「その他ナイト含む」カテゴリーアーカイブ

8月30日、夜

Projectをやろうにも、この日は何となく岩の上に登りたい気分。
という事で、登れそうな放置projectをチョイス。

狙うは、
2016年春に岩がびしょびしょの中トライしたごっついハング。

当時のトライ。

24:00 到着。

岩はしっとり、辛うじて登れるコンディション。

アップはjoyで済ませていたので速攻取り付く、
手も足も悪い中距離を出す、それがこのラインの肝。

さっくり登る予定が、ナイトだと距離感が狂う……

そして膨らんだ形状の先にホールドがあるので目視しづらい。
ナイトは失敗だ。

横の石から地ジャンして感覚を作る。
トライ再開、
すぐさまキャッチに成功したが次の一手で落ちる。

翌便、きちりと登った。

冥 v9/二段

時刻は24:50
時間はまだまだあったのですぐさま次!

狙うは仲間が整備した証明岩のランジproject、
30分くらい跳んだがどうも駄目、諦めて次に行くことに。

(今日はここまで)

2018年前期動画

いよいよ来たるベストシーズン前に、
溜まりに溜まった動画整理……。

今年の春夏の登攀動画メイン、
前ベストシーズンのprojectの合間に登った課題も。

①V8(初段) トヤマワキ
②天道 V7(初段) oz face
③靡き道 V10(三段) oz face
④DracoPlasm V10(三段) 耶馬溪ドーム
⑤ニコガミ V11(三段)
⑥徒桜 V10(三段)
⑦V9(二段)
⑧蠢く星屑 V7(初段)
⑨Denebola V10(三段) 玖珠川獅子岩
⑩UTOPIA V9/10(二/三段) 城島ボルダー
(11)パルスV10(三段) 初登枝村康弘氏
(12)(ランジ)V8(初段) 河頭山 初登弓月氏
(13)ロビノミミ V5(1級)
(14)冥 V9(二段)
(15)薙刀 V10(三段)
(16)crocus ls V7(初段) 河川公園

研磨

7月17日、
ロバノミミを登った後の話。
(前回の記事に7月14日と書いたが間違い)

ロバノミミは岩が脆く、安定して登れるmoveをつくるのに苦戦した。
次にやったのはその奥、川添いの岩。

そこまで大きさはないものの水流に磨かれ岩質は良好。

まずは岩の前にある倒木の処理。
あまりの暑さに(30℃オーバー)、休憩を適度に入れねばならず30分近くかかってしまった。

落ち着いてからは右から順に取り付き、
右 V5(1/2級)
研磨 V7(初段)↓

左 V5(1/2級)↓

の3本が出来た。

特に研磨は、繊細かつ複雑な構成で、組み立てるまでが面白かった。
左もデリケートな保持を要求され中々。

一通り登ってからはまだ時間はあったものの体力切れ。
撤収。

///被験者クラブ データ
気温30℃オーバー/湿度75%/川沿により岩に水分
=(react+タオル磨き)

カンテの課題、ロバノミミ

7月14日(かなり前の記録になるが…)
豪雨後、ちょこちょことエリア偵察を進めていた。

河川公園は相変わらず課題水没中。
上流域もほとんどが消滅。

期待していたウラノメトリアは、復活ならず。
まぁいつの日か陸に上がることでしょう。

暇つぶしに分岐からさらに上流、やったようなやってなかったような脆そうな岩をやる。

見た目好課題の予感。
取り付くと速攻足場が欠けてふっとばされた。

エッジを踏むとホールドごと吹っ飛ぶこと数回。
形状にスメアすることにした。
ただ…レイバックのポジションでエッジが踏めないとなるとかなりつらい…。

絶妙なレイバックを決め手を進めては、フックをかけ反対の手を寄せる
繰り返すこと数度でマントルへ。

見た目通りの絶妙なバランスをしいられる好課題であった。
見た目通りの脆さはあまり好みではないが…。

岩の形状から、ロバノミミ(V6/1級)。

///被験者クラブデータ///
気温30℃オーバー/湿度75%/雨上がり
V3(他全滅)
シューズ:キメラ

ユートピアと心霊スポット

8/6 (mon)

静かな夜、
目的のラインは濡れていた。
仕事終わりで疲れた私には丁度良かったのかもしれない、諦める。
代わりに、随分前に登った課題のやさしいバリエーションをまったりとやった。

休んでる最中、ふと近くの岩での大昔の出来事を思い出す。


「錆びた斧を持った何者かが潜む廃墟」

当時(およそ15年前)snsなどない時代、インターネット上でそんな噂が流れた地元のとある場所。

その廃墟には、確かに柄の悪そうな若者がたむろしていた。
ただそんな若者たちも心霊スポットとしての噂が広がるにつれ、徐々にいなくなっていった。
好奇心旺盛な人らが訪れるその場所は彼らにとって居心地が悪くなったのか…
その廃墟の脇にあるとある岩、当時の私には丁度良い規模で執拗に通った。

荒い岩質は指皮をえぐり、良く流血した。常時首に巻いているタオルで止血。
道中はイバラがひどいので大柄の鉈を。背にはウレタンパッド。

朝こそ誰もいないが夕方帰ることには、それこそ柄の悪そうな若者たちとすれ違った。

岩があるのは廃墟の下。傾斜がきつく、彼らとタイミングがガチ合えば、道を占拠するその側を数往復する他ない。

だいぶ後になって気づいたのだが、彼らにとっては私こそ不審者だったのではないだろうか。

そんな廃墟も最近ついに取り壊されたようだ。


思い出すことが豊富にある我が故郷周辺…
適度にレストをとり疲れた体に鞭打って何とか登りきった。


ユートピア V9/10(2/3段)

被験者クラブデータ
気温26度/湿度85%/スタート染み出し
max:boost+V3
シューズ:フューリアS(前半ポケットにねじ込むには変形しやすいこいつが最適)

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