今日のグループユースレッスン、途中いつもの脱線で大幅に質問内容から逸れたのでこの場で補充させてもらいます。
(説明能力のなさの反省として。。)
テーマは
●子どもの体力とメニューについて
きっかけは体力の向上と筋力の向上についての質問で…
体力と筋力、何が違うの?
という質問、そこで私は大人の行う筋力トレーニングのリスクと効率の悪さの説明に突っ走ってしまい、体力と筋力の違いを説明していなかったように思います。ということで補充させてもらいます。
(1)子どもは大人のミニチュア?
今回脱線の根源で、この説明に突っ走ってしまいました。少しだけ説明すると、子どもの身体と大人の身体は大きく異なり、大人メニューは効果が上がらないどころか故障のリスクも高くなります。
大人達が行う筋肉量向上を目的としたメニュー、その目的通り、ホルモンが出ていない限り筋肉の量を増やすのは非効率的。そのホルモンが出始めるのが、PHV(成長速度:年間の身長伸び)に変化が見られる頃となります。よって小学生の間は効率悪く、さらに関節に高い負荷やトルクがかかる運動は成長軟骨の損傷を考え極力避けたいところです。
(2)体力と筋力
体力って筋力じゃない?という質問に対し、体力を考えた時の要素の一つとして筋力がある、というざっくりとした回答後、リスクの説明と筋動員のパーセンテージ(筋肉量向上目的と持久力向上目的の差)に入った気がします。(猛反省。。)
ということで、本題の補足です。
↑持久トレ準備
●体力の構造(行動体力のみ引用)
①行動を起こす能力
筋力,筋パワー:筋機能
②行動を持続する能力
(A)持久力
(B)全身持久力:呼吸循環機能(メニューはクライミング以外で良い)
③行動を調整する能力
(A)平衡性:神経機能
(B)敏捷性:神経機能
(C)巧緻性:神経機能
(D)柔軟性:関節機能
※1990池上晴夫 新版運動処方より
といった感じで大丈夫でしょうか?
③に関しては、コーディネーショントレーニングで触れたような内容だと思ってもらえたらと。
補足させてもらいました。
ちなみに先に書いた
「関節に高い負荷やトルクがかかる運動は極力避けたいところ」
その状況に陥らないためにも、安定してクライミングを持続する力や、体力外においても関節に優しい登りを目指せたらいいですね♪
明日は祝日なので11時〜21時の営業です、
ではこんなところで、おやすみなさい〜