11月8日 延岡出張
宮崎のユース(保護者含有)に向けての講習会の講師として。場所はコアなクライマージム「インテンス」
ありがたいことにオーナー夫婦にはセットやユースのトレーニングを度々依頼いただいていますが、今回は宮崎県から。
ひむかサンライズプロジェクト(選手育成事業)
講習会参加はじめての家族、いつもの家族、コーチ陣、参加ありがとうございます。場の提供と段取り、いつもありがとうございます。
復習用に内容を書こうと思ってましたが、反省点が多すぎるのでひとりごとモードで書きたいと思います?読み飛ばしてください。
【内容】
- クライミングとはなにか?どんなモチベーション?
- 普段の練習の流れ
- 技術を練習するタイミングと目的
- グループレッスン
★はじめてクラス1:ポジションをつくること(重心位置と重心移動パターン)
身体を闇雲に動かすのではなく、重心移動をコントロールする練習。ムービング(次のホールドを狙う動作)に入る前にしっかりとポジションをつくることがメイン。
★はじめてクラス2:意識を伴う反復をしてみる、変化を知ること
小学生中学年クラスということで、一つの課題を丁寧に登る習慣や練習、楽しみ方(ルールづくりやゲーム性)を。やり込むことが楽しいと思ってもらえるよう大人の協力が。
★数回クラス:運動軌跡(運動パターン)の話を。
いつものメンバー、重心軌跡はコントロールできてきているので運動軌跡(運動パターン)の話を。
困難な課題に挑戦する際は特に、使い慣れた筋力を優先的に使うのが癖です。
たとえ癖があったとしても、大きな筋肉をうまく扱っていたり、関節への負担が少ない動きであったり、負荷に対して回復量が上回っていたり、コントロールして色々なことをできたりすれば 問題ないと思うのですが…
例えば、本人にとって一番力が出せる体勢だけで全て処理していたり、その体勢が局所的に強い負荷がかかるようなものであったりするなら、多少パフォーマンスが落ちたとしても改善してもいいと思います。
今後の練習をどうするかは私が決めることではないので、、私は私が気付いた癖を伝え自覚を促すことに徹底しました。
練習方法を変えても、すぐにコンペに勝てたり、目の前の課題が登れるようになったりはしないと思います。
重心軌跡の修正ほど、結果はすぐに出ません。(※重心軌跡修正は結果がすぐに出やすい)
なので練習に組み入れるかは本人たちが決めればいいと思います。もし今後体に違和感を持ったときはすぐに思い出してほしいと思います。
毎度反省点だらけで帰りの道中は色々頭の中ぐるぐるまわってます。。。
過去の講習の技術練習開始時、重心軌跡のコントロールと同時に体性感覚を研ぎ澄ますメニューを組み込んでおけば…
身体の扱いを意識しやすくするために、いきなり壁ではなく陸で導入しておけば…
変化を促す準備をもっとやっておけば…
反省ばかりの半日でした。とはいえ今の自分の精一杯はやれたと思います。次回があれば、私も進化して戻ってきたいと思います。
お招きいただき感謝、オーナー夫婦には毎度サポートいただき感謝しかありません。ありがとうございました!
宮崎のみなさま、良きクライミングを?