「RockPath」カテゴリーアーカイブ

久留米絣とじゃらし工房

久留米絣のチョークバック、joy店頭にて。
作成/じゃらし工房 @


我が拠点、筑後地方の重要無形文化財である伝統技法にて織られた”久留米絣”
その風合いは日本の風土に溶け込む。

久留米絣/

糸一本一本を部分的に染め、それを織り込むことで出来上がる木綿。

生地を染めるのではないため糸の染めから設計が必要になる。そのため30を超える工程は経て出来上がる。糸一本一本を大切に仕上げているため、織りあがった木綿は独特の強さと柔らかさがあり其々にオリジナリティが溢れる。

織物それぞれの個性/

この地に活きるたくさんの織物。コロナ禍に身分もしれない一クライマーに懇切丁寧に工程を紹介してくれたのは野村織物。出来上がった作品は温故知新そのもので想いが伝染してきます。

じゃらし工房のチョークバック/

素材を活かすためのクリエイター。セットもそうですがどれだけ物がよくても各人連携がとれていないと「場」に馴染んだものはできないと思います。私はロッククライマー、主役はあくまで自然だと思っています。私らの声を聞いてくれそれを形にしてくれるもの、それがじゃらし工房だと考えています。

個人感と質/

性能に関しては…初期のものはまだまだ荒削りでしたが5年経ち今のラインナップは比較的安定していると思います。…安定を自覚してしまうのが嫌いな私…。最近は今一度ぶっ壊したい気がしてて……。ということで今の形の最上といえるバランスはこれが最後かも😂是非とも手にとってもらえたらと。

 

久留米絣と私とじゃらし工房、試行錯誤は続きますがまったりと歩んでいきたいと思います。来年度、4月からもよろしくお願いします。

じゃらし工房 プランナー 田嶋一平

 

裏山を駆ける

裏山散歩がてら岩も登れる。そんな環境を羨ましく思っていた。


2024年11月の終わり

夕方から店番、雨で目当ての岩には行けず仕事をしていた。昼過ぎに雨がやんだ。

裏山の岩を思い出し、
せっかくなので車であがるのではなく山を歩いてアクセスしてみることに。

店番まで約1時間半。YAMAPを見ると参考タイムは片道大体1時間。
早速サーチン履いて駆けてみる。

突然の寒波にまだ追いついていないけれど、次第に慣れてきて岩に着く頃には万全に。
岩も乾いており30分ほど遊ぶことができた。

vivoもそうだけどサーチン履くと歩きもより一層楽しい。
Joyから15分、山登り20分、コンパクトな岩場だけど良い遊び場を再見することができた。また。

(ベアフットクライムでこの岩質は流石に痛いかな、平日の店番前か雨上がりの休みの日でもまた)

菊池ボルダー第一エリアトポ

熊本北部の愛すべきエリア「菊池ボルダー第一エリア」

主宰 yasu_kouta


山全体の岩の数は未だ未知数ながら第一エリアが昨年暮れにプレオープン。今回、そのトポの提供を知人向けに開始しました。 ー 2025/3/1 ー

joywallでも会員様に。合わせて、配布の際はエリアの情報を”口頭”にてお伝えしています。開拓協力金として2000円いただいてます。

現段階では最もアプローチが近いエリアで、車を停めて僅か20歩でメインクラスのボルダーが。他にもシンボルクラスが密集していますし、私も恋焦がれたラインが無数あります。

これから良い季節、ぜひ菊池の岩を楽しんで!

道場 「 フラッギング」

ジムと登術
「 道場 」
3月22日 19時〜
定員/7名程度
参加費/ジム利用料

身体操作と技術力向上の研究会。
今回のテーマは “ フラッギング “

脱力と出力の妙技、力の入れ方を探るのに適したテーマ。下半身のフィジカル(可動域含む)チェック。下半身の姿勢を整え上半身を起こしていく感覚を探ります。

参加希望される方はDM、もしくは店頭で受付してます!

21年来、Black jack

意図せず降りた河原を巡り、偶然目の前に現れた岩。
21年前手も足も出なかった記憶が蘇った。

当時、登れそうなんて感じさせてもらえなかった。悔しく悔しく思う反面可能性は感じ、きっと強いやつなら登るんだろうなと憧れもした。


灼熱中では何もわからなかった2024年夏、再訪を決めた。

2024年11月

気候に助けられはるかに感触が良かった。21年前に感じた可能性は確かなものだった。石の折り重なるランディングを理解しつつ着地になれたところで出力を上げる。

僅か3手の勝負、それも真っ向。こういう岩が好きだ。

BLACK JACK 三段 初登

*二ヶ月後、一宮もいい岩だと絶賛してくれた。

「きっと強いやつなら登るんだろうなと憧れもした。」
21年前感じた理想には近付いている。

アトランティス 三段

夕方、もう一本の心残りを登り日暮れまで遊んだ。