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RedNoahP,今季敗退/そして

3月9日
あまりに暑過ぎた。

川を渡るには晴れ続きでなければならず、
陽が刺さると岩が熱くなる。

終わりを悟った。

どちらにせよ1move、手応えがない。
1手だけなら10回に1回程度出来る。しかしv10の下部を熟してこの1手、今はできないだろう。

来季へ
…来季、今以上に能力をあげれるのだろうか?

若干不安。
トレーニングメニューの数値は一応漸進傾向だけど。。

昼過ぎまで一通り練習をし、今季敗退を決めた。
(チョーク: RXはバチ効きだけどこの時期指先に熱はこもり若干グチャグチャになるのでトライ毎RX1回/v3を2回が丁度良かった。)


あまりに手応えのないクライミングで1日が終わるのも微妙だったので寄り道
天象のルーフの側面のproject。ラインになっているのは明らかだったけど、当時moveを作りきれず、長らく放置。

今日登りきるつもりでいた、解ればそこまで難しくないだろうと。

moveがバレたとところで時間切れ。流石に1時間じゃどうにもならなかった。バラしたmoveが適正だったとしたらv13以上ある……、次回本腰いれてやってみよう。

龍の死直登

3月9日 夕方
モンスタースプーを登った疲労を溜めつつも登り足りず。

龍の死直登をやる。
ホールドの乏しいフェイスを左から右にトラバース。そこから右のスラブに抜ければ、2010年に登った「龍の死」になるわけだが、今回はその直登(トラバースなしの単体だとトカゲの城v7)。

ひとまず上部パート「トカゲの城v7(初段)」の確認。

中間部で乗り込んだ右がスリップ。着地は成功したが、転がる最中右膝が石に接触。

特にダメージはなかった。先程降り出した雨のせいで、フットホールドが湿っていたんだろう。その後、警戒しつつ上部確認、念には念をということで登りながら軽く掃除。


落ち着いたところで核心となる下部をやる。2010年当時やった妙なトウフックを使わずとも足を右に振れるようになっていた。
とはいえ、しばらく下部で落ち続けた。
雨が止まず焦る。

下部を突破できた便、中間部のレストポイントで長らく休み、気持ち悪い上部を熟す。

龍の死直登 v10/三段

岩から降りると土砂降りに。どちらにせよこれ以上は無理、よく登った1日だった。撤収。

TyphonV12/SupooV10

3月5日
前回バラした獅子門ハングp。

全moveとにかく悪い、これぞボルダリングってライン。
特に初手がガツンと来る。

Typhon v12/四段
最終的に、中間の数手は呼吸が出来るくらいの強度まで落ち、最後の追い討ち「リップへの一手」のストレスは想像より軽いものだった。
全てのmoveが悪い、やりきったという感覚が味わえるこういうボルダリングが一番好きだ。

3月9日
前回帰り際にやったカンテラインの続きをやろうと。

奇跡的に、このラインのキーホールドひとつだけが濡れていた。
こんなことってある???ひどい。。。

仕方なくやってみたけど、ダメ。

ということで、ハングからカンテを跨ぎ右のスラブに逃げるライン
「モンスタースプー」のロースタートpをやる。

離陸が極めて悪い。
30分ほど模索しなんとか離陸成功。その後の初手、2手目も悪い。

上部は2010年に登ったモンスタースプーv8/9(2段)

Monster Supoo (low) v10/三段

本題のprojectをやる体力と指皮はもうなくなっていた。。。
時刻はまだ15時
撤収には早かったので、比較的手頃だろう龍の死直登pをやることにした。

その話はまた。

獅子門pとココアv10

2月17日
ずっと放置していた「龍の死逆流p」
本格的にトライをと再訪。
現地に近づくにつれ雪は酷くなる。

到着すると、岩はグチャグチャ。
仕方ないのでリップと周辺を再整備。

夕方、雨の影響を受けにくい岩壁「チョコレートタワー」の基部で遊んだ。

2008年初登「チロルチョコ」のlowStartProject。
1本指ポケットがエグい。

move解析にかなり時間がかかった。
ポケットで受ける指皮のダメージが激しい、打ち込みたくなかった。
集中して勝負に入る。

気合いを入れた一便…
キーとなるガストンカチが欠損、ふっとんだ。。。

ホールドの掛かりは大幅に悪くなる。

バラシ直しは流石に萎えたが、同じシーケンスで成功。むしろ感触が良い。ホールド自体悪くなったが効く方向と動きの相性が良いようで動きやすい。

翌便、登ることができた。
ココア v10/三段

時間はあったが雪はまだ止まず。撤収。

3月2日 雨上がり
目当ての「龍の死逆流」は、相変わらず濡れていた。

夕方には乾くだろう、それまで陽だまりの岩をやることに。

↑裏獅子 v6/1級

身体がノッてきたところで獅子門のハング。ホールド欠損後(2010年)ライン消滅だと諦めていた。残されたホールドの距離感半端ない。

(獅子門中央p)

不可能だと思っていた二箇所。

ひとつは、最後のカチからリップの外傾した大穴。そこはダイナミックに動けば何とかなった。ラスト一手にこの強度はやばい。。。

もう一つは初手、フルスパンで右手カチにランジ…。
これは不可能だ。
中間に一旦右手を抑えられるポイントがあるが、足ブラでは厳しい、足を残すにもフットホールドが極めて悪い。

選択肢は一つ、それでも足を残す。

やり続けて、何とか成功した。右手の中継ホールドを身体で抑える。
次のフルスパンムーブもそこそこ悪い。

さらにリップランジまで3手入るがここも落ちそう…
もちろんリップランジも悪い。

6手全てで落ちれそうなほど、強度は高い。
こういう課題が好き。

一瞬一瞬の成功を重ねていくようなゲーム的ボルダリング、最高すぎる。

Moveをバラすだけで体力のほとんどを使い切ってしまったが、あまりに楽しくそのままやり込んだ。結果、リップ手前まで2度到達。次回は成功を。敗退。

夕方、目的の岩は乾いていた。もちろんやる元気はもうない。
2010年に放置した白い球pを登り撤収。

白い球 v9/2段

山口出張「Laboセット」

ブログの時系列は前後しますが…
営業ジムの課題は旬があると思うので、先に!!!

★★★

一昨日(3/16月)は山口のボルダリングジムlaboでセットでした!
お初のジムからお呼ばれし少しの緊張とともに気合い万全で。

ラボオーナーとはお互いSNS程度の面識…、なのだけど、実はオーナーのやっているYouTubeチャンネルの開拓動画がとても面白く毎回チェック(*´꒳`*)

開拓が上手くいかずグダグダしている感じがリアル!何よりも楽しそう。。私もいつか参戦したいです

と、いきなり脱線…。
セットのお話に戻して!

今回は、マンスリー課題用のラインセット。理想は二人で20本!
私へのリクエストは、岩に寄った課題を!!

とのことで…。
久々の原点回帰。ある種嬉しい依頼でもあります。

今回質が求められたセットなので、完登までして表に出すことに。
中には超難しいのを!含むという内容だったんので、エネルギー残量の調整を慎重に。

新課題23本中、私は11本。
依頼のセットリストは結構ハードで

2級以下5本
1級2本
初段2本
二段2本

久々この難易度の本数を要求された気がします。

かなりコアなクライマー向けのラインナップ。これら課題は4月中旬までのようなので、お早目にご賞味いただけたら!
そして登り残しや、一度登ったものでもやり込みたい課題がもし1本でも見つかれば、じっくり残しの期間で味わってもらえたら幸いです!!

★★★

夜はこれらの課題でセッション。

高難易度を要求された理由がわかりました、常連層強い!!!(そりゃ2段は必須だ。)
レスト時間に常連さんたちとお喋りしてたら、ガンガン岩に行っているようで
人もジムも濃ゆさを感じながら、私もセッションに混ぜてもらい深夜まで。。。翌日の筋肉痛が辛かった。。。

良い時間を過ごさせてもらいました。
感謝