「RockPath」カテゴリーアーカイブ

鱗岩の話

記事の順番は前後するけど、たまには既存エリアの話。

12月16日

昼過ぎより雨が酷くなった。projectもどうにもならないので竜体山に移動。日暮れまであまり時間がなかったので鱗岩の掃除をした。

当時、リップに積もった紅い落葉が鬱陶しくも美しかった
紅鱗(ベニウロコ) v4(2級)

今は苔に覆われ苔鱗、ということで掃除。

濡れたリップが怖かったがとりあえず綺麗になった。

下も上もmoveが竜体山ぽくて面白い。また楽しんでもらえたらと。
ついでにトポのバリエーションのラインが間違っていることに気づいたので訂正。

奥ノ院 v5

「奥」スタート、抜けは「手触り」でした。

久々に登ってみての体感グレード、
紅鱗は竜の涙と同等。
奥ノ院はブラックボールと同等に感じた。

再登者が増えるとグレードも安定すると思うので、登ったら感想聞かせてもらえると嬉しいなと!

ゲストと雨とヴィーナスハング

11月21日
関東から来てくれたゲストO氏と大分のtuka氏で岩へ。

山を登って綺麗なカンテをやる。

栗崎初登「山立御免 v5」

山を降り、一緒に難しいラインを。

大きく移動しOzへ。

日暮れ間際まで遊んだところで、joyに帰ってお酒を飲んで1日終了。刺激的な一日に感謝。

11月25日
O氏と岩に行く予定が生憎の雨…

岩はほぼ全滅。下部だけ濡れていなかったヴィーナスハングをやる。
途中O氏も合流。目当ての岩はビショビショだったらしい。

少し話した後、雨に堪らなくなってか!Ozのやりかけの課題を見に行ってみるとのこと。

私は引き続きヴィーナスハング。ハロハロからアフロにつなげるバリエーションをやってみる。

イマイチどうかと思っていたパートにて、右足を送りキョンを入れると安定。左足のフットホールドが2度吹っ飛んだが、何だか出来そうな気がした。次回はコンディションが良いとき。

はじまりの1日となった。


ヴィーナスハング周辺の変化。

ヴィーナスハングから30m程度上流のあった
デビルズタング v10(三段)
いつかの豪雨で岩が1m程度動き傾斜がなくなっていた。よって消滅。

Zoc v8(初/二段)
フエコドーム
サブマリン v3(3級)のルーフ上から直上。最後の2手のみでv7程の強度、高さ感じる箇所での吹っ飛びそうなmoveはかなりの痺れる。
※車通りはかなりある、道路にはみ出してマットを敷くのは避けたい。落下領域のコントロールをしっかりと。

長岩山の現状とトポ

先月見に行った長岩山。ついでなので現状報告を兼ねてトポ更新。メインのもののみ。細かい岩や、わかりにくいものは今回略。

主だったものが高さのある脆い岩
しかもアプローチが一つ使えないためそれなりに歩く

誰が登るのだろうか??
何かの訓練?変わった思考のクライマー?近場の人?

私は岩があれば登るので、それなりに楽しめた。

ちょこちょこ状況は変わると思うので、何か有れば追記します。変化に気付いた方がおられる場合、連絡お願いします。

長岩山 瑪瑙(メノウ)

11月14日 体調悪くレストを決めた夕方、あまりにもどかしく居ても立ってもいられなくなり行動開始。

長岩山へ。
前回訪れた際も書いたが、近くて遠い。相変わらず夕方からは店番だったのでバタバタ。

目指すは3つ岩塔

2011年当時、高さと脆さで登りたくとも登れなかった右の岩の裏面。

時間もないので迷う間も無く取り付く。直上はやばかった。心の準備に時間を喰われそうだったので今回は左上を選んだ。

瑪瑙 初登

直登を捨てた結果、尖った岩塔の弱点をついた素敵なラインとなった。過去のラインをバタバタ確認して撤収。

大分出張レッスン「ベルコン編」

先週末、私タジッペは大分出張でした!

Joyはいつもと変わらずボルダリング未体験の方やいつもの方々にご利用いただけたと思います♪
今週もいつも通りみなさまの来店お待ちしております。

今日は大分出張の話を。
場所は西大分のジムサニーサイドでレッスン内容は
「耐:ベルトコンベア方式のコンペ」
でした。

ベルトコンベア自体の説明は略させてもらいます。
ボルダリングの大会の形式の一つで、公式の大会などでは主流となっています。

サニーサイドオーナーから「一回のトライを大切にすることを伝えてほしい」と依頼を受け、話し合った末このテーマとなりました。


クライミングの分類のひとつ、ボルダリング。
普段のボルダリングでは、ひたすら一つの課題に諦めず挑戦するのも良いと思います。

ただ今回はいつもと違うことを話しました。

コンペはボルダリングのゲーム。どうせゲームをやるなら良い点がとりたい!

ということで
ゲームで点数取るために、目の前の課題”以外”もひっかりと見ること。

点数がとれそうな課題やボーナス点(ゾーン)をしっかり見極め、力をコントロールすること。
時に諦めることが大切になることも。

まずはベルコン1セット行い、その後それぞれ良かったところともっと良くできるところの話。
そして2セット目。話した内容は略。

今後の練習に付加できる要点を書いておこうと思います。

●複数本のオブザを一気に行い、自分の能力で何ができるか見極める練習
(岩登りでも、初めていくエリアでは大切な能力かと)

●時間の使い方の練習
今回は150秒でしたが、限られた時間を有効に使うこと

●自分の体力と回復力を知る
今回あえて中間の課題にダメージ系を持ってきました。最終課題等、登れるはずの課題が登れないことにも理由があります。同じ意味で、1便目が一番良くでき、てその後到達高度が下がっていく子たちも…回復力のコントロール。

以上3点はすぐにでも取り組めると思います。

ということで、こんなところで。
家族で参加いただき本当にありがとうございました。


今回やってみて私も勉強に。
特に普段見ている教え子たちへのクライミングも深く見ることができ…

上記3点を踏まえた練習の実践を行なってみたく、今回のレッスンの続きをしたくなりました。

ということで次回はプライベートで練習実践編を行います。
場所は同様サニーサイド、有難いことに壁を一面貸してもらえるようです。

12月31日夕方から2時間程度。すでに何名か募ってますが希望者がもしいればタジッペまで連絡くださいませ。ラフにやりたいと思います♪

真逆の話になりますが、私個人としては
ゲームや、ゲームの中の競争相手にばかりに夢中のならず、普段は自分のクライミングをしっかり持つといいなと思います。

目の前にある課題を捨てず、しっかり向き合えるのがクライマーだと思います。

諦めないこと、投げ出さないこと。
今イベント中、後のことなど考えずトライする子どもらの姿勢は、私も刺激になりました。
ありがとうございました。