東京のボルダリングエリア、御嶽。
日本で最も有名なエリアであろう。
10年ぶりに訪ねる。
御嶽の駅を降りて驚いた。
散策目当ての人々、ハイカー、チャリ、でかいカヌー…?
様々なレジャーを目当てにこの地に沢山の人が集まっていた。
この地では、ボルダリングもそれらレジャーと同格のようだ。
早速レンタルマットという不思議なサービスを利用する。
何て気楽なんだろう。
開けた渓谷を降りる。
上には風情のある建物が見える。
前回は全く何も感じなかったのだが…。
変わった地形を把握しておらず悩んでいたら、たまたま通りがかった人と目的地が一緒だったので有難い事に同行させてもらえた。
目的の岩は降り続いた雨の影響により増水や染み出しのためどれも取り付けず。
それでも楽しめる岩は沢山あった。
後で見直すと、色んな課題を道筋勘違いのまま登っていたようだが、この場の出逢いとその空気をうまく味わえたので大変良かったと思う。
さて、毎回話題に上がるグレードについて。
忍者返しという1級の日本スタンダードがここにあるわけだが…。
グレードについてござござ書くのは正直嗜好と反するが……。
私は特に甘いと感じなかった(今回は)。
ちなみに他の低グレードも満遍なく触りどれも同じ感触。
基準はいかなる時代も基準のままで良いと思う。
仮にお買い得と呼ばれようとも、呼ばせようとも、
質が落ちるわけではないので一向に構わないのであろう。
そして段からは…幅が狭く感じた。
ただそれはVやフレンチに換算しなければ良いだけの話であって、御嶽のグレードとしては特段問題ないのであろう。
ロケーション含め沢山の人に愛される理由が改めてわかった。
今、改めて開拓者として御嶽に来れて良かった。
皆に感謝したい。