「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

獅子岩「王ノ星」

6月10日
久々の一日休み、せっかくの晴れということで岩へ。
流石にprojectをやれる気候ではないと判断、河原にで降りダラダラ過ごすことにした。

エリアに着く、するとまさかの工事中。辺りの岩に転戦しようと周るもどこもかしこも工事や行事で河原に降りれない…。

出鼻を挫かれた。近くには獅子岩がある。ただやっていないラインがあったか思い出せず記録を確認。
5年ほど前に登った「レグルス v9(二段)」のダイレクトが終わっていないことに気づいた。
(登った気がしたけど???)

ということで、レグルスダイレクトを。

4年前の動画データではリップへのシングルダイノが止まっていなかった。
フリクションのないリップ…
正直コンディションがいいとも思えないこの時期にやる課題でもないような気もするけど。

岩は夏前特有の湿気を保持していたものの、天然のタープと化した若葉が案外効果的で、覚悟していたほどの暑さではなかった。

いざトライ。
感触よく、いい具合にハマればリップがとれそうな気がした。
アップしつつトライしていたので徐々にテンションも上がっていく。

ぼちぼちくるな、という感触は大体正しい。

きた、
しかも左手が残った。

降りる。微妙、やりたかったmoveじゃない、これは気持ちよくない…リーチでねじ伏せた感じ…

やり直して飛びなおすも、左手が残る。
仕方ないので、その後登る。

「王ノ星 v10(三段)」
チョーク「v3」:湿気たホールドにいつも通りの安定感
シューズ 「Shadow」

レグルスのダイレクト…岩もラインも格好良い、moveもはじめの潜入感がなければ良い感じなのだろう。私が悪い。

ハンドリーチ178cm以下であればかなり格好良いmoveになると思う。体感グレードも2つは上がると思うけど。
このラインをやっていた2016年に比べ、指先の力はついたのだと思う。

身体の動きは悪くない。
気持ちを切り替え、前回諦めたABPをやることにした。
日暮れまで時間がない、バタバタ撤収準備をして移動。

(ABP 三日目のトライに続く)

山ノ華

2月4日 夜
かなり久々の岩。場所は少し前栗崎から聞いていた糸島に向かう途中の川原。前日の雨が多少気になりはしたものの日中晴れていたので岩はかろうじて乾いていた。

一番美味しい左ハング沿いには残念ながらホールドがなく成立していない。中央は取り付き脇に大きな石があるものの何とかなりそうだ。

周辺の岩でアップ、その後苔掃除。流石に闇の中リップ上で作業は怖い。準備が整ったところでいざ取り付く。

リップへの一手がダイナミックでかなり気持ち良い、この一手がv7程度か。核心はその手前のデッド気味カチとめ。1時間程度やったがどうも駄目…この一手とめたら相当気持ち良さげなのだが。指皮も時期なくなる、仕方なくスタティックmoveに切り替える。フックがかかるポイントを発見。かなりシビアだが安定性は増す。

山ノ華 v10(三段)
登ることはできたが指皮を消耗しきっての完登だったのでどうか?
クールダウンでその辺の岩を登って撤収。スラブが面白かった。

地元にて初詣、初登

2019年 元旦
珍しく実家速見にいた。
昼過ぎには久留米に戻りたかったので、またまた珍しい早起きをし出発。地元の山へ出向く。

地元豊岡の高台にある黒岩グラウンド、そのグラウンドより山を眺めると見える岩壁。

小学校の遠足で訪れた際、昼寝中その岩壁に押し潰される夢を見た。
(まさかその岩壁を登ることになろうとは…初めて高校の部活で来た際は、プレッシャーにやられ一番高いルートには取り付けず。)

実はその岩壁の直下には小さな神社がある。立ち寄ってみることに。

石鎚神社

いつもは人気にない神社だがこの日は御神酒と餅が置いてあり、更には人の出入りを感じた。地元の神社、更には私はクライマー。縁あるこの場所で今年の初詣をしようと決めた。

奥に岩壁が見える。

御神酒と餅は帰りにいただく事にし、岩へ。
せっかくなのでボルダーではなく壁にいくことに。

歩く事10分で到着。

60m程度の易しい壁なのだけど…
やはり初めての時の印象が強く未だプレッシャーを感じる。

この壁の上に実は…

石鎚神社 奥ノ院が存在する。
そこからの景色はとても素晴らしく…この日も変わらず別府湾は美しかった。

さて、初登り。

年末の連登で身体がボロボロ、ということでスーパーメルのショートバージョンを登る。v8あたりか?
projectも一応やってみたがどうにかなるはずもなく終了。

所縁ある地で初登りが出来て良かった。

帰り、神社に寄ってみたがお餅はもうなかった。皆から愛されてる神社なのだろう、何故か勝手に嬉しくなり御神酒を少しだけいただき撤退。

薙刀

8月30日深夜、
ひとつprojectが登れ安心(冥の記事参照)。

少し登り足りなかったので、車に戻りエリア移動する事に。
ざっと荷物を車に詰め込み、次の岩へいざ行かん。
と、その前に夜食。

月が綺麗な夜だった。

あまりの心地よさに、気づけば30分以上経過。
バタバタ移動し岩の前へ。

狙うは、塔が倒れかかったような岩。

カンテとハング真ん中にあるホールドをフル活用し、挟み込みで登るとこまでは想像できた。
かなりカッコいいmoveを要求してくる岩なのだが…

何せどうもリーチが足りない気がして
中々取り付けずにいた。

今回は時間もないので早々にトライ開始。
まずは右カンテに出すmove。

ランディングが斜面ということ、
フットホールドがカキコミ方向と逆を向いていること、
それらのせいでイマイチ距離が出せなかったが、補助足のスメア位置(軸足の逆)を修正し成功。

次、左手を出す予定であったがフットワークが行えることに気づき、カンテに右トウを。
大の字でギリギリ外傾したリップに右手が届く。

核心部は出来た。
予想より時間にあまりがある、ということで当初スタンドスタートで登る予定であったが塔の付け根よりやる事に。

明瞭なスタートホールドはあるがそれより下に何もない…。
ようはフットホールドがないという事だ。

ブラッシングをして、何とか形状がやや膨らんだような場所を見つけた。
一般的に見て、最悪な位置…
ただ私の得意な部類のmove、サイファ発動条件内にそいつはあった。

動きすぎると左の岩塔に突っ込んでいきそうになるが、そこは得意move。
扱いには慣れている。

時間はまだまだあったので、まったり繋げることに。
3便目、無事全てが成功した。

岩の形状から「薙刀 v10(三段)」としたが
私以上にハンドリーチがある人がやったら(私は175cmオーバー)少し優しく感じるかも…
とも思ったが、足位置的に一つ一つのmoveは縮こまって発動しなければならず、案外体感は変わらないかもしれない。

時刻は27:30
流石に眠くなってきたので撤収、
明るくなりはじめてきた頃、家に到着。

8月30日、夜

Projectをやろうにも、この日は何となく岩の上に登りたい気分。
という事で、登れそうな放置projectをチョイス。

狙うは、
2016年春に岩がびしょびしょの中トライしたごっついハング。

当時のトライ。

24:00 到着。

岩はしっとり、辛うじて登れるコンディション。

アップはjoyで済ませていたので速攻取り付く、
手も足も悪い中距離を出す、それがこのラインの肝。

さっくり登る予定が、ナイトだと距離感が狂う……

そして膨らんだ形状の先にホールドがあるので目視しづらい。
ナイトは失敗だ。

横の石から地ジャンして感覚を作る。
トライ再開、
すぐさまキャッチに成功したが次の一手で落ちる。

翌便、きちりと登った。

冥 v9/二段

時刻は24:50
時間はまだまだあったのですぐさま次!

狙うは仲間が整備した証明岩のランジproject、
30分くらい跳んだがどうも駄目、諦めて次に行くことに。

(今日はここまで)