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ココペリ出張

広島県福山市のジム「ココペリ」さまでセット。

今回はシミプロ壁含めの全面チェンジ。
ココペリは一面一面がリアルに激広!!その三面がシミアツプロダクション壁。


   シミアツプロダクションとは

その壁に適した旬のホールドをレンタルにて準備、専属(所属)セッターが期間限定の課題を提供する。

まずは出来上がりの壁を!

もはや狂気、ヴォリュームのまぶし壁(?)のようですが全部ラインセット!

セッターはシミアツさん、あやりさん、ガッキーさん、コロちゃんさん、そこに私も混ざらせてもらいました。


【初日】シミプロ壁。6級から二段まで全27課題。

ここからは利用者視点ではなく、一クライマー視点ですが…。

ヴォリュームを躊躇なく使えるセット経験はかなり貴重だと。

普段であれば、貴重な球数となるヴォリューム。

余るようにある各色のヴォリューム。ということでキーではない場面でも躊躇なく使うことできる。躊躇なく使った結果、発見は意外なほど多いということ。

この経験は積み重ねたい…と、勉強になりました。

躊躇なく大胆に。且つ、限りない選択肢のなかで作られた課題はまた普段と彩が違うのは明らかで…ぜひトライしてもらえたらと。
(九州でもはじまるといいな)

運営目線の話でしたが、
良い機会に最大の感謝を。

 


【二日目】常設課題 5面のセット。

二日目もシミアツプロダクションセッターとともに。

常設課題ではヴォリュームのほかにSサイズのホールドもふんだんに。

シミアツセッター陣に感じたのは

課題のテイストに対し、
小さめのホールド(テクスチャ)に意味を持たせるチョイスが絶品で。

こういうセット技術やマインドがベースにあってこそのヴォリュームを使ったセット能力なのでしょうか?
終始トライしたい衝動に駆られました。

そんなこんなで常設課題70本以上。

盛りだくさんですが、こちらは常設なのでのんびり楽しんでもらえたら幸いです。

前回、過去最大限級にやらかしてしまった私。もう二度とよんでもらえないんじゃないかと内心猛反してましたが…今回はリベンジ。
テーマは「最適!」(フラグじゃない!)

今回はうまくできた!!!
ぜひ挑戦、練習いただければ幸いです。

 


運営チームの皆さま、濃ゆい常連さま、セッターチーム
ありがとうございましたー

トレーニング講習「力のオンオフ」終了

9月23日は要望がありトレーニング講習でした。
ご参加ありがとうございました!

今回は要望通り「力のオンオフ」

テーマ決定後に参加希望された方にあわせ少しだけ脱線しつつ。
以下、参加いただいた皆様や過去受けていただいた方への振り返り用
ということで項目のみ!

詳しくはまた希望していただければいつでも!!

ーーー
【前提の話】
トレーニングの概略と経緯
トレーニングのはじめ方
動作前のポジションをつくる意味
初歩「ニュートラルとイン」

【本題】
初歩のその先
❶重心軌跡(重心移動/重心コントロール)

身体の置き所と動き方
動作とその反動
実践

動作特性を理解し動きをコントロールする。古から言われているクライミングの基礎=重心移動だということ。

❷局面と力の波(呼吸)

身体的限界グレードに於いてポジションをつくることが精一杯な状態→その先の動きフルパワーがなることが常。
いかに対応していくか。本番を前にいかに練習でつくりあげていくか。

ーーー

今回は実践練習の時間少なめでしたので練習会をやります。
皆さまありがとうございました!!!

パープルヘイズ

いつかの夏にやろうと思い数年経った道際の岩塔。
いかんせんアプローチが怠い。


7月の雨上がり、やりたい岩はどこも乾いていないことが予想された。
気が向いたので出向いてみる。

道の上から眺めてみると岩は良い感じ。
…だけども、アプローチを考えると萎える。

急斜面の藪を下るのは怖い。
下流から永遠泳ぐのも怠い。

しばらく考え、懸垂下降でゴリ押す。

河原に降り立つも日陰がなく灼熱、たまらず川に飛び込む。その勢いのままシューズを履き全ライン登りきった。

ハング正面「パープルヘイズ」

岩自体は格好良いので夏の遊びとしてはありだと思う。


実は下流のボルダー群は過去一度公開している。
水害で随分と変わったが暇なときに通い続け、今回で周辺含め粗方終わった。
いい加減トポもまとめたい。

1時間ほどの滞在であったが、大大満足。撤収。

超空虚v11/天真爛漫v10

8月中旬、随分と長い雨にやられた。
山は湿気に支配され過ごせたもんじゃない。
今抱える川の岩も、あとは難しいやつしか残っていない。

となると整備に熱を。
大昔登ったものの最近の水害で状況が一変したエリアを復元することに。


エリア入りしまずは散策。というのも法面崩壊し河原に降りれない。一周歩いたが楽に降りれる場所はなかった。一番やりたくなかった急斜面の藪に入る。ザクザクになりながら彷徨い続け、なんとか降りれそうな場所を見つけた。

次は藪を払う。暑さが酷く体力の消耗が早い。
夕方までには何とか乾いた岩を触ることができた。

 


翌週、丁度いいサイズのルーフの他10本弱の課題が出来た。

超空虚 v11(三段+)


9月5日

臨時工事の車両が群れておりアクセスを諦めた。私は別にいつでも来れる。またの機会に。

ということでかつて公開したエリアを見回ってみる。
以前水没していた丸っこい岩に下地が出来ていた。
せっかくなのでやってみると、玄人好みのマントル課題になった。

さらに、
ハング面には顕著なポケットが。そこからやってみると実に悪い。
予定変更し腰を据える事にした。


天真爛漫 v10(三段)

日暮れまで時間があったので岩の隙間を登り〆た。

ジャム4手、フットジャム2歩の素敵ライン。解析に時間がかかったがスマートに登ることが出来たので良かった。

ジャーマンゲート

マントルとクラックはもう少し早く解析できるようになりたい。

超空虚v11/天真爛漫v10

雨上がりの富川渓谷

諫早出張の日、強い雨にやられた。
翌日最寄りの岩で登ろうと考えていたので少し落胆。

その日の朝、数日間降り続いた雨が止んだ。行くだけ行ってみる。

富川渓谷

諫早からわずか30分、なんて近いんだ。もちろん岩は濡れていた。せっかくなので散歩。面白そうな岩が良い感じに散らばっていた。


翌週

出張以来ずっと雨が降っていた。乾いていない気がしたものの少しでも触れることを期待し、仲間を連れ出発。

出鼻を挫かれた。

違和感を感じ高速に入る前にタイヤを確認するとパンクしていた。


結局、正午を大幅に過ぎた頃に到着。
日暮れまでそんなに時間はなかったものの、未知なる岩に触れるだけで楽しい。
現地にてローカルクライマーにラインを教えてもらった。

目的の岩は流石に濡れていた。1日雨が降らない程度で乾く雨量ではなかった。
濡れた岩を楽しむ。

目的のひとつだった竜骨の横のフェイスを。
岩の付け根(竜骨スタート付近)とカンテはぐっちょ、その間のフェイスパートにへばりつく。

短時間だったものの全ての動きは解決できたので、次こそは良い時に再訪したい。
また。