着手。
そして3本のprojectができた。

どれも積屍気extよりもやさしいとは思うけれど一癖ある。
結果的に[積屍気ext ]は想像以上にうまくいき、同時にはじめた気分転換のprojectたちが残された。

2024年2月

雨が続く予報、気持ちと自動化が切れぬように向かった夜のこと

光の涯 v13 初登

この地最大の目的は果たしたけれど、同時にはじめたprojectは全て残されたので…
F通いは続く。

岩で道場 In 竜体山 おわり。

岩登りをより豊かに!
道場で技術練習!!
ということでやってきた道場。

とうとう岩で…

岩で道場 in 竜体山 でした。

ー 3月20日 ー

今回は岩に行き慣れたメンバー構成でしたが、
岩場初級者も安心して取り組めるように準備。


みんなで名課題を巡りました!

美しきクラック
名もなき詩
スローピートラバース
龍光のランジ

課題がクライマーを成長させる、常々そう考えているのですが…
エッセンス満載のこれら。

「 上擦らず重心を安定させる 」
につきるラインナップ。

帰ってからはjoyで復習。
エッセンスたっぷりな新課題をそのままタワーに残していますのでみなさまも🔥

やっぱり岩で道場、ワチャワチャよかったですね
次回は5月の祝日……

「岩で珈琲」

です!!!

第2章

2024/4/3
荷物が届いた。
高級なハリボテと共に、彼の自作のボテと手紙が添えられて。

彼の進む道を見つめること6年?

競技に向き合うこと。競技の社会に身を置くこと。
成長の上で良いこともたくさんあるけれど、時に苦しいことも挫折しそうなことも。

さまざまな事を共有し、私もその都度一喜一憂した。


高校卒業と共に
「クライミングをやめ、今の夢を目指す」
という決意を持って彼と家族から起きられてきた荷物。

宝物が一つ増えた。

高級ボテの下から出てきた彼自作のボテを見て、涙腺が緩んだ。
ボテのフチにあえてフリクション加工をしていないあたり、彼の好きなものと想いが詰まっているのを感じた。そういうものを手放すという決意。

そのボテと手紙を読んで、
一緒に目指した彼の道、私が見ていたものは間違えていなかったと思え少し気持ちが和やかになった。(※私はコンペが嫌いだ。だからこそ)

 


さて、
自作ボテは素直にいただくとして。

高級ボテに関しては、いつか来るかもしれないその日まで預かりまた一緒に遊びたい。もちろんそれまでガッツリ使う。

卒業、そして出発の季節。
関われた方々からの連絡に自信をもらう。

もちろん私の第一義は自身のロッククライミング。
それでもこの時期だけは他人の人生が気になり感情動かされる。

今年度も精一杯生きたい。
それと同時に教え子たちのこれからの道を、変わらず後ろから見守っていたい。
ありがとう。